こんにちは、岩崎将史です。
SNSとかで大きな買い物とかしている人がいると、批判的なリプとか良く付いていて大抵そういう人って匿名アカウントだったりするんですけど、なんだかな〜と。
お金使うのはとても良いことじゃんと。
僕も東北の震災の日にSNSで、
今、大事なのは被災地でない人たちが普段通りしっかり仕事をして経済を止めない事だも〜
みたいな事を書いたら、プチ批判をいただいたことがあります。
経済ってお金を動かすことが何より重要なので、少し解説します。
お金の動き
「稼ぐぜ〜」ってのは、大抵こういうイメージだと思います。
授業では、とにかく分かりやすくしたいなぁと考えていて、フリー素材を使ってコツコツとこういうプチアニメを作り貯めていたりします。
色々な人に商品を提供して、その対価としてお金をゲット。バリバリ稼ぐぜ〜と。
アニメでは青リンゴを世界中に売っていますが、国内でも良いし、売る物も別になんでも良いと思います。僕は基本、自分の「曲」を売っています。
あ、「稼ぎ」という言い方はワザと曖昧にしているワードです。「売上」があって「利益」になって「所得」になって、とありますがキッチリすると全然伝わらなくなっちゃうので、曖昧ワード「稼ぎ」にしています。
で、アニメを見てもらうと分かるかと思いますが、世界中のお金を集めちゃったので、もうお金を持っている人が、居なくなっちゃいました。ので、これ以上は稼げません(笑)
ということは、実際にはなくて、循環している物なので、次のGIFアニメを作りました。
世界には1万円のお金があり、3人の人がいたとして、、、、
たった1万円のお金で年収365万円
こんな感じでお金が動きます。
たかし君はトム君から1万円で青リンゴ一個を買い、そのお金でじゅん子さんから肉を同額で買って、じゅん子さんはそのお金でたかし君から米を買います。
これを1日1回行っていたら、それぞれが、日当1万円、年収356万円です。
動きの概念が分かりやすくなるように説明してますので、年収じゃなくて売り上げじゃんとか、青リンゴ1個が1万円で売れる訳ないじゃんとかそういう事も言わないように(笑)
この世界には「1万円しかない」のに、みんな毎日1万円稼いでいて、年収が356万円もある世界。
そして次に、3人が「稼ぎの半分は貯金に回したいなぁ〜」と、所持金の半分で買える値段で売ってもらえるように交渉したとします。
そうするとこうなります。
貯めるとメチャ減る
トム君の日当は5千円、じゅん子さんの日当は2,500円。たかし君の日当は1,250円になります。年収で言うとそれぞれ182万5千円、91万2,500円、45万6,250円。驚くほど皆さん365万円を毎年稼いでいたのに、めっちゃ減っています。
「使うより貯めた方が得じゃん」
って皆んなが考えると、どんどん皆んなの稼ぎが減るという、デフレ状態。
そして大事なのは、この世界にもお金は「1万円しかない」事には変わりがないという。
もちろん実生活では貯金しない訳にはいきませんので、必要な事ではありますが、それは何かのために必要だから貯金をする、と。結果使ってくれればOK。ただ溜め込むだけだと、世の中にとって全く害悪にしかならない事が分かりやすい、、、、かな?
という事で、お金を使うのは何も悪いことではありません。流れが止まってしまうと、その負の効果は何倍にもなって広がって伝搬していきます。
そもそもなんで「貯蓄は美徳」ってなったかというと、明治時代に庶民に銀行にお金を集めさせて、それを国策として集中投資、運用するためだったと言われています。
今年も北海道の地震があって、北海道旅行した友人がツィッターで色々書かれているのを見てしまいました。普通に経済活動している大人の人は、皆んな知っている事、だとという認識なのですが、もしかしたらそうでもないのかも、とも思ったり。
僕は北海道には行ったことがなく、一度は訪問してみたいと思っていたのですが、なんか批判コメント見てたら「もう一生、行かんとこう」という子供っぽい気持ちが湧いてきてしまったり。
理不尽な批判が減ると良いな〜。
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