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映画「時の足おと」主題歌|フル尺YouTube公開

映画「時の足おと」の作曲など音楽プロデュースを担当、「加藤梨菜MasaP」YouTubeチャンネルにて公開しました。

これを担当
  • 音楽プロデュース
  • 作曲
  • 編曲(アレンジ)
  • ピアノ演奏
  • レコーディング・ディレクション
  • マスタリング
目次

映画「時の足おと」テーマソングをついにYouTube公開

岩崎将史(まさふみ)です。

以前にお知らせしていた映画「時の足おと」のテーマソングが完成となりました。

以前にお知らせした記事はこちら

過酷な状況下での制作進行

映画やテーマソングに携わって頂いた、実に多くの人から高評価を頂きまして、頑張った甲斐を感じています。
特に、主題歌提供の相談を頂いた直後に、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染が広まっていき、環境、時間、経済的にも過酷な状況の中での制作進行となりました。

多くの人の多くの思いが詰まった「時の足おと」テーマソングの制作ストーリーについて、少し書いてみます。

最初に書いておくと、今回の音楽制作に関わって頂いた人たちとは、ほぼ全ての工程をオンラインで薦めました。
皆さんとお会いしたのは、レコーディング時の1回だけ。

通常とは違うプロセスの中で「どの程度の作品ができるのか?」非常に楽しみな部分でもありました。

楽曲を作ることになった経緯

今回の主題歌提供の話は映像家である「小林浩十」さんからの相談がきっかけでした。

映像監督からの相談

今年2020年の2月の話です。

地域ボランティアによる自主映画なのですが…

岩崎将史のアイコン画像岩崎将史

是非、喜んで♫

自主だろうとなんだろうと「映画の主題歌」を提供できるというのは、作曲家としては非常に嬉しいものです。

ポピュラー・ミュージックの歴史は1900年代の初頭にティン・パン・アレイでの映画音楽をスタートに始まりました。

その辺りの歴史については「岩崎将史の音楽と思考の雑記ブログ」にて解説しています。

映画の音楽とは、関われるだけでも光栄なことです。

作詞・作曲について

楽曲提供が決まり早速、構想を練っていきました。

作詞を先に

僕は歌を作るときは、可能な限り歌詞を先に準備します。
歌は言葉を伝えるのがまずは最優先。
常に「作詞が先」が100%ではありませんが、「できればこだわりたい」部分です。

簡単な企画の歌であれば、僕が作詞をするときもあります。
が、今回の映画は多くの人の思いが詰まっているもの。
僕が手を出してはいけない物と最初から考えていました。

素晴らしい作詞家「由貴野ひめか」さんへオファー

最初から「作詞はプロに依頼するべきと」と考えていました。
直ぐにオファーを出したのが「由貴野ひめか」さん。

以前からいくつかの仕事で素晴らしい詞を頂いていました。

「由貴野ひめか」さんのニコニコ・コミュニティ

■作詞家実績↓ Σ(ノ∀`*)ペチ!!■

TVアニメ「HUNTER×HUNTER」キャラクター・ソング集2に収録されている

ヒソカのキャラソン『狂想レクイエム』の作詞をしました

http://www.amazon.co.jp/dp/B006WWE5LK/ref=cm_sw_r_tw_dp_MduApb1TYP5YM

アイドルマスターミリオンライブ! 横山奈緒ちゃんのキャラソンの作詞をしました

http://www.amazon.co.jp/dp/B00CICW682/ref=cm_sw_r_tw_dp_02TSrb1N5FQBHその他、アイドルの

「さくらシンデレラ https://sakura-cinderella.com/ 」

「イノセントリリー https://www.innocent-lily.com/ 」

に歌詞提供。

本名名義では「NHKみんなのうた」にも採用されたとかされないとか…(^由^)

主に元々ウチのリスナーだった作曲家さんのコンペ提出用デモに仮歌詞を付けるお手伝いなどしています。

「由貴野ひめか」さんのニコニコ・コミュニティ

大変に素晴らしい作詞家です。

由貴野さんに作詞のための情報を

そうなると僕の仕事はどれだけ由貴野さんに、

  • 映画のテーマを上手に伝えられるのか?
  • 作詞のヒントとなる材料を提供できるか?

ということになります。

岩崎将史のアイコン画像岩崎将史

何も知らない…

ということで、映像監督「小林浩十」さんに色々とお聞きして、作詞のための素材を確保。
それらを作詞家「由貴野ひめか」さんにお伝えしました。

詞を元に作曲開始

作詞家「由貴野ひめか」さんからは直ぐに詩が上がってきました。

最初に詞を読んでみての第一印象。

岩崎将史のアイコン画像岩崎将史

すばらしす…(;_;)

いや、凄い。

アレだけの素材で実に見事に「言葉」になっています。

「100年前も、100年後も…」

良いじゃないですか。
早速、この詞でメロディ作曲開始!

というわけには行きません。
普通はいくのですが、僕はボーカル楽曲を完成させるときの「できればこだわりたい手法」がもう一つあります。

それは「歌手に合わせて曲を作る」です。

歌手を探して…

作曲家としては「歌手の声の特徴、魅力を最大限に引っ張り出す曲作りをしたい」という理想があります。

僕の場合は企業や広告代理店などから依頼を受けて曲を作るという仕事がほとんどですので「音楽を中心に組み立てる」ということが少ないです。

今回は「僕が作った曲を提供する」という形なので、外からの意見ではなく僕の考えで自由に作りたい。
であるならば、なんとしても「歌手が先に決めたい」と考えていました。

そんな中で出会ったのが「加藤梨菜」さんです。

出会いの経緯についてはこちらの過去記事に書きました。

監督からいくつか頂いていた「声のイメージ」にピッタリでした。

歌手が決まって作曲開始

加藤さんには、スマホなどで撮影した歌ってみた動画をいくつか見せてもらいました。

  • 映画のテーマに合わせてシンプル、純朴なニュアンスで始まる。
  • サビの冒頭は地声の最も良い音域に持っていく
  • 高域のファルセット(裏声)が特徴なのでサビの最後で活かす

といくつかのポイントを設定しました。
これらのポイントが決まったら作曲開始です。

作曲時間はおそらくですが1~2時間ほどだったと思います。
ピアノに向かって作曲を完了しました。

僕は作曲の作業自体には時間を書けない人ですので、それ以上の時間を掛けることは、まずありません

ココでいう作曲とはメロディーと基本のコード進行を作ることです。

ピアノ伴奏だけの音声ファイルを加藤さんに送って「仮歌」を録音してもらいました。
年のためにいくつかのキーを試してもらいつつ。

結果は予定通り元の作曲時のキーが1番しっくりきていました。

編曲(アレンジ)

こうして作詞・作曲が完成したら次は編曲です。

編曲の前には「最終的にどういうアンサンブルでレコーディングするのか?」がとても重要です。

最初はピアノ1本のつもりで

実は今回、最初に映像監督「小林浩十」さんから相談を頂いた際は、

自主映画ということで全く予算はありません!

岩崎将史のアイコン画像岩崎将史

良いですよ。
僕の作品として提供しますので

ということで、伴奏は僕のピアノ1本でやるつもりでした。

ダメ元で参加ミュージシャンを呼びかけてみた

3曲を終えたのが4月の初旬。
新型コロナウイルス(covid-19)の影響が、僕の周りのミュージシャン達にも厳しい試練を与え始めていました。

皆さんほとんどの仕事を無くし、演奏をする場所を失っています。
僕も会社の売上が85%減という中でしたので、とても「仕事」として依頼をできる状態ではありませんした。
でも、何か少しでも皆でできないか?ということで、こんな投稿をしてみました。

多くのミュージシャンからの温かいメッセージが

ありがたいことに実に多くの「お手伝い頂ける」メッセージを頂きました。
残念ながら同じ楽器で被りまくった人も多く、全ての方に参加頂くことはできずに申し訳ありません。

今回の趣旨が「コロナ渦での作品づくり」であれば、全員にご参加頂いて、それに合わせた編曲(アレンジ)を目指したのですが、まず第一義は「映画のラストを飾るにふさわしい曲」にすることが本命。

映画視聴者の集中を妨げるほどの変化や展開などはやるべきではないので、苦渋の決断でした。

100年の歴史を感じる「昭和」の雰囲気を

アレンジの時にコンセプトで据えたのが「名鉄広見線100年の歴史」を感じるアレンジにすることでした。
参加頂く大先輩のミュージシャン方々が、主にジャズのフィールドだということもあり、ジャズ的なアプローチを軽く感じさせるポップスにしようと決めました。

今の若い人たちが聞いたらどう感じるのか?

とても気になるところではありますが…。

レコーディングに参加頂いたメンバー

時の足おと レコーディング

今回のレコーディングは、次のメンバーに参加いただける事になりました。

  • Flute 今枝智恵子
  • Violin / Viola 波馬朝加、伊藤徳子
  • Violin 山口美夕鶴
  • T.Sax 山崎真
  • E.Guitar 砂掛康浩
  • Piano 岩崎将史
  • E.Bass / Trombone 棚橋亮太朗
  • Drums 黒田和良
  • Percussion 山田信晴

編曲(アレンジ)作業中に、足りないパートの参加申請を頂けたりしたので、それに合わせてパートの役割を組みかえたりシつつ、数日間の作業となりました。

音楽をやっている人ならおわかりかと思いますが、最初は弦楽器はViolin複数名でViolaなどは無し。
管楽器もフルートとテナー・サックスでアルト系のパートがなし。
中々に困難で面白い編成に。
ただし、どうしてもバランスはいびつになってします。

ストリングス・セクションが実現

そこへ女神が現れました。

伊藤徳子さんのアイコン画像伊藤徳子さん

ヴァイオリンは集まっているみたいなので、
よろしければヴィオラで参加できますよ

超絶に助かりました。
コレでソプラノ・パートとアルト・アルト・パートを繋ぐハーモニーが作れます。

伊藤さんは僕が非常勤講師で行っている「名古屋音楽大学」の卒業生で、直接の授業はなかったと思いますが学生でもありました。
そして後輩ということにもなります。

そしたらヴァイオリン波馬さんも、

波間朝加さんのアイコン画像波間朝加さん

私もヴィオラ持ってますよ〜♫

岩崎将史のアイコン画像岩崎将史

何と!
ではダビングで小編成のアンサンブルにしちゃいましょう

ということで、ソロを想定した編曲から楽譜を修正して波馬さんにもヴァイオリンとヴィオラの両方を弾いて頂きました。

ヴァイオリンは山口さんと合わせて3人で、2回づつ重ねて録音して「6-6-4」と呼ばれるポップス・ストリングの最小編成に仕上げていきました。

豪華なバックグラウンド・ボーカル陣

バックグラウンド・ボーカルのも凄いメンバーが集まってしまいました。

まずは山口沙織さん。

山口沙織さんは、これまでのいくつかの作品の歌唱をお願いしてきました。

そう言えば過去作をホームページなどで全く公開してこなかったことに今気づきました。
近日中に記事も書いて、このページにもリンク貼ります。

そうそう山口沙織さんも僕の母校でもある名古屋音楽大学の卒業生♫

そしてソプラノには「西みほ」さん。

これまでも色々と企業案件の曲作りでソプラノをお願いしてきました。
そして西さんのCDアルバムのお手伝いもさせて頂きました。

バックグラウンド・ボーカルの最後はChiaさん。
Chiaさんにはアルトパートを歌って頂きました。

Chiaさんの1stアルバム「Pure Moon」のレコーディングのオーダーを頂いたのは2005年。
15年も前になります。

「時の足おと」でのChiaさんのレコーディングは実はオンライン実況配信をさせて頂きました。
実況配信と言っても一般公開ではありません。
名古屋音楽大学の僕が持っている授業「スタジオ実習」が5月はオンライン開催でした。
Chiaさんのスケジュールが丁度その事業の時間しか無理。
ということで、せっかくの良い機会なので学生たちにビシバシと1~2テイクでOKテイクを歌っていくChiaさんの歌唱と、スタジオのオペレートや僕のディレクションの様子を学生に解説を交えながら見ていただきました。

Chiaさんは名古屋音楽大学の卒業生で僕の先輩にもあたるという偶然も。

Chiaさんが今年リリースしたベスト盤「Pure Memories」の制作もお手伝いをさせて頂きました。

管楽器はフルートとテナー・サックス

管楽器はフルートの今枝智恵子さんとテナーサックスの山崎真さんが参加してくれました。

実は二人共近所?

今枝さんに至っては僕のスタジオ「フルハウス」から徒歩5分の所にお住まいます。
長くフランスに留学されていましたが、コロナの影響で3月に帰国されていました。

以前に、この僕のブログ記事にも登場頂いています。

そして山崎真さんも僕の仕事を何度も助けていただきました。
「Lady Note from OS☆U」のアルバムでもサックスをたくさん参加してくれています。

リズム隊はMasaPバンドで

Eギター、ピアノ、Eベース、ドラムは新たにコロナ渦中で始めたMasaPバンドにて。

「加藤梨菜MasaP」として、いくつかの動画をアップしています。
定期的にアップしていく予定です。

パーカッションも参加

ドラマーの山田信晴さんも直ぐにTwitterでメッセージをくれました。
僕が名古屋音楽大学で教え始めた時にまだ学生でしたが、とても優秀なドラマーです。

ただし、ドラマーは既に黒田和良さんにオファー済み。
山田信晴さんは劇団四季の「ライオンキング」のパーカッショニストとしても決定していたので、パーカッションをお願いできないか聞いてみました。

快く引き受けて参加してくれました。

加藤梨菜さんのレコーディング

最後は加藤梨菜さんのレコーディング。
加藤さんについては以前の「“バンドで弾いてみた・歌ってみた”の紅蓮華の記事」で詳しく書きましたので、そちらを是非ご覧ください。

加藤さんのレコーディングの時には映像監督「小林浩十」さんも来てくれました。

そしてこの「時の足おと」ミュージックビデオのためにガッツリと撮影してくれました。

今回の動画の加藤梨菜さんパートは、小林監督が撮影。
それ以外のパートは僕のスタジオ「フルハウス」のスタッフが頑張って撮影してくれました。

撮影・レコーディングのスタッフ
  • 山田貴々力タカノリ(フルハウス)
    • レコーディング
    • ミキシング
    • ミュージシャン撮影
  • 小林浩+ヒロシプラス(G-Factory)
    • 加藤梨菜さん撮影
    • 動画編集
  • 辰巳太文タツミモン(G-Factory)
    • 撮影

普段の仕事では中々できない豪華な作品に

時の足おと

無事にレコーディングと撮影を終えて、YouTubeで公開することができました。

今回の企画を振ってくれた映像監督の小林さん、そして参加してくれたミュージシャン達には本当に感謝しています。

僕は企業や事務所などからのオーダーを受けて曲を作る仕事が収入のメインなのですが、これだけのメンバーにお願いできる仕事はそうそうありません。

しかも特に具体的なオーダーも外野の意見もなく、純粋に作品に向きあって制作をすることができました。

世の中は、まだまだ大変な状況ではありますが、自分ができる事を一つ一つ形にしながらアウトプットしていきたいと思います。


僕の会社フルハウスではこうした音楽制作、プロデュースの仕事を行っています。
ホームページを是非、覗いてみてください。

そして映画「時の足おと」はコロナの影響で公開イベントが中止になってしまいました。
公開方法は未定となりましたが、こちらの公式チャンネルで、この後の情報が公開されていく予定です。

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この記事を書いた人

作曲家・編曲家・プロデューサー・エンジニア
どこにいても最高の音楽とサウンドは発信可能との新年で名古屋で起業。
株式会社フルハウス 代表取締役
名古屋音楽大学 非常勤講師

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