こんにちは岩崎将史です。
今回はドラムの演奏動画の作成方法についての記事です。
ドラムの演奏動画といってもガッチリとしたアーティスティックな動画作品作りではありません。
固定カメラ1台のみの映像で演奏の全て伝わるようにする撮影方法と録音についです。
動画審査は固定カメラ1台のみ
新型コロナの2020年以降は、音楽のコンクールやオーディションなどで動画審査が増えています。
その動画審査は必ずと言ってよいほど「映像はカメラ1台で画角は固定。編集は一切禁止」というのが一般的。
僕が撮影録音に携わった物は大きなコンクールでの審査突破や受賞など経験豊富ですので参考になるかと思います。
ドラムのカメラ1台は難易度が高い
今回はドラムでの撮影に挑戦してみたかったのです。
理由としては「ドラムが一番撮影の難易度が難しい」と考えていたからです。
大抵の楽器は1方向からで演奏の技術的な動きは全て収めることができます。
ところがドラムはその様にはいきません。
ドラムキット内のほとんどの楽器は上を向いていますので、上からアングルで全て収めることができます。
しかしバスドラム(キックドラム)とハイハット・ペダルの動きを収めることができません。
ドラム演奏の解説動画なども良く収録していますが、基本的にははタムやシンバルの演奏が分かる上方向からのカメラとは別に、足元が分かるように別のカメラをもう1台設置しています。
今回はその様なスタイルではなく1台のカメラで、
- 全ての手と足の動きが分かること。
- 太鼓やシンバルだけでなく、ペダルの動きも全て分かること。
という目標を立ててみました。
手足の動きが全て分かるアングルを探し求めて
今回は挑戦はVLOGとしてYouTubeにアップしました。
演奏&被写体になってくれたのはドラム奏者『やまだよしひさ』さん
動画なのでブログという文字と静止画ベースでまとめるのは難しかったので。
最終的には横からのアングルになりました。
ドラマーの左後ろからです。
この時点で文字だと分かりにくい‥
これなら手の動きと足の動きが全て分かります。
特に右足とキックドラムのビーターがしっかり映っているので、良いのではないかと。
ドラム録音のサウンドについて
ドラムの映像収録でより難しいのが音です。
音については通常のスタジオ・レコーディング通りにマルチマイキングで収録しています。
ドラム録音については多くの方法や技があります。
それについては今後で記事化していく予定です。
お金に困ってなかったら自分の作品作りと記事作りに全力注ぐんですけどね。
基本的には毎日仕事で日中は収録現場や依頼作品の納品の連続。
そのためブログは朝3~4時頃に起きて2時間くらいの時間で書いていってます。
この記事を書いている今も時間は朝5時です。
ということで、今回はこの辺で。
ではまた。