音楽や音楽の活動、製作などを学べる記事

PC・スマホ・タブレット

新Mac Book Pro 2018 フルスペック 80万円越え

MacBookPro フルスペック 2018 PC・スマホ・タブレット
この記事は約9分で読めます。
記事内に広告が表示されます

こんにちは、岩崎将史です。

7月に何の予告もなく突然発表された新しいMacBookPro。

お盆前後で、これまで使用していた僕のMacBookPro 2012 MIDが、すこぶる調子が悪く、昨今のDTM環境ではなんとも非力でしたので、思い切って新調してみました。

簡単に踏ん切りのつく値段ではないので、かなり悩みましたが、感覚的に今のMacBookProが、

「あ、これ下手したら数日後に起動しなくなるかも」

という症状を見せ始めましたので、、、

結論としては、本当に買ってよかった。

相当な値段でしたが、十分にその価値がありました。

アップルストア、アカデミック版のページ

最初、アップルストアで購入を試みたら余裕で80万円を超えるセットになってしまいまして、、

ここでアカデミック使わないでどうする、ということでアカデミック版で注文を出したところ、

「かなり安い!」

(いや、安くないけど)

15万円以上、支払額が変わって来たので、これホントに大学の教員もやっていてよかったです。

更新が遅れた理由

僕が2012年 モデルを長い間、使用していたのには重要な理由が2つありました。

  1. メインRAMを勝手に拡張できる。
  2. CD-ROMドライブを外して、SSDドライブへ勝手に換装できる。

普段使いのメインPCとしては勿論ですが、DTM用のホストPCとなりますので上記のスペックがとても重要でした。

2013年モデル以降は、メインRAMがコネクタではなくオン・ボードと呼ばれる基盤直付けになり、ラインナップも8GB のみということで、DTM機としては全く用をなさない仕様でした。

アクティビティモニタで確認すると分かりますが、OSを立ち上げただけで5~6GBはRAMを占有します。

残り2GB程度でアプリを動かす、だけなら問題ないですが、昨今のDTMはやソフトサンプラーとも呼ばれる、実際の生音を1音づつ録音した「サンプル・ライブラリー」をRAMに読み込んで処理します。

一つの楽器で数百MB(メガバイト)って普通に使います。

1024MBで1GBなので、楽器を何個か立ち上げたら、もうOSの動きがガックガク。

そのためスタジオでは、大規模セッション用に複数台のPCをリンクさせて分散処理で使用しています。

ただ、どうしても外出先で、ちょこっと触らなければならないシチュエーションってあるんですよね。

特に以前、某大手メーカーのキラータイトルの音楽を全部任せて頂いた時期は、連日、東京のメーカー会議室に詰めて作編曲、その場でプログラムに乗せてもらって確認、の連続でした。新幹線でサクッと移動できて、でも普段通りの作曲環境は極力キープ、というのは僕にとっては絶対必須です。

2013年以降のMacBookProは16GBにしても全然足りないのに、8GBって、、、、。という状況がしばらく続いていました。

その後、16GBモデルもリリースされたもののDDR3という古いアーキテクチャーの物、というのが続いていました。

そして、膨大なサンプル・ライブラリーを使用するDTMにはSSDストレージの容量も大切。

僕は2012 midに1.5TBのSSDを載せて使用していましたが、もう全然足りませんでした。

結果、4TBの外付けHDDを使用し、どうしても外出やライブ時に必要な最低限度だけをインナーSSDへ入れておく、という対応をしていました。

そして、今回のMacBookProは、、、

DDR4 32G RAM

やっとでございます。本当はスタジオのスレーブPC同様、64G RAMくらいは欲しいですが、ノートPCであればまあ、仕方がないかもしれません。

今まで使っていた13インチ・モデルだと搭載できるメモリが最大16GRAMという事で、少し大きくなりますが15インチ・モデルで32GB RAMを選択しました。

今までの16GBだと、オーケストラ系などの楽器数も多く、膨大なサンプル・ライブラリーを使用する曲だと、大抵の場合、編曲終盤になると、マウスポインタの動きたガクガクになり、一つ一つの動作が、重くなり、場合によっては作業中に固まってと、もうそれは困難を極める作業で、膨大な時間を無駄にしていました。

HOSTマシンが32GBあれば、SlavePCとの組み合わせで、これは鬼に金棒、、だと思っています。

まだ、ヘビーな作品は新しい環境で試せていませんが。

4TB SSD

ストレージはキリがないところではありますが、これだけあれば、今よりもかなり入ります。

ストーレジで気をつけなければいけないのは、使用容量。

理想は50%、言っても75%までに抑えたいんですよね。経験的にどれいじょうになると、色々怪しい動きや不安定さが出てきます。

そうすると使用領域は2~3TBまで。

普段持ち運びたいサンプル・ライブラリーを厳選して入れていかないと。

基本的にはライブで使いたい音源優先かな。

というわけで、来ましたよ〜〜

MacBookPro2018 フルスペック 到着

2週間ほど使ってみてよかったところ

たくさんあるのですが、いくつか

とにかく画面が綺麗

retinaディスプレイ、美しいです。

今までやっていたゲームが(笑)、こんなにも美しいグラフィックだったのかと。

普段はこんなレイアウトなのですが、

岩崎将史・作曲時のレイアウト

外付けのフルHDディスプレイが、物凄く粗く感じでかなりモチベーションが下がります。

普段の作業も全部Retinaで作業したくなります。

4Kディスプレイの時代ですかね、、、、。

とにかく早い、軽い

旧MacBookProも言ってもi7だったのですが、全然作業のサクサク感が違います。

トラックポインタやウィンドウの開閉の速さ、スムーズさもさることながら、

複数のアプリを立ち上げた時に、すぐに重くなりがちだった動作が、何をやってもサクサク。

特にDTM作業時は、メールを立ち上げるとまず怪しい動作が始まりましたが、今の所、そのような症状は一切ないです。

期待してなかったけど、音も良い

普段、外出時などの音楽作業ように、以前ご紹介したBluetoothスピーカーを持ち歩いています。

結構綺麗になっていてステレオ感もしっかり分かる。音量も驚くほどでるので、試しに練習でピアノ上で色々流しながら練習してみたら、これはこれでこと足ります。

ピアノの上に置いたMBP2018

外出時の臨時DTM作業などはスピーカー持ち歩かななくて良いです、これなら必要十分。

薄い!

これもあんまり求めなかった要素ですが、実際に使ってみるとすごく良いですね。

持ち運びやすさが格段に良くなったのが、割と意外でした。

タッチバー

散歩両論の物議を醸し出しているタッチバーですが、僕はこれも全く必要性を感じていませんでした。使ってみるまでは。

使ってみると、、、

「とても良い」です。

アプリケーションごとに、実に的確にその時に使いたい機能を表示してくれます。

すごく分かりやすい。

まだ試してないけど、フェーダー・オートメーションやエクスプレッション情報の入力にカスタマイズして使えたら面白そう。

最近はNative Instrumentのキーボードなどでも、ピッチ・ベンドやモジュレーション・ホイールがタッチセンスになっていて結構使いやすいので、そのうちオーディオミキサーもタッチにならんかしら、って思っています。

パラレルデスクトップ&Windows 10

今まではWindows専用ゲーム用にBootCampでWindows7を走らせていましたが、今回BootCampをやめて

このパラレルデスクトップでWindowsを走らせてみようと思いました。

BootCampだと安心感はありますが、いかんせんWindows立ち上げている時に、ちょっと何かあってMacOSで作業、またWinに戻りたいなんて時に、いちいち再起動しなければならなかったのがこれなら、同時に使えるとのことで。

最初にver.13をインストールして、これはこれで使えるのですが、少し残念なところもあったのですが、昨日ver.14の無償アップデートが来まして、気になっていたところが全部解決していました。ディレクトリーもMacOSXと共有できるので、とても使い安いですし、動作もサクサクです。

なによりBootCampだと、ストレージをパーテーションで分ける必要があり、使用エリアにロスが出てしまうのが嫌だったのですが、搭載したSSDをフルに使い切れるという、この点だけでも買いです。

BootCampは最初のパーテーションの容量分けをミスると、かなり泣ける感じでしたので。

気になったこと

ちょこっとですが、今のところでいくつかあります。

USBの認識

僕が普段使っているのは、ケンジントンのこのTrackBallですが、

専用のドライバーでポインタの速度などの設定をするのですが、起動時に既につなぎっぱなしだと、デフォルト設定状態になってしまっていてOSが速度などの設定を認識していません。

一度、USBを挿し直すなどすると解決するのですが、なんかWIndowみたいだなと。

USBタイプCのみついて

僕個人はUSBタイプCのみなったというのはネガティブではありません。色々メリットの方が大きいと思います。

しかも4口もついていますので、外付けディスプレイや、他の機器なども複数刺せます。

が、いちいち変換を購入するよりも外付けのDOCKを購入した方が、既存のデバイスも全て使えるので便利かと思い、DOCKを購入しました。

専用DOCK

まずは色々思案した挙句、スタジオ常設としてBELKINのDOCKを購入しました。

今まで、2台の外付けディスプレイでしたので、それを確実に実現できる物が欲しかったのです。

他のでも出来るとは思うのですが、WEBで仕様みて確証持てたのがコレだったんですよね。

ただし、でっかいACコンバータがいるので、持ち出しには不向きです。

持ち出し用は何か小型な簡易なものを探そうかな、と。

2台の外付けディスプレイモニタでの3画面モニターは快適です。

とりあえず2週間ほど使用した感想はこんな感じです。

さあ、これまでの倍働いて元取らないと。。。

仕事お願いします!(笑)

コメント

  1. […] 新Mac Book Pro 2018 フルスペック 80万円越えこんにちは、岩崎将史です。7月に何の予告もなく突然発表された新しいMacBookPro。お盆前後で、これまで使用していた僕のMacBookPr…masafumiiwasaki. […]

メールアドレスをご登録いただけますと、岩崎将史の最新情報やブログ更新情報などをお届けいたします。
岩崎将史メルマガ登録はこちら
Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました