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【音楽制作】シーテック TVCM『技術が明日を拓く。』

音楽制作/楽曲制作
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こんにちは、岩崎将史まさふみです。

僕が音楽を担当したTV-CMテレビ・コマーシャルが公開がされました。

YouTubeで公開

シーテックのTVコマーシャル『技術が明日を拓く。』 です。

伝統と最新技術の組み合わせを表現

最初のCMプロデューサーからの依頼内容はこちら。

CMプロデューサー
CMプロデューサー

著作権料が発生しないクラシック曲で、日本の伝統と最新テクノロジーの融合が伝わる音楽にしたい。

楽曲はチャルダッシュに

プロデューサーや制作、クライアントとも相談し楽曲は「チャルダッシュ」に決定。

ヴァイオリン曲として定番の曲。
テンポ変化が激しく速弾きパートが分かりやすいのでコンサートでもうける曲です。

これをエレクトロなアレンジにして、現代技術を表現しようということになりました。

200万近い再生を叩き出す三味線奏者・駒田早代さんに決定

そして伝統の部分は三味線にしたいとなりました。

奏者は駒田早代こまだ さよさんに決定。

駒田さんは三重県津市出身。
津軽三味線、民謡、長唄などを学び、2022年に東京藝術大学音楽学部邦楽科を卒業後はコンサートやレコーディングなどの活動だけでなくYouTubeにも力を入れていて、上記にリンクした動画は200万回近い再生を記録。
凄い…。

クラシック曲と伝わるか?

プロデューサーには1つだけ心配がありました。

CMプロデューサー
CMプロデューサー

三味線でエレクトロアレンジにすると、チャルダッシュ、つまりクラシック曲(ここでも伝統を表現)と伝わらないかも?

岩崎
岩崎

ヴァイオリン1本だけ入れましょう。そうすれば原曲感を少し伝えられるかと

ということで、編曲(アレンジ)、音源作りに入ることに。

LOGIC Pro で編曲と楽譜作成

音源づくりはまず構成作りからスタート。

3パターンの構成アレンジを制作し提案

チャルダッシュのどの部分をどの様に30秒にするかを、A・B・Cの3パターンのデモ音源を制作。
プロデューサーとクライアントに選んで頂けるように提案しました。

と同時にTVCMの場合は15秒での短いバージョンもOAオンエアされます。
合わせて15秒の使いどころも提案。

個人的には別案のA案がよりダイナミックな変化とストーリーがあり好きでしたが、C案に決定しました。
好きというのは音楽的にはという意味です。
CMの作りに最もふさわしい物としてC案を作成していました。

構成確定後はLOGIC Proでアレンジ作り込み

構成が確定したので、アレンジの作り込みを行っていきました。
ブログでは何度も書いていますが、僕は作曲・編曲の作業ではLOGIC Proを1992年から長く使い続けています。

ヴァイオリンはオリジナルの楽曲が起草しやすいように最初の2小節間だけ原曲どおりのテーマを演奏。
その後はサポートなどで、三味線のパートを邪魔しないように2ndラインを作っていきました。

ヴァイオリン二重奏の曲ですが、そのまま2ndパートをやるだけだと、三味線が立たなくなるので、完全にオリジナル・アレンジに。

ヴァイオリン波馬朝加さんで、スタジオ・フルハウスにて録音

アレンジが完成したので、ヴァイオリンの演奏依頼を掛けます。

安定の波馬朝加さんに依頼。

録音場所はもちろん僕のスタジオ・フルハウス。

30分で程でさくっと録音完了しました。
僕も朝加さんも仕事が早い

三味線はスタジオ・フルハウスで本番録音

三味線の演奏も僕のスタジオ・フルハウスで録音しました。

公式に録音時のメイキングの映像がアップされているので、ご試聴ください。

CM映像の撮影は別のスタジオですが、録音時の映像はカメラも場所もフルハウス像です。

編曲での音源や音楽プロデュース

僕および弊社フルハウスはこんな感じで作曲や編曲含む音楽のプロデュースなどを日々行っています。

何でもご相談くださいね。

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