岩崎将史です。
昨夜、スマホでYouTubeを見ていたら懐かしい動画が流れてきたので、ブログに残しておきます。
MIONさんの14年前の動画です。
MIONさんとの作品や記事についてはこちらにて
ライブ用にアレンジとバックトラックを制作
この曲は僕がバックトラックのアレンジやレコーディングなどのバックトラックの制作を担当させて頂きました。
当時は中学生
制作でスタジオに訪れた当時は、確かまだ中学生だったはず。
出演時には高校生になってたかも?くらいに記憶しています。
ヤマハミュージックレボリューション全国ファイナルにて優秀賞獲得
その後、ヤマハのミュージックレボリューションという大会に出場して全国ファイナルにて優秀賞を獲得した、との報告は聞いていました。
当時の演奏や動画みていなかったので、感慨深い物があります。
10周年で拠点をイギリスへ
MIONさん自身は今年はイギリスへ拠点を移されるそうです。
せっかくなので少し当時の事を書いてみます。
アレンジの基本はDTMにて
CDにする訳ではなく活動用バックトラックということでしたので、基本はDTMによるいわゆる打ち込み制作で対応しました。
DRUMSは当時はBFD2を使っていました。
ベースは僕はLOGIC Pro Xの標準のES2。
オーケストラ系はEASTWESTのオーケストラ音源だったはず。
ギターだけは僕は生録音推奨派です。
以前にも下の記事などで書いてきましたが、圧倒的に生演奏を録音した方が早くて安くて美味いです。
数時間を掛けてめっちゃ細かくシミュレートしてギターを打ち込んでも、1時間でサクッとレコーデイングした生演奏ギターには勝てません。
僕の周りには凄腕ギタリストが多くいますので、いつも強力していただいています。
ライブ用にステムミックスを作成
動画をみるとミックスのバランスが
ドラムとベースが大きいも〜
と感じます。
多分ですけど、当日のライブのPAミックスではないかと思います。
当日の会場での音声がそのまま収録されていると。
ステムミックスがオススメ
僕はライブでバックトラックを利用するアーティストには、ステムミックスでのプレイバックをススメています。
ステムミックスとは何かというと、ドラム、ベース、ギター、キーボードなどの音声ファイルをそれぞれ別々にライブハウスに持ち込むことです。
生演奏の代わりに
こうするとで、生バンドを連れて行くことが難しいステージでも、生演奏に負けないサウンドを現場で鳴らすことができます。
ミックスされた物だと現地での調整ができない
CDなどで全てミックスしていったものを持ち込んでも良いのですが、ライブハウスでの状況とCDでの理想的なバランスとは求められるものが違うと、僕は考えています。
会場の大きさや設備などもあると思いますが、何よりもPAさん(音響さん)によって、歌をよく聞かせるための得意なバランスや音の出し方というのはそれぞれ違います。
PAさんの得意なバランスで出してもらえる
それぞれの楽器毎にPAさんが音をバランスを触れれば、普段の生バンドでの音の作り方にかなり近い形で対応して頂ける可能性が高いです。
ただし、事前にオーダーを出して打ち合わせは必須も〜
今回のPAさんは動画を見る限り、ドラムとベースと歌をしっかり出して、それ以外は後ろにという感じが好み、もしくは当日の状況的にベストと判断したのだと思います。
誰でも簡単にできる
アレンジや音源制作のサウンドを頂いた際には、ライブ用にはCDカラオケではなくステムミックスの利用をいつもすすています。
誰でも簡単にできるの方法もスタジオでは教えています。
今はすごく簡単で少し道具を揃えるだけで誰でもできますので、その辺りも、またブログに書いてみようと思います。
今回は、この辺で。
また。