今夏にレコーディングしていたCDが11月11日にリリースされました。
宮原博明さんという演奏家のCDの紹介です。
「はじまりの音」紹介動画
CD音源からと思われるプロモーション動画がYouTubeに公開されていましのた。
様々の民族楽器を奏でる
かなり変わった楽器が多数登場するCDです。
宮原さんは多様な世界中のいわゆる「民族楽器」を巧みに扱う音楽家です。
人間の耳で聴こえる音をそのまま収録
宮原さんが持つ楽器は全てアコースティック。
そして、普段から電気音響を一切使用しない演奏スタイルです。
スタジオに全ての楽器を並べ、ステレオマイク1つを客席最前列の位置に置き、そのマイクのみでレコーディングしました。
上のフェイスブック投稿写真がレコーディング時の様子です。
近年は楽器の近くにマイクを立て、音響的、電気的に加工した作り込んだ作品が一般的ですが、今回のCDはそれとは真逆のコンセプトです。
宮原さんの奏でるサウンドは、空気の振動と気をダイレクトに届けます。
その空気の流れをそのまま受け止められるようにしました。
近づけることのマイクをメリットとデメリット
マイクポジションを離すことで、対ノイズ(SN非)は悪くなります。
マイクポジションを近づけることで、楽器音が大きく収録でき対ノイズでは有利になります。
が、その分近接効果で低域が持ち上がるので、EQなどの電気的な調整が必要になります。
そしてダイナミクスも変質するのでボリュームやコンプレッサーなどにより音量バランスの細かな調整なども必要になり、本来の生で聴くサウンドとはかなり違い表現になります。
HPと会場のみでの販売
今回のCDは内容と共に販売の方法もユニークです。
アマゾンなどのネット販売はなく、現状はHPもしくは演奏会場での限定のようです。
ライブ情報はフェイスブックページ
ライブ情報はフェイスブックページで案内されているようです。
CDは宮原さんホームページより
そして宮原さんのホームページがこちら。
CDの注文はこちらで受け付けているようです。
今回は、この辺で。
では、また。