こんにちは、岩崎将史です。
いくつか納品が迫っている楽曲があり、週末ですが出勤しています。
ひたすらLOGICに向かっていますが、マスターキーボードとして3年ほど使っているS61が、初期からKEYタッチのトラブルに悩まされています。
それ以外は何の不満もないパーフェクトなキーボードなので、どうしたものか。
自分の脳内整理の為にもMIDIマスターキーボードについてサクッと書いていようと思います。
Native Instrument / KOMPLETE KONTROL S61
今はNative Instrument の KOMPLETE KONTROL S61初代を使っています。
同じ型番の現行機種はMK2になっていて下の写真のように、カラー液晶がついてます。
僕が購入したのは前のモデルで、8本のノブとパラメータ表示があるだけのものです。
ピカピカの光るKEYが特徴です。
初期から不具合があるので、いつかわ買い換えないとと思っていますが、決まってません。
マスターキーボード 使用歴の変遷
僕のマスターキーボード変遷を、MIDIキーとして使ったいた場合のみの評価で。
YAMAHA V2
中学生初シンセ購入。特に不満なし。強いて言えばベンド&モジュレーションホイールが奥にあるので、手首が疲れるのとブレる。
KORG 01/W FD
特に問題はなかったけどピアノタッチでフル88KEYの方が効率良いのでは?と。
KORG T1
特に問題はなかった。
PCを上に載せれるのが良かった。
KORG TRINTY V3
リボンタッチがすごく便利だった、がジョイスティックに経年劣化かで不具合が。
モジュレーションだけを入れたいのにベンド情報も微妙に入ったり、その逆だったり。
MIDI KEYとしてじゃないけど、Tや01に比べて音が絶望的にダメだった。
アタック感がなく抜けない感じ。
YAMAHA P-200 & P-250
特に問題なかったですが、5年ほど使った後に、下のP-250に買い換えました。
それまではPCとの間にMIDIインターフェースを使うのが普通だったのですが、USBで直接PCに繋げられるUSB-MIDIというのが主流になります。
PCにシリアルポートがなくなってUSBのみになったりしてMIDIインターフェースをワザワザ使うのも、という感じになって行きました。
P-250も特に問題なかった。
USB-MIDIになったので、PCとの接続も楽に。
今、これに戻っても機能的にはOKです。
が、スタジオで使うには少しデカイ、分厚い。
アンプ&スピーカー付きなので。
現行だと、この辺でしょか。
アンプスピーカーレスでコンパクトになっているので、ありかもと思いつつ、ベンダー&モジュレーションホイールが鍵盤の奥にいってしまったのが、さて、どうか。
M-Audio KeyStation
都内のメーカーさんに出向いて曲作ったり、ホテルで作ったりしなきゃいけない時期が数年あったので購入。
超軽い。超安い。
ただし、すぐ壊れる。
特にモジュレーション&ベンダーホイールの建て付けが悪くて、鍵盤入力中に振動でガンガンモジュレーション情報が入力されるようになる。
購入後、1年くらいで症状が出たして、慌てて2代目を購入。
2代目も同じ症状がすぐに出たので、やっぱ安物はダメ。
そしてKEYの軸も浅いので、タッチの奥行きでVerocity変わりすぎ。
あくまでも簡易ポータブル。
現行だとこの辺。
良くなっているのか、どうか…。
変わっていないような…。
NORD シリーズ
NORD ELECTRO 3 & 4 HP
ライブ用に購入。ライブ用途としてはパーフェクト。
MIDI KEYとしては、そもそもモジュレーションホイールとかベンドとかないので、向きません。
nord electro 3 はUSBは付いていながらもUSB-MIDIには非対応でした。
下記の最新モデルである nord electro 6 は USB-MID 対応になっています。
NORD WAVE
モジュレーションホイールとベンドの感触は最高。
せっかくUSBが付いていてPCで音色の管理ができるのに、USB-MIDIには非対応で使えませんでしたが、下記の現行 nord lead A1は対応になっています。
KEYが少なくてで良いなら、ありかも知れませんね。
ただ、無駄なつまみが多いですが…、マスターKEYとしては。
Native Instrument / KOMPLETE KONTROL S61
という色々な変遷をへて、ここ3年ほどは友人クリエイターの勧めでS61を使用。
ポイントをまとめてみる。
程よい大きさ、重量 | ➡️ | 完璧。不満無し |
ELECTROなオーダー多いのでノブ使うと便利かな? | ➡️ | 最初は使ってたけど徐々に面倒になり結局トラックボールになり使わず |
KONTACT KONTROLE と相性が良い | ➡️ | KONTACT KONTRLE が重すぎ。 普通にKONTACTを立ち上げた方が動作が軽いし、パラメータも深く触れるので使わなくなった |
トランスポートやカーソルキー | ➡️ | 全く使わない |
タッチセンス式のベンド&モジュレーション | ➡️ | これは期待してなかったけど凄く使いやすい。 物理的な事故がない (ホイール式は劣化で振動しいらん情報が) いきなり入れたいデータに飛べる (ホイール式は100→50とかは無理) |
キーボード | ➡️ | これが問題。 |
という感じ。
良かったのはタッチセンスで、それ以外は結局あまり使わなくなってきました。
そして最後のが今、というか購入時から悩ましい最大の問題。
KEYのタッチセンスがバラバラ
購入後、3日目くらいにF#4 (センターC4として) KEYが押しても反応しなくなりました。
LEDも点かず、MIDIも出力されない感じ。
すぐに修理依頼を出しましたが、結構日数がかかる模様。
2日くらいに再び入力できるようになって、それ以降は症状でなくなったので修理はキャンセル。
1ヶ月後くらいからKEY E4のVelocity Sensitiveがおかしい。
フォルテで弾いてもVelocity 20~30くらいになってします。
そして、たまに入力できなくなる。
これはその後も続き今も改善せず。
さらにここ2ヶ月ほど、今度はKEY E5もおかしくなる。
症状としては、E4とは逆。
ピアニッシモで演奏しても100~120くらいのフォルテが入力される。
他にもvelocityのバラバラ感が強くなってきている印象。
それ以外は不満無し
タッチの故障以外は、全く不満なし。
ということは修理??
でも、購入数日後から症状が出ているので、修理してもまた他のKEYもとなりそうで、それなら信頼できるものに書い直した方が?とも。
現行のこちらのピアノタッチだと、もう少し精度が揃った物になっているのでしょうか?
だとしたら、問題なしです。
友人クリエイターもこれを使っていて、タッチのトラブルがでたようですが、修理してからは特に問題の声は聞いてないです。
キーボード自体の品質でいうと、ヤマハとかは過去にも何も問題なかったので、やっぱ国産が良いか?などと悩みつつ、仕事に戻ります。
では、また。