こんにちは、岩﨑将史です。
皆さんは「996」という言葉をご存知でしょうか?
経済ニュースなどを見ている方は大抵ご存知かと思います。
その「996」について少しだけ興味深い情報を得ましたので共有します。
996とは何?

その前に「996とは何か?」というのを少しだけ解説。
「996」は中華人民共和国の雇用制度です。
朝9時から夜9時で週6日の勤務。
この数字を抜き出して「996」と呼ばれています。
wikipediaの「996」解説
中国の高度経済成長を支え、今やアメリカテック企業にも浸透

「996」は2000年から2020年頃までの中国の急激な高度経済成長を支えた原動力の1つです。
ところが今や「996」は中国国内だけでなくアメリカのテック企業にも広がっています。
2025年の秋にはアメリカ、フォーブスのニュースでも取り上げられました。
テック系は今や優秀な中国人が活躍の中心といって良い業界。
必然的に労働文化の影響も受けるでしょう。
何よりも中華系企業が競合相手でもあります。
負けないためにはより長時間働く必要があるということで、時代を逆行するような働き方が話題になっています。
若い中国出身者の生の声

そんな中で先日、中国出身の若い人の生の声を聞くことができました。
普段からお付き合いのある中国の人はそれなりにいますが、皆さん、優秀な経営者だったり音楽家だったり。一般的な労働者とは、かなりかけ離れた経済感覚の人たちばかりでした。
そんな中で、頻繁に一緒に仕事をしている経営者仲間が新たな社員を採用。
名はソウさん。中国出身の20代の素敵な女性です。
現場でお会いした際に、私が以前から興味のあった「996」について彼女に質問してみました。
もう996ではなく、時代は997へ


「996」という言葉を中国のニュースでは頻繁に見るのですが、実際に存在するんですか?

あ〜〜、昔はありましたね

やはりあったんですね。
ということはもう今は労働条件は良くなってる?

いえいえ、逆です。
今は「997」です。

?!?!?!

中国は不景気なので「休みが欲しい」というと就職できません
マジですか。
日本企業 vs 海外企業での労働時間の違い

SNSでは家電やガジェット系などでの日本企業の凋落ぶりを嘆く投稿を稀に見かけます。
PC (パソコン) やガジェットなどは圧倒的に中華製に押されていますね。
日本も昔は同様でした。
1950年代の高度経済成長期から1990年のバブル期まで。
多くの会社では9時から勤務で3時間程度は残業が当たり前で、休みは日曜日だけ。
私の父もそんな感じで働いていました。
決して昔の労働形態が良いとは思っていませんが、997で海外の競合に勝つのはかなり難しそうです。
週40時間までの勤務を、複数名で繋ごうとしてもロスは必ずでます。
その分、組織の意思決定や予算付けの迅速さが重要になるかと思いますが、中華系企業はこの2点も優れているように感じますし。
今回のブログで解決策や結論はありません。
日本と海外との現場感の違いを、ソウさんとの会話で改めて実感しましたという共有でした。
ということで、今回はこの辺で。
ではまた。






