岩崎将史です。
僕が音楽を担当した動画が公開されていましたので紹介です。
東京モーターショー2019 名古屋大学
10月24日(木)から11月4日(月)まで期間、東京ビッグサイトにて東京モーターショーが開催されていました。
毎年のようにどこかのブースには音楽を提供させて頂いておりましたが、今年は名古屋大学の「All GaN Vehicle」の音楽を担当させて頂きました。
「All GaN Vehicle」のYouTube動画
そこで上映されていた動画がこちらです。
もちろん作曲、編曲、DTM(打ち込み)、ミックス、マスタリングと音楽は全て僕が担当しております。
「All GaN Vehicle」の詳細ついては名古屋大学の専用サイトがあります。
名古屋大学と共に環境省のロゴが入ってまして、なんだか良い仕事をしたような気持ちです(笑)
全てDTMシーケンスによる制作
今回は全てLOGIC pro Xを使って制作したDTM作品です。
使用したシンセサイザー音源を少し紹介します。
ピアノはSynchronのYAMAHA CFX
ピアノはSyncronのYAMAHA CFXです。
以前にピアノ音源の特集で紹介しました。
ピアノ音源の特集記事
非常に美しいピアノ音源でアーティキュレーションも豊富。
今の所、文句の無いピアノ音源です。
Synchron Pianos YAMAHA CFX 公式
ストリングスとブラスセクションはEastWest「Hollywood」
オーケストラ系はEastWestのHollywoodを使いました。
僕は最初のQLSOのバージョンを2000年代初期の出始めに購入したんですよね。
その時は130万円くらいだったんですよね…。
今は10万円以下で買えてしまう。
新規に購入される方が羨ましいです。
今はクリエイター仲間ではViennaを使っている人の方が多いです。
僕も持ってはいるんですけど、つい扱いに慣れているこちらを立ち上げてしまいます。
シンセサイザーやリズムセクションはNative Instruments
リズムセクション系は主にNative Instrumentsのソフトシンセ音源を使いました。
ドラムはBATTERY 4
ドラムはBATTERY 4です。
膨大なサンプルを自分の好みでKEYにマッピングできるのでとても使いやすいドラムシンセです。
シンセ内部で個々のサンプルのEQやコンプレッション、リバーブなど個別の音作りもある程度できるので、手早くドラム&パーカッショントラックをまとめることができます。
EFXの数が必要な時は、結局パラアウトしてミックスが必要なんだけども〜
ベースはMASSIVE
シンセサイザー系サウンドが欲しい時の定番。
LOGICのArchemyも悪くないですが、MASSIVEの方が太いです。
Archemyだと200Hz前後の存在感が軽くて説得力が弱いと感じることが多いです。
(それでも良く使いますけどね)
Eギター
Eギターは2種類の音源を使いました、そのうちの1つがSCARBEE FUNK GUITARISTです。
実際に生演奏でレコーディングされた様々なファンクギターのパターンがコード毎に収録されています。
公式サイトによると、Søren Reiffさんが演奏したフレーズだそうです。
DTMで全て仕上げなければならない場合にはとても重宝します。
Native Instrumentの全てのソフトシンセ音源がバンドルされたKOMPLETE ULTIMATE
今回、使用したNative Instruments のソフトシンセ音源は、全てKOMPLETEにバンドルされて入っています。
キーボードはKeyscape
最初は LOGIC pro X 標準のエレクトリックピアノで作曲始めたのですが、最終的にSPECTRASONICのKEYSCAPEでWurlitzer に差し替えました。
LOGICのE.ピアノだと、同じフレーズを演奏していてもイマイチ物足りなくて、ついつい他の楽器を増やしたくなってしまいます。
KEYSCAPEのE.ピアノは、それだけで納得させられるサウンドで説得力が違うんですよね。
おすすめドンドン教えて下さい。
今回使用した制作ツールの一部を紹介しました。
中々、あたらしいツールを試す時間が作れないですが、オススメあれば僕にもどんどん教えてほしいです。
公開されている作品を見つけたらまたブログ記事にしたいと思います。
では、また。
MASSIVE Xが2019年の6月にリリースされてます。
直ぐにダウンロードはしたのですが、時間なさすぎてまだ試せていません…。