長時間のデスクワーク、腱鞘炎などの体に対するケアで僕が気をつけていること第2段。
1段目はポインティングデバイスでした。
2つ目は椅子です。
アーロンチェアとコンテッサとバランスボール
PC作業などのデスクワークに最強の椅子は?
と尋ねられたら、僕は迷わずアーロンチェアを候補にあげます。
フルハウスのスタジオで使っていますが、10数時間に及ぶ連続PC作業でも体への負担が全くなくてとても良いです。
近年はオカムラのコンテッサも評判が良く、別の所ではこちらを使っています。
どちらも良い椅子でオススメのオフィスチェアを聞かれたら、ツベコベ言わずにどちらかにしましょうと言います。
ですが、PC作業で肩こり、腱鞘炎などに困っている人にオススメしたいのは、この2つの楽ちんな椅子ではなく…。
バランスボールです。
僕は先程の2つの椅子とバランスボールを僕は使い分けています。
バランスボールにした理由は肩こり解消
バランスボールにした理由は、いわゆる「肩こり」を解消したかったからです。
背中や首の筋肉が固くなる理由として、PC作業にマウスやトラックボールが原因だろうと推察してます。
指を動かすだけなのに背中の筋肉が必要以上に力が入っていて痛くなるのですが分かっていたからです。
いつもPC作業などなをすると肩甲骨の内側辺りを中心に力が入っていて痛くなっていました。
何故、解消されると考えたのか?
腕、というか指の筋肉だけを動かし、肩や背中への力とは完全に切り離すことができるようになれば良いのでは?と考えました。
バランスボールでは背中や肩に力が入るとバランスが変わっていしまいます。
上体を常に真っ直ぐ正しい姿勢でキープするようにすれば、自ずと指や手の最低限の筋肉だけを動かせるようになるのでは?と考えたのです。
結論、完全に解消されました
ピアノのハノンなどの基礎練習もしばらくバランスボールで行いました。
効果があったのかというと、僕の場合は完全に解消されました。
今やマウスやトラックボールで首、肩、背中が痛くなるという経験は数年間ありません。
上体と腕の使い方が完全に独立できている感じが自分で分かります。
2年ほどバランスボール生活を過ごしたあとは、アーロンチェアなど通常のオフィスチェアに戻しても、痛みは復活しませんでした。
完全に脱力と独立した使い方を体が覚えたようです。
オフィスチェアに戻したら体の緩みと体重が…
その後、アーロンチェアに戻した期間がありましたが、予想外?の問題が。
運動不足になったのか筋肉が緩み体重が…。
これはまずいと思い再びバランスボール生活に戻しました。
バランスボールのその他のメリット
ついでの運動不足を少しでも解消できればという期待も持ちました。
僕の運動不足レベルは並大抵の物でありませんで、これは余り他の人の参考にはならないかもですが…。
体幹のインナーマッスルが刺激できる
これは使い始めて如実に高価が分かります。
実は、1年ほどサボっていた期間があるのです。
アーロンチェアがあまりにも楽すぎて…。
アーロンチェアにしたら体重どんどん増えました。
そして、お腹周りもどんどん。
バランスボールを復活させたら、しばらくはお腹やお尻、腿裏などが軽く筋肉痛の日々が続きましたが、直ぐに落ち着いてきます。
それだけ筋肉を使っている事になります。
他にも、
などとの説明も良く見かけますので、良いこと多そうです。
お付き合いのある企業、クライアントでも多数が導入中
お使いのある会社でも割とオフィスチェアをバランスボールに代えていっているところが増えてきました。
先週もクライアント企業へ打ち合わせに行ったのですが、従業員全員がバランスボールでデスクワークをしておりまして、やるなぁと思いました。
バランスボールのデメリット
バランスボールもデメリットが無いわけではないです。
場所を取る
大きな欠点は、場所を取ることです。
アーロンチェアは大きいのでそれと比べると同じような感じですが、良くあるコクヨなどの日本メーカーのオフィスチェアは、省スペースが考慮されたコンパクトな物が多いので、それに比べると大きさを感じます。
最初少しだけ筋肉痛になる
先程も書きましたが、慣れるまでは少し筋肉痛になります。
ならない人もいると思いますが、運動不足が尋常ではない僕は、最初のころはなりました。
ただ、これは僕はデメリットではなく「運動にもなる」というメリットと考えています。
なおバランスボールによって、意識が散漫になるとか集中力が早めに切れるといったことは僕の場合はなかったです。
むしろ逆のように感じています。
効果的に問題を解決できるバランスボールはおすすめです
ということで、オススメのバランスボールですが、購入する際には慎重に合わせてボールサイズを選ぶことがとても重要です。
そして、机の高さも考慮する必要があります。
机の高さを考える
僕は膝は直角、肘も直角という姿勢が理想と考えています。
その場合、デスクの一般的な高さは72~73cm程度が多く、179cmの僕でも高すぎると感じるデスクが多いです。
そのため僕は、60cm代の机を探しました。
机は重要ですが、今回の内容からブレるのでこれくらいにしておきます。
身長に合わせる
身長(というか膝下の長さ?)でボールの適切な大きさ(=直径)が変わってきます。
身長 | 直径 |
〜150cm | 45cm |
150cm〜170cm | 55cm |
170cm〜185cm | 65cm |
185cm〜 | 75cm |
もし購入を検討しているのであれば、サイズはお間違えないように気をつけてください。
最後に僕や周りの人が使っているバランスボールを載せておきます。
おすすめのバランスボールランキング
いくつかおすすめのバランスボールを紹介しておきます。
アマゾンではベストセラー1位を獲得中。
直径 45cm / 55cm / 65cm / 75cm と身長に合わせたサイズも豊富。
「決して破裂しない」アンチバースト機能が売り。
象が踏んでも割れないらしい。(踏ませたことはないので知らない)
色が豊富でシルバー、ゴールドがあるのも特徴。
すぐ効果的に使えるように空気入れと簡単なエクササイズブックを同梱。
フィットネスクラブが利用者の声を集めてつくった理想のバランスボールです。
55cm / 65cm / 75cm の3種類。8色から選べます。
DVDや固定リング、空気入れポンプも付いているので、初心者でも使いやすいのが特徴です。
ノンバースト設計で安全性にも配慮。
アマゾンが女性向けフィットネスブランドとして作ったプリマソーレ。
55cmと65cmがあります。
アマゾンのブランドなので購入できるのはアマゾンだけです。
65cmのバランスボール。身長160cm~175cmの方向けのサイズだが、空気の入れ具合によって高さの調節可能。
運動方法がわかるエクササイズメニュー付き。
アンチバースト加工により破裂した際にゆっくりと空気が抜ける。
持ち運びに便利なケース付き。ポンプが付属。栓抜き付属。
布でクッション系記事っぽいのでオフィスによっては良いかも、ということでチョイス。
実際に良いかは知らない。
カバーと紐がついて持ち運びに便利
では、また。