こんにちは、岩崎将史です。
今日は、少し以前の仕事、
今年の夏前に携わったバンド「softsurf(ソフトサーフ)」について書きます。
宅録ベースのアマチュア社会人バンド
ソフトサーフは、弊社フルハウスのWEBサイトより問い合わせを頂きました。
問い合わせの内容は、
CD制作にあたり、自宅録音(通称:宅録)にて進めています。
ミックスはプロに頼みたいのですが、いくつか問い合わせたところ、「こういうミックスは難しい」と断られてしまいました。
可能でしょうか?
という感じでした。
「断られた」
と言うのが穏やかではないです。
彼らが、
「こんな感じのサウンドにしたいんです」
と持ってきた数枚の洋楽のCD。
たしかに独創的なミックスのサウンドでした。
リバーブと呼ばれる残響をこれでもかと使った
「UK系ロックサウンド」
WEBやYouTubeなどで有名な、
ミキシングエンジニアやクリエイターなどに
オファーを出したそうですが、
ちょっと普通のミックスと違う
ということで、数名に断られてしまったそうです。
そう言うのは燃えますね。
彼らの好きな洋楽CDのサウンドを、サクッと超えてみせましょう。
ということで、
是非やらせても〜
アマチュア宅録の特徴
アマチュア宅録の場合、
事前のメールなどによる打ち合わせがとても重要になります。
プロと違って、スタジオと録音データによる
やりとりの経験が多くはありません。
そのために、打ち合わせ無しで望んでしまうと、
当日のミックス時に、データに不備があったりします。
僕らの知識や技術が、プロアマ問わず、
「少しでも多くの音楽家の役に立てば」
というコンセプトで活動しています。
その為には、事前の準備が重要。
スタジオ持込用データの作成ポイントやコツを、
メールで説明しつつ、
当日の作業ができるだけスムーズに行くようにお伝えさせて頂きました。
YouTube
今回、バンドからYouTubeの動画を教えてもらいました。
こちらが、僕がミックス&マスタリングしたアルバム作品
「Into the Dream」
の曲たちをダイジェストで聴くことができます。
宅録なので、どうしても少し音抜けが悪かったり、
丸くなってしまっていり、という傾向はあります。
それを感じさせない、むしろ活かした手法をとらせて頂きました。
その結果、彼らが参考にしていた洋楽CDの作品を、
それ以上に昇華した作りにすることが出来たと思います。
宅録とスタジオ録音の違い
彼らも「スタジオで録った方が音は断然良い」
と言うことは、十分に理解してくれていました。
ただし、
「アマチュアなので、正直、OKテイクが録れるのに膨大な時間がかかる」
とのこと。
自宅で納得いくまで録音したテイクを持ち込んで頂いて、
その良さを最大限に活かし、ミックスする。
そういう考え方もあり、
そんな作品作りも、とても良い物だと思います。
最後にこちらは、フルで聴けるみたいです。
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