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マイクの指向性とは? 3種類【超簡単ざっくり説明】

マイクの指向性 基本の3種類を簡単解説DTM・レコーディング系ノウハウ
この記事は約4分で読めます。

マイクで音を拾う方向性の事を指向性と言います。

マイクの指向性はたったの3つ

マイクの指向性は一般的には3つです。

  1. Omniオムニ
  2. Cardioidカーディオイド
  3. Figureフィギュア8エイト

まずはこれだけ知っておけば問題ないです。

「マイクの指向性は3種類だけ」なんていうと、プロのエンジニアからは「いやいやいや」となって、もっと細かいバリエーションが登場します。
そして、それそれの方式や音の違いなど技術の話が始まって30分くらい説明が続きます。

という光景を何度も見てきましたが、それを聞かされた音響を学ぶ学生などに「では、こういう時はどんな指向性がベストだと考えますか?」と次の機会に質問すると、そもそも「指向性ってどんなのがありしたっけ…」と目を空に浮かす人や、慌ててノートをパラパラと探す出す人。

実際にマイクロフォンを使うにあたっては、もちろん指向性を作り出している仕組みや、それに伴う音の特性も大事です。
が、ぶっちゃけ分かって無くても仕事は全然できます。

簡単にで良いので、必ず知っておきましょう。

3つの指向性の詳細

3つの指向性はどう違うのか?
簡単に図と文章で説明します。

Omni(無指向性、全指向性)

360度、ぐるりと全方向の音を拾います。
マイクロホンの基本です。

Cardioid(単一指向性)

後ろ方向を集音しにくい指向性です。
(前だけ集音するとは言ってない)

楽器用としては一般的に最も良く使われる指向性です。

Figure 8(双指向性)

前方と後方を集音する指向性です。
横方向の集音性が低いので、その特徴を活かすことも多いです。

Bidirectional とも呼ばれるようです。が、僕はリアルに聞いたことがありません。
僕が関わってきた英語圏のエンジニアは皆さん、Figure 8でした。
(たまたまの可能性が大いにあり)

僕がお奨めするマイクは基本、高価な物が多いかもですが、普段から使用頻度の高いもので、一生使えるクォリティの物しかお奨めしていません。長い目でみたらそちらのほうが絶対にコスパが良いです。

Cardioidにはバリエーションが3つある

以上です。
初心者はこれでOKですが、余裕があれば次の事を知っておくと便利です。

Cardioidには3つのバリエーションがあります。

  1. 広い
  2. 普通
  3. 狭い

再びエンジニアに突っ込まれそうですが、これで良いです。

DPAマイクロホンでの3タイプのポーラーパターンを比較してみます。

Wide (4015A)
Normal (4011A)
Super (4018A)
DPAマイクロホンより

ワイドの4015Aとノーマルの4011Aがどうも僕には同じ図に見えます。
実際の収録サウンドはかなり違うので、間違いかアバウトな図なのか?分かりません。

広い

Wideワイド Cardioid と呼ばれます。
ちょっと広めの前方向の指向性です。

普通

Cardioid とだけ言われれば、3つのCardioidの全体を指すか、もしくはこのノーマルのCardioidの事を指すかのどちらかです。

そちらの意味で現場で発言されているかは、前後の文脈と空気を読むしかありません。

ボーカルマイクはこのタイプが多いです。

楽器用としてはDPAの4011が定番です。

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狭い

Super Cardioidスーパーカーディオイド とか Hyper Cardioidハイパー カーディオイド などと呼ばれます。
日本語では超指向性などと呼ばれることが多いです。

狭い指向性を獲得するためにサウンド的に犠牲になることが多すぎて楽器用には使えません。
ですので音楽系の人は知らなくても良いです。

マイクの指向性まとめ

以上が分かっていれば、まず初心者は十分です。

より詳しく知りたい人は、それぞれの音の特性の違いは、どうやって指向性を作り出しているかの仕組みを理解する必要があります。
また、それぞれの指向性の使い所というのも知りたい人もいるかも知れません。

また別の記事で書いていきますが、過ぎたるは及ばざるが如しですので、今回はここまで。


僕の会社「フルハウス」では様々な音楽制作やレコーディングなどの仕事をおこなっています。
是非チェックしてみてください。


では、また。

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