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黒木あさ美 1st CD ダイジェスト動画

ミックスの仕事
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先日、レコーディング記事を書いた「黒木あさ美」さんの1st CDのダイジェスト動画を、弊社山田が作成してくれました。

レコーディング依頼でしたので、その辺りのサウンド面を少し書きたいと思います。

スーパーハイレゾの全員同時録音

歌、サックス、ピアノ&鍵盤ハーモニカ、ベース、ドラムをスタジオ・フルハウスで同時に録音。

レコーダーはProTools HDXを使用。

完全に生演奏のみのアコースティック・サウンドですので、ビット・レートは、「192 Khz / 32 bit」のスーパーハイレゾリューションを選択しました。

ドラムとヴォーカルはそれぞれのブース(遮音された別部屋)に入ってもらい、

ピアノ、ベース、サックスは同じ部屋で。

そう言った場合でも、弊社DIYによる透明なアイソレーションボードを各楽器の間に立てますので、

同じ部屋でも、マイクへの被りはほとんど無い、という状態を作ります。

可能な限りデジタル処理を配したミックスダウン

ミキシングもProTools HDXを使用しました。

ただし、可能なかがりに生音の良さを伝えたく、デジタル的な音質調整の処理は基本的に行わない。

行うのは、楽器の音量バランス調整のみ。

というコンセプトで挑みました。

そのため、使用したプラグインはリバーブという残響を加える処理だけ。

ポピュラー音楽ミックスにおいては良く使用される、

EQやコンプレッションと言った、サウンドを変化させる処理は基本的にしない。

ドラムだけ、アウトボードのコンプレッサーを使いました。

こいつです。

Shadow hills “Dual Vandergraph”

ここ数年は、ドラムバスで登場することが多いです。

コンプレッサーは欲しいサウンドに応じて、FET、OPTなど使いわけますが、

今回の黒田和良さんのドラムはこいつが一番、合っていました。

演奏者の音色と音量変化をそのまま記録しミックス

こう言ったミックスは、アレンジや演奏者の自身の楽器の音色や音量調整がとても重要になります。

バックメンバー、皆さん激ウマですで、その辺りは全く問題なし。

ドラム以外は、マイクの音そのまま、ほんの少しの音量調整のみで済みました。

そんな感じで仕上げました、

黒木あさ美さんの 1st CD 「Songs From My Heart」

ですが、

フルハウスのWEBショップ でも、取り扱いします。

フルハウスで録音など頂いた作品は、希望があればこう言った販売の場を提供しています。

他のアーティストの作品も、よければチェックしてみてください。

フルハウスのお問い合わせホームより
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