僕はノートPCを買うと必ず電源アダプタは3個、用意します。
究極の仕事効率化のためには2個では駄目です。
3個にすべきです。
- 電源アダプターを3個、揃えるべき理由
- どのような電源アダプタを買えば良いのか?
その理由を解説します。
ノートPCの電源アダプタを3つ買う理由
ノートPCには購入時に電源アダプタが1つ付属しています。
突然ですが、電源アダプタがひとつだと人生が悲惨ですよね。
ノートPCは毎日持ち歩くもの
ノートパソコンは毎日カバンに入れて持ち運ぶものです。
僕の場合は2~3分でもスキマ時間があるとノートPCを開いて仕事をします。
それくらい常に時間との戦いです。
戦いといっても仕方なくではなく、やりたいことが多すぎていつも時間が足りない状態なので、むしろ常に楽しくやりたくてやっている事ばかりではありますが。
特に次のような時間、
- ランチを頼んで出てくるまでの10分
- 病院の待ち時間数十分〜1時間
- 掛かりつけカイロプラクティックの待ち時間15分
- トイレに…(自主規制)
この辺りの時間を無駄にするのが、僕はとことん嫌いなのです。
こういう時は直ぐにPCを開いて仕事をしてしまいます。
電源アダプタがひとつだと悲惨
そんな毎日のお供のPCですが、電源アダプタが1つしかないと悲惨です。
ノートPCの買い替え時に何度か、
今回は試しに電源アダプタ1個で生活してみようモ〜
をトライしたことがあります。
結果は相当に悲惨でした。
電源アダプタがひとつだとナゼ悲惨なのか?
電源アダプタがひとつだと毎日カバンに入れて移動する必要があります。
そんな事が人間に可能なのでしょうか?
結論からいうと人間には不可能ということがデータ的に既に証明されています。
ま、分母は1だけどモ〜
データ的に、
電源アダプタが1つだと、生産性が著しく落ちる
ということが僕的に既に明らかになっています。
僕の主な行動場所は次の3つです。
- 職場
- 大学
- 自宅
いずれの場所も悲惨な結果になり、僕だけでなく家族などに甚大な被害が発生しました。
1. 職場があかん
電源アダプタがひとつだと職場が悲惨なことになりました。
3回に1回は忘れる電源アダプタ
3日に1回は自宅に電源アダプタを忘れてくるという事態。
PCは出勤直前まで自宅のダイニングで仕事をしているので、そのまま閉じてカバンへ収納します。
そしてそのカバンを持って自宅を出てしまうのです。
仕事をしている相手はノートPCですので、電源アダプタは眼中にありません。
これを毎回忘れずに一緒のカバンにしまえる人というのは、この人類に存在するのでしょうか?
恐らくいないでしょう。
電源アダプタがないと仕事にならない
忘れてしまうと選択肢は2つしかありません。
- 家族に届けてもらう
- 自宅に取りにかえる
ノートPCはまず2~3時間でバッテリー残量がなくなります。
ノートPCのメーカーサイトをみると、バッテリーは8時間持つとか10時間持つとか謳っている物もあります。
ですが、そのように長い時間を持たせるには相当条件を絞った場合だと思います。
- 液晶の明るさは最弱に
- スピーカーは音をダサい
- キーボードのライトは消す
- ブラウジングや通信はしない
- バックグラウンドで仕事をするアプリやドライバーは使わない
- 放熱ファンが回るような負荷の掛かる演算処理はさせない
このような極限の状態での話だと思います。
それでは仕事にならないので、これまでにも何度も妻に電話をして、
ノートPC忘れたモ〜。
持ってきてくださいモ〜
とお願いをしたことか。
自宅に取りに戻ると悲惨
持ってきてもらえるなら、それまでの間はバッテリーで仕事はできますので、有意義に時間を使えます。
最悪なのは取りに帰らなければならない場合です。
むしろこちらのパターンの方が多かったです。
取りに戻ると車でも往復1時間は無駄にします。
ましてや、
- 自転車通勤
- 地下鉄と徒歩通勤
の場合は、往復で2時間は必要です。
取りに戻ると電源アダプタをもう1つ購入できる損害
2時間仕事を出来なかった事を時給に置き換えてみると…。
あれ?電源アダプタがもう1つ買えてしまいそうです。
アルバイトの時給¥950だとしても3~4回ほど忘れることがあったら買えてしまいます。
ましてや定期ではない移動であれば電車代やガソリン代なども損害です。
これならやはりさっさと電源アダプタをもう1つ購入するべきです。
大学があかん
大学については驚くべき研究結果が出ました。
忘れなかった日のほうが少なかった…orz。
は言いすぎかもですが、50%くらいの確率で忘れます。
毎日のルーティンとは少し違う
僕は大学には週1日しかいっていませんので、会社に出勤するのと少し感覚が違うというのがあると思います。
普段と違うので、その日の頭の中は、朝起きた瞬間から朝食中もトイレ中も今日の講義や実習のメニューや課題の作成など様々なことを脳内でシミュレートしています。
大学の日に限りませんが普段からずっと何かしら考え事をしているので、家族が声を掛けても気づいていないことも良くあるようです。
どうも僕は返事をしているらしいですが、そんな記憶は僕にはない、という。
まあ、多くの人が同じ様な感じで、人間の性分だとは思いますが。
PC使えないと授業は不成立
PCがないと大学は授業になりません。
ありとあらゆるコンテンツがPCのSSDの中に入っています。
電源アダプタがないと最初の90分ほどでバッテリー残量はさよならします。
PCが使えなくなると、ただのおじさんが喋るだけになってしまいます。
ありえないです。
忘れる確率50%は普通の事
50%の確率で忘れるという事は、被験者である僕が、
もしかして僕が少し特殊?
という考えも頭をよぎらなくもないですが、多分そんな事はないはずです
むしろ電源アダプタを忘れずにいつも持ち歩ける人の方が、尋常でない才能を持っているはずです。
自宅があかん
電源アダプタがひとつだと自宅での生活も悲惨の極みとなります。
かなりの確率で、
- 職場から持ち帰り忘れる
- 大学から持ち帰り忘れる
これが連日のように続きます。
大学の場合は50%で、職場からの場合は30%ほどの確率です。
早朝深夜のゴールデンタイムを無駄にする
帰宅してからの貴重な時間はバッテリー残存量がなくなるまでしか仕事ができません。
特に翌朝起床時のゴールデンタイムの時間を仕事が出来ずに無駄にすることになります。
ということで全てが悲惨
ということで電源アダプタがひとつだと、人生の全てが悲惨なことになります。
少し余談ですが、極稀にMacBookProも忘れる事があります。
今月も家族に職場に届けてもらった記憶が既にありますが。
1年で見ると数回から10数回くらいだと思うので、まあ平均レベルだとは思いますが。
電源アダプタが2つだと
結論は電源アダプタは必ず3つです。
が、敢えて2つにして試していた時もありました。
ひとつよりは明らかに人生の有意義度は向上します。
自宅での無駄な時間は減らせる
ひとつは常に自宅に置きっぱなしできますので、貴重なゴールデンタイムの時間を無駄にしません。
僕の場合は、
- 置きてからの3時間
- 夕飯後の1~2時間
コレがとても貴重なゴールデンタイムです。
このブログも、毎日のようにこの時間で書いています。
そして大学の講義の準備もなども大抵はこの時間で行っています。
その代わり昼間はめいいっぱい音楽作りの作業をすすめるようにしています。
職場か大学の悲惨さは改善せず
電源アダプタが1つだと、自宅で作業できないという事はなくなりましたが、職場と大学での仕事の影響はある程度しか改善しませんでした。
やはり仕事と大学間の移動が発生すると、それなりの確率で電源アダプタを忘れてきてしまいます。
これでは完全に問題が解決したとは言えません。
僕の場合は必ず電源アダプタは3個
そこでやはり電源アダプタは3個必要というのが僕の結論になります。
- 自宅用
- 職場用
- カバンの中用
これが人生の無駄をなくすためにはとても重要なのです。
大学を職場と考えると4個だが…
週1で行く大学も職場と考えれば、理想はもう1つ増やして4個のし、大学にもひとつ置きっぱなしにすることです。
そうすればカバンの中用は自宅や職場で使わないので、出先で困ることは無くなります。
ですが流石に大学は週に1回だけ。
そのためだけに新たに購入するというのは躊躇してしまいます。
何より生命としてそこまでルーズにして良いものかどうかはやはり考えてしまいます。
大学に忘れる確率50%の法則は今年度も健在
こうした考えから現在は電源アダプタは4つではなく3つにしてあります。
ですので今年度も早速にやらかしましたよ。
昨日のツイートです。
コロナ空けで対面授業が始まって2回目の大学の日でした。
初日は忘れずに持ち帰る事ができましたが、2日目で見事に忘れました。
やはりデータ通りに確率50%でした。
データ最強ですね!
取りにいかなくてもすぐには困らないが…
大学に電源アダプタを取りに行かなくても、すぐに困る事態ではありません。
- 自宅用
- 職場用
はそれぞれ専用に電源を確保していますので、来週までそのまま放置という選択肢も取れます。
ただし…
やはりカバンの中に1台は電源アダプタを常駐させておかないと不安です。
万が一、急に外出の要件ができて外出先でカバンに電源が入っていないと積む可能性があります。
外出案件が発生したら職場用か自宅用の電源アダプタを臨時にカバンに詰めても良いのですが、そしたら今度は自宅か職場で仕事ができなくなる可能性が産まれる事は容易に想像が付きます。
そのため今日の朝は、そこまで差し迫った状態ではなかったので、取りに大学に行ってから出社することにしました。
今は、
4つ目も買うべきモ〜??
と少し心が揺れています。
3個以上は必須
以上の事から、電源アダプタを2個しか用意しないというのは、ビジネスマンとしてありえないというのは分かって頂けたと思います。
忘れないことを考えるのは最大の無駄
いえいえ、忘れるほうが問題です。
意識をするようにすべきです。
などと、もしあなたが考えたならそれは大大大の大間違いです。
外出先で打ち合わせして次に移動する時に電源アダプタのことなんて考えちゃ駄目です。
頭の中は常にクライアントやプロジェクトにとって何が1番最適か?だけを考えています。
PCをカバンにしまうときも、移動先から車に乗り込む時も、運転中も。
数千円の電源アダプタを忘れない、ということの為に脳の大事なリソースを使って生産性をさげるのは全く理にかなっていません。
忘れない能力を持っている人は凄い才能を持っている?
とはいえ、1つの電源アダプタで生活をしている人もいると思います。
おそらくそのような人は、
- 脳の構造が人とは違う
- PCと共に寝食とトイレを共にしていない
のどちらかではないでしょうか?
どちらにせよ平均的な人類ではなく、少し特殊な部類に入るでしょう。
と僕は勝手に考えています。
MacBookの電源アダプタの選び方
ということで、電源アダプタを3つ使う歴が20年近いこの僕が、3個の電源アダプタを購入するときのお勧めの考え方を伝授します。
オススメの考え方
まず大事なことは、
純正の電源アダプタの優先順位は下
ということです。
理由をこれから説明します。
最初からついてくるのは移動用に
最初からついてくる電源アダプタは、まず最初にカバンの中用にします。
理由としては、最もコンパクトで持ち運びを前提に設計されているからです。
自宅用、職場用の選択の仕方
自宅用や職場用は割と多くの選択肢があります。
- ドッグ
- eGPUボックス
- その他Thunderbolt 3デバイスを使う
などです。
ドッグを買う
僕は職場はこれにしています。
BelkinのDocking Stationを購入しました。
現行機種はコレになりますが、僕は1つ前のモデルになります。
これらの条件をパーフェクトに満たしくれるのがBelkinのドッグステーションでした。
- USB-AとCを分配した。
- 外部ディスプレイを2台接続して3画面で作業したい。
- MacBookProにも電源供給をして欲しい。
- 当然ながらThunderbolt 3でめっちゃ高速に。
購入時にアップルのオフィシャルサイトでも推奨品として販売されていたので安心して購入しました。
電源アダプタが1つ浮く
このDockは、電源アダプタを接続して使うタイプです。
DockとMacBookProとはThunderbolt 3で接続します。
ということは電源供給されます。
Tunderbolt 3は凄い!
つまり電源アダプタは購入しなくても何か電源供給するDockがあれば解決です。
僕はいつも鞄に持ち運び用の電源を購入するのですが、純正品だとケーブルも合わせて8千円ほどになります。
それにハブやカードリーダー、ディスプレイポートなどを合わせたら2万円超えてきますので、それならばこれ1台を作業デスクに置いておけばパーフェクトです。
ほとんどの人は、
- USB A
- Displayport や HDMI
- SDカードスロット
- LAN端子
などが自宅や職場では必要になると思います。
Dockを購入するのがお勧めで、どうせ購入するなら電源供給タイプにしましょう。
Dockとは別にThunderbolt 3でもう1つ電源だけにケーブルを繋ぐのは、
- 美しくない
- ポートを1つ無駄にする
- 2~3秒と言えど時間の無駄
と考えます。
多少高くても電源アダプタとThubderboltケーブルで7~8千円すると考えれば高くはないです。
純正品ではなくサードパーティ製品であれば、5千円前後で購入できます。
もちろん大学などでの外出時用に電源供給のない小さなDockは別でカバンに入れています。
これで
- USB A
- HDMI
- SDカードスロット
- LAN端子
などがいけます。
僕が今の所、出先で必要な機能は揃っています。
eGPUボックスを買う
職場のメインはアンカーのドッグですが、職場の別ルームでは、eGPUボックスというのを使っています。
eGPUボックスについてはこちらの記事で詳しく書いています。
eGPUボックスは当然ながら電源が必要です。
僕が購入したやつはどうも600Wも消費するようです。
電源トランスも巨大です。
そしてこのeGPUボックスは、Thunderbolt 3でMacBookProと接続されます。
はい、電源供給されます。
純正電源アダプタなんて購入する必要はありません。
Thunderbolt 3 接続の機器を買う
他にも電源供給されるであろうThunderbolt 3接続の機械には、
- ストレージ・ドライブ
- 外付けディスプレイ
などがあります。
ただ僕はまだこれらのThunderbolt 3接続の物を使ったことがないので、実際に確かめたわけではないです。
ですので、確証があるとかお勧めという扱いにはしません。
ただしディスプレイに関しては電源供給されているというYouTube動画での報告を見た記憶もあるので、外付けディスプレイの購入と電源アダプタの追加購入を考えている人は、こうしたタイプのディスプレイを購入するのもありだと思います。
MacBookPro 16インチの場合は85W〜90W程度の給電能力が必要です。
その能力のあるお勧めのディスプレイを紹介します。
MacBookPro 13インチであれば、60W程度でも大丈夫だと思います。
こちらは給電能力90Wを確認。
十分ですね。
純正アダプタを買う
こういった外部機器を使う必要はないし、できるだけコストを押さえたいということであれば、純正アダプタを購入しましょう。
電源アダプターは中華製の安い物もあるようです。
僕は買わないです。
問題無く使えるのかもしれません。
僕が気にするのはMacBookProは電源のノイズ混入が悪影響を与えるのを押さえる機能あって、電源ノイズなどで充電制御系を敢えて止めて保護する機能があります。
電源制御系のトラブルは僕にも時々相談があります。
現在のT2チップはデータを個体ごとに暗号化して記録するため、症状によっては最悪データの復旧は不可能になります。
ですので、僕は精神的な安心感もあってアップルの推奨品をできるだけ安く購入するうようにしています。
推奨品のないものは純正品しか選択肢はないです。
確かに純正のパーツの定価は高いです。
が、高いと言っても電源アダプタは数千円。
それに対して僕のMacBookProは60万円オーバーです。
数千円をケチるために、数十万円の機器のリスクを増やすというのは、計算がおかしいなと考えます。
必ず必要な数を電源アダプタを用意するべし!
ということで、
- 電源アダプタを最低3個は用意しよう!
- ただし購入の優先順位は純正電源アダプタは最下位で
について書きました。
ではまた。
僕は初めてノートPCを購入したのは高校生だった1989年。
NECのPC-9801Nでした。
その依頼
計9台を30年間、毎日使い続けています。
毎回、電源アダプタは3つ用意しています。