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昔のCD-RデータをHHD/SSDに【MacでHFSフォーマット|SD2をWAVに変換】

DTM・レコーディング系ノウハウ
この記事は約6分で読めます。
1990年代~2000年初頭の岩崎将史(まさふみ)が制作したオリジナル楽曲のマスターデータ達。

上の写真のこれらは僕が1990年代にプリントしたCD-R達。

中身はオーディオファイルやLogicのプロジェクトファイル、ProToolsのセッションファイルなどです。

90年代は制作した楽曲などのデータは、CD-Rにプリントしてアーカイブするのが一般的でした。

当時はHDDは高額。まだDVD-Rなどは登場していません。

この様なCD-Rを収めた段ボール箱が複数あります。

流石にもう処分したく、でも中身のデータは残しておきたい。
ということで、データをHDDやSSDなどに引っ越しをすることにしました。

現行macOSでフォルダの中が表示されない

HFSフォーマットでプリントされたデータCD-RをCD-Rドライブに。

現行MacOSでそのCD-Rをマウントとしてみました。

HFSフォーマットのCD-RをmasOSは認識しマウント。

ファインダーには表示されています。

文字化けはしているがデータフォルダーは見える。

CD-Rの中身をクリックすると、フォルダが見れます。
文字化けはしていますが。

そのフォルダの中を開くと…

データフォルダの中身が表示されない。

なんと空。

何もデータは存在しないかの様に見えます。

ディスクユーティリティでチェックをすると…

ディスクユーティリティ上ではデータは存在している。

データ容量は見れます。
しっかりとデータは存在するようですので、物理的な経年劣化などによる損傷などではないようです。

現行macOSはHFSにフォーマット非対応

見れない場合の対応方法を軽く検索すると、一番多く出てきた対処方法がこちら。

ディスクイメージを作成してから、それを見れると見れるという物です。
試してみましたが状況は変わらずでした。

物理的な損傷でなければ、次に考えらるのはフォーマットの問題。

この時代はどうだったのか?

さっぱり記憶がないので検索を進めると、HFSというフォーマットで記録していたっぽいです。

岩崎
岩崎

そう言えばそんなフォーマットあった気がするモ〜

そして近年の新し目のmacOS ではHFSフォーマットのデータは読めないっぽいということが分かりました。

僕のMacはmacOS Ventura 13.6.2(22G320)でした。

macOS X以前の、OS 7~9で動いているMacがあれば良いのですが、そんな古いMacは弊社フルハウスにはありません。

macOS 10.12.6 Sierra でHFSフォーマットが認識できた

そこで、現在フルハウスで稼働している最も古いMacで試してみる事にしました。

MacBook Pro 2012 & macOS 10.12.6 Sierra ではHFSフォーマットのデータCD-Rを認識。

MacBook Pro 2012でOSは10.12.6 Sierraです。

読めました。

拡張子が消失していてファイルタイプは不明になっていますが、データ自体は確認できます。

そしてSSDにコピーできました。

SSDにコピーした過去データ。オーディオファイルの拡張子を見失っている様子。

取り急ぎ中身が使えるかはともかく、CD-RからSSDにコピーするという最初の壁は突破。

macOSにSD2ファイルを認識させる

無事にコピーはできましたが、なんのファイルなのか?
macOSは完全に見失っています。

2000年8月6日にアーカイブした岩崎将史(まさふみ)オリジナル曲『愛を』(未発表)のマスターデータ。

CD-Rの手書きインデックスを読む限りSD2で記録していたようです。

SD2ファイルとは?
SD2ファイルというのは現在のAvid、旧DigiDesigne社が制定したオーディオファイルの規格。
ProToolsの前身であるSound Desinger と呼ばれるアプリやシステムで扱うためのオーディオファイル規格。
ProToolsシステムに引き継がれ、2000年代初頭までは業務用スタジオではProToolsにてSD2で記録するというのが基本でした。

今でこそWAVファイルが一般的ですが、当時はSD2。

どうも拡張子を見失っているように見えるので、ファイル名に拡張子「.sd2」を付けてみます。

macOS君は無事にSD2ファイルとして認識してくれました。

既にSD2は非対応になっていた Pro Tools ソフトウェア

SD2ファイルとして認識さえしてくれれば後はProToolsで読み込んでWAVに変換するだけ。

と考えProToolsでその読み込もうとしました。

読めない…。

ProToolsは既にSD2フォーマットは捨てていた様です。

20年程SD2ファイルは扱ってなかったので知りませんでした。
当時は普通にWAV、AIFF、SD2を自由に読んだり書いたりできたのですが。

SD2をWAVファイルに変換

こうなるとSD2ファイルを何か別のツールでWAVに変換するしかなさそうです。

色々探した中で一番良さそうだったのがコチラのクラウドサービス『convertio』。

SD2をWAVに変換できるクラウドサービスツール「convertio」

無料でも使えるとの事で、試しに1つのSD2ファイルをWAVに変換させて見ました。

少し時間は掛かりましたが、WAVに変換でき音も正常に再生されました。

素晴らしい。

月額9$程度で複数に大量のファイルをいつでも変換

この『convertio』は複数のファイルをまとめて変換に掛けれるみたいなので、1曲のフォルダー内の10数個のSD2ファイルを一度で変換できるか試してみます。

すると

convertio
convertio

有料にしろや〜

と言われてしまいました。

なるほど…、まあそりゃそうですよね。

筆者が加入した「convertio」の料金プラン。

金額は月額サブスクで9$程度。

円安のご時世なので1500円程度と安くはないですが、必要がなくなったら解約すれば良いので一旦申し込みます。

すると見た目も変わって更に使いやすくなっている様子。

変換したファイルをダウンロード中。

一度に大量のファイルを放り込んでの変換もサクサク進行しました。

無料版の状態より断然に早いです。

音声ファイルだけでなく、ほとんどのファイルフォーマットに対応

今回はSD2からWAVファイルの変換が目的でしたが、この『convertio』は音声ファイルだけではありません。

convertioが対応しているファイルリスト一覧

映像ファイル、文書ファイルなど、僕が知る限りのほぼ全てのファイルフォーマットに対応しています。
これは良いサービスを見つけたかもしれません。

変換した1曲分のファイルを確認してみる

変換した1曲分のマルチトラックWAVファイルを、Studio Oneに読み込んで再生してみました。

救出変換した1曲分のデータをStudio Oneで再生。

問題なしです。

無事に1曲分のアーカイブが完了。

まだ果てしないですが、段ボールを全て処分できるように頑張っていきます。

今回の作業は備忘として動画にも残しています。

ということで今回はこの辺で。
ではまた。

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