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ZV-E10 【2台を予約】最適にな組み合わせが実現?

カメラ・映像・ライブ配信
この記事は約13分で読めます。

こんにちは、岩崎まさふみです。

先日、僕の会社フルハウスで緊急ミーティングを開いて「ZV-E10」を2台予約しました。

その様子については先程YouTubeにも公開しました。

  • ZV-E10って何?
  • なぜ2台も予約したの?
  • 他のカメラとどのように使い分けるの?
  • ZV-E10の心配な点は?

ZV-E10の上記4つについて解説します。

ZV-E10 とは?

SONY ZV-E10

ZV-E10は2021年の7月末にSONYから発表された新型VLOGカムです。

VLOGカムとは?

VLOGカムとは動画撮影に特化したミラーレスカメラです。

ミラーレスカメラの特徴は元々はスチール写真用に開発されたボディや回路、センサー等で構成されていますので所謂ビデオカメラなどよりも圧倒的に高画質な撮影が可能です。

ビデオカメラの場合はいくつかの種類に分類できて解釈はそれぞれありますが僕的には、

  • ホームビデオカメラ
    • 安価で安定性は高いが写りがいまいち
    • なのでVLOGには向かない (僕の場合)
  • 業務用カメラ
    • プロの放送カメラマンが使ってるタイプ
    • 軽いけどデカイ
    • 舞台上やVLOGには向かない
  • シネマカメラ
    • 写りはミラーレスカメラと一緒かそれ以上
    • ミラーレスより安定性高い
    • 高い・思い・大きい

という分類や解釈をしています。

こうした中でミラーレスカメラは、

  • 業務用や一眼レフに比べて小さくて軽い
  • 動画の写りはシネマカメラに近いか同一
  • そもそも写真機なので写真もきれい

という感じで個人が普段から持ち歩いて気軽に写真や動画を撮るのに向いているカメラなのです。

それを更に写真でも一般的に使われているギリギリ小型のセンサーにして、写真よりも動画での使い勝手に降ったものを一般的にはVLOGカムと呼ばれ、YouTubeやSNSの時代にマッチしたカメラとして展開され始めています。

ZV-E10の特徴

ZV-E10の特徴を理解する上では、実は他機種との比較という見方がどうしても欠かせません。

α6000シリーズを動画向けに

簡単にまとめると、

α6400をベースに

  • 液晶をチルト式からバリアングルに → VLOG向けに
  • 光学ファインダーを削除。写真は液晶で→ VLOG向けに
  • 優秀な手ブレ補正機能を追加 → VLOG向けに
  • モードノブなどスイッチに → コストダウン
  • 美肌モードを搭載 → VLOG向けに

という感じで徹底的にVLOG向けにモディファイした機種です。

写真機として使いやすい機構を省いて動画用に特化し徹底的にコストダウンを図ったミラーレスカメラです。
「省いて」と書きましたが写真は同じ様に撮れるはずです。
フィンダーやノブなど「写真のための便利な機能」が削ぎ落とされているだけです。

そのため、このカメラ単体で見てしまうとおそらく「中途半端なカメラ」となります。
そして、その中途半端さがVLOGカムとしては絶妙なのです。

僕はVLOGカムとしては使わない

VLOGカムとしての特徴などは恐らく他の多くのサイトで語られていると思います。

ですのでVLOGやりたい人には最高のカメラ?と思うじゃないですか?

実は僕の場合はVLOGカムとしては使わない予定なのです。
VLOGカムとしての購入を考えるのであれば、正直別のカメラをおすすめします

僕は普段α7S IIIとGoPro HERO9を使っていますが、

  • 待ち時間なしでサッと高品質な映像が撮れる→α7S III
  • 手ブレや水平維持、露出など何も気にせず手軽に撮れてコンパクト→GoPro HERO9

どちらと比較しても微妙に中途半端です。

なぜ2台も予約を?

僕がZV-E10のどの辺りの特徴を評価して2台予約したのかは主に次の3つです。

  1. GoPro がVLOG以外で微妙だった
  2. SONYミラーレスの台数増が必要だった
  3. サブ機としてAPS-Cはあり

GoProがVLOG以外では微妙だった

昨年はGoPro Hero 9を発売と同時に3台を購入したのですが、

  • 予定していた用途では、かなり使いにくかった。
  • 予定していなかった用途で大活躍

という2点があり、売却を検討していました。

予定していた用途では非常に使いづらかった

予定していた用途というのは主に2つです。

作品作りには不満

僕が昨年から初めた演奏動画のチャンネルなどでの作品づくりです。
これには全く不向きでした。
映像の品質が僕が求めるものとは違いました。

ハイダイナミックレンジで階調豊かに撮ってみたいな画作りが好きなのでです。
そうしたミラーレスカメラとの組み合わせには映像の質が合いませんでした。

昨年から初めた演奏動画のチャンネル

もちろん僕の技術力不足というのもあるかも知れません。
だとしても技術力なくても思ったような映像がとれるミラーレスカメラは優秀ですし、そちらに乗り換えた方が生産性はあがるでしょう。

ライブ配信用途には全く向かない

3台も台数を揃えた理由はライブ配信時のカメラ数を増やしたかったからというのもありました。

映りの良いミラーレスを購入するとなると1セットで10万円以上は必要です。
それがGoProなら5~6万円程度で用意できます。

すでにミラーレスは何台か運用していますが、サブ的に舞台上のカメラを増やしたい。
トータルで7~8台のカメラは常に必要ですので、それに対応するべく安価なGoProを3台導入しました。

ところが問題アリアリだったのです。

如何せんあくまでもアクションカム。
ライブ配信で使うと様々な問題にぶち当たりました。

出来ることは出来るのですが、仕事で使うにはあまりにも時間的効率が悪い。
かれこれライブ配信の仕事は何十回と携わってきましたが、毎回そんな事ばかり。

α6400を購入できる予算が確保できたら、GoProは売却して買い換えようと考えていました。

想定していなかった用途で大活躍

悪いことばかり書いてしまったGoProですが、僕が当初予定していなかった使い方では大活躍しました。

それは日常のVLOGです。

僕が予定していた用途では使い物にならない。
それではもったいないので本来の用途であるVLOGで使い倒してみようと。

VLOGアクションカムとしては最高

普段から首にかけたり車に取り付けたりで、こちらは大活躍しました。
ミラーレスでは躊躇してしまうシーンでも、ずっと回していたからVLOGができた、という感じです。

GoProが活躍したVLOG


まあ当たり前ですよね。
本来の用途ですから。

SONYミラーレスの台数を増やしたかった

昨年から僕の会社フルハウスの主要業務の一つとして音楽コンサートのライブ配信が増えました。

多くの有料ライブ配信を運営してきましたが、その裏側をYouTubeにしたりもしています。

有料ライブのライブ配信の場合、お金をいただく訳ですから画作りもしっかりとさせておく必要があります。

最低でも5台~7台のカメラを用意してスイッチング(切り替え)していく必要があります。

番組らしい画作りとしては有人カメラの他に、複数の固定カメラが必要です。

ミラーレスカメラは固定カメラとしても優秀。

近年はカメラをCANONからSONYに以降させていて、このタイミングで全てSONY機を統一したかったというのもありました。

メーカーを統一することので、仕込みでの色味調整などの時間を短縮することができます。

驚くほど安い

台数を増やすのにもZV-E10は実にうってつけです。

何故なら価格が…、驚くほど安いです。

ソニーストアでクーポンを使えば本体だけなら6万円台。

2台購入してもα6400を1台購入するような物です。

ZV-E10は特に新しい何かがあるわけではなく、パーツというか設計は全て過去の既存のカメラの組み合わせです。

基本はα6000番台のセンサーやマザーボードを使い、光学ファインダーやスイッチノブを排除し、液晶にZV-1やa7Cの様なバリアングル液晶モニターを採用しただけ。

そのため本格的に写真などもやりたい人には全くオススメしませんが、動画用に台数を増やしたい僕にはピッタリなのです。

サブ機としてめちゃ良いかも

値段の安さもあり「サブ機としてめちゃ良いかも」という仮説を今の所は持っています。

これは実機を使ってみないと断言できませんが、今の所その可能性はかなり高いと予想しています。

なぜサブ機として優秀そうなのか?

次の章で解説します。

現状に最適なカメラ

今の僕はZV-E10を2台購入することが僕にとっては最適解である予想しています。

ですので2台予約したわけですが。

現在考えているシーン毎の組み合わせのイメージを参考までにお伝えします。

仕事用のカメラセット

僕が仕事はカメラに携わるのは主に3つのシーンです。

ライブ配信キット

ライブ配信ではステージの規模にもよりますが、多くの場合で5台〜7台程度のカメラを配置します。

よくあるパターンとしては、

  • 有人カメラ 2~3台
  • 無人カメラ 4~5台

となることが多いです。

有人カメラはパンやズームといって人が操作して映像に動きを作ります。
そのためカメラマンが各自手に馴染んだ業務用カメラを持ち込みます。

無人の固定カメラの台数がそれなりに欲しいので、これまでは僕が所有しているSONY α7S IIIの2台とα64001台がレギュラー。
残りはα7S IIIやFX3などをレンタルしたり、GoProを使いにくいながらも使ったりなどしていました。

ZV-E10を2台加えることにより、対応の幅が増えます。

特にこれからの秋はコンサート関連の仕事が重なり、機材を2現場に分けなければならなかったりします。

手持ちの駒、戦力が増えるのは良いことです。

映像作品キット

スタジオでの演奏動画作品を作る場合に、最近は画質を統一するために基本はSONY α7S IIIの2台だけで撮影。
どうしてもカメラの台数が足りないときにはα6400も使っていました。

これにZV-E10の2台が加われば、カメラアングルの幅が相当に拡がりそうです。

スチール撮影キット

スチール撮影においてはフルサイズ2台を持っていくのでそんなに出番はないと思います。

プライベート用のカメラセット

個人用途としては次の組み合わせを旅行時などはレギュラーにする予定です。

  • VLOGメイン & スチール広角
    • SONY α7S III + 16-35mm f2.8 GM
  • VLOGサブ & スチール 標準〜中望遠
    • SONY ZV-E10 1号機 + SIGMA 28-70mm
  • 車載カメラ
    • SONY ZV-E10 2号機 + 16-50mm f3.5-5.6 OSS
  • VLOG首掛け
    • GoPro Hero 9

サブ機としてAPS-C

普段はメイン機としてフルサイズを使っています。
過去にも記事で紹介してきたSONY α7S IIIです。

そのサブ機としてAPS-Cが良いかもと以前から考えていました。

メイン機はVLOGも想定した広角ズーム

α7S IIIには16-35mmの広角ズームを付けています。
一般的にはメイン機には24-70mmなどの標準ズームを付ける物ですが、僕は広角ズームにしています。

理由としてはVLOG動画半分、写真半分だから。

セルフ動画の場合は基本的に広角が必須になってきます。

ただしサブ機として2台目があったらと思うシチュエーションはそれなりにあります。

  • 標準や中望遠域で写真を撮りたい。
  • 動画もBロールとして狭い画角の映像を撮りたい

などなどです。

サブ機の中望遠はAPS-Cで軽量コンパクトに

フルサイズをもう一台持ち歩くというのもありですが、フルサイズで中望遠カバーしようとすると大きく重くなります。
その点APS-Cであればボディだけでなくレンズも小さくなります。

画質の不利な面は少しあるかも知れませんが、日常での実運用を考えたら2nd機として最適です。

レンズを何にするか

SIGMA 28-70mmが遊んでいるので、一旦はこの組み合わせでしばらく運用してみます。

ただし、今月末に発売となるTAMRONタムロンの新レンズ「18-300mm f3.5-5.6 OSS」が良さそうです。
これまでのTAMRONレンズと同じ67mm系のコンパクトな全域ズームです。
これ1本で何でも撮れるそうなの凄い!

9/27発売で現在はまだ未発売ですので、18-200mmを掲載しておきます。

α7 IVも気になる

ただし少しづつリーク情報が出てきているα7 VIも気になります。
一部では今年の10月発売との噂もあります。

そしたらサブ機はα7VIになりそうです。
ただし、今はまだ海の物とも山の物とも分からないので、考えないようにしています。

ZV-E10の心配な点

良いこと尽くめのに見えるZV-E10ですが、不安点もあります。

4Kでの連続撮影時間は?

最大の懸念は4K撮影時の連続撮影時間です。

α7S IIIでは常に4K収録を行っていますが、30fpsで2時間以上の連続撮影を行っても止まったことはありません。

ZV-E10ではどうなのでしょうか?

SONYの公式サイトを見ると次のような表記がされています。

*2 [自動電源OFF温度]を[標準]に設定時、連続撮影時間は約20分です。手持ちで撮影するときは[自動電源OFF温度]を[標準]に設定してください。[高]に設定するときは、三脚などをご使用ください。撮影環境やカメラの温度によって連続撮影時間は異なります

SONY公式サイトより

こちらの表記を見る限りは20分は撮影できそうです。

温度設定を【高】にした場合は、もっといけるようです。
これは実機が来たら早速試してみたいと思います。

実は発表当初に気になって4Kでの連続撮影時間を調べてたんです。
その時はここの表記が20分ではなく5分になっていたんですよね。
なので動画でも5分と話してたんですけど、今この記事を書くにあたり再び見たら20分に増えてました。
5分だと4K常用は期待できないと考えていましたが、20分なら【高】にすれば実用的な可能性ありますね。
期待でてきました。

GoProも1台は残す予定

ZV-E10を2台にしてもGoPro Hero 9は1台は残します。

GoProはGoProで良いこと多いんですよね。

特にミラーレスに対してのアドバンテージは、

  1. 圧倒的な手ブレ補正の優秀さ
  2. 小さくて軽い
  3. 水の中で撮影できる防水性能
  4. 自動水平維持機能

などです。

特に4番の自動水平維持機能がとても有り難く、いつでも気にせずに録画ボタンを押せば水平の揺れのない動画が録れています。

ミラーレスだと常に気を付けないといけないし、日常や旅行だと中々そこまで落ち着いてカメラを回す時間ってなかったりするんですよね。

最後に

今回は僕がZV-E10を2台も予約した理由を書きました。

性能の割に激安な魅力的なカメラだと思います。

ただしα6400を使ってきた経験から言うと、初心者に簡単と言いづらいカメラです。

結局はミラーレスカメラですが、絞り、シャッタースピード、フレームレートについては理解しておく必要があるでしょうし、日中撮影ではNDフィルターもマストでしょう。

そしてファインダーが無いというのは、夏場の日中屋外の撮影ではそれなりに苦労します。

そういう場合にはコチラもオススメ

ただしカメラのこうした基本を学びながら使うのには良いかもしれません。

ということで、今回はこの辺で。
ではまた。

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