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マスタリング用 A/Dコンバーター 聴き比べ【ep2】

DTM・レコーディング系ノウハウ
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こんにちは、岩崎将史まさふみです。

3つのA/Dコンバーターの音質比較、今回はエピソード2となります。

前回の記事【ep1】を見てない人は先に見てください。

前回は4種類のサウンドをブラインド(目隠し)で聴いて頂きました。

あなたのそれぞれの評価はどうでしたか?

今回はその回答編です。

それぞれのサウンド比較と回答

今回は各オーディオファイルに、何のA/Dコンバーターを使ったかを記載しておきます。

もちろんA〜Dの4つとも前回と同じものです。
皆さんの予想はどうでしたでしょうか?

A – STUDIO One Sample Rate Convert

STUDIO One Sample Rate Convert

B – Lavry Engineering AD122-96MkIII

フルハウスで使用してきたA/Dコンバーター Lavry Engineering AD122-96 MK3
Lavry Engineering AD122-96MkIII
LAVRY ENGINEERING ( ラベリーエンジニアリング ) / AD-24-200 Savitr
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C – RME ADI2-Pro FS R Black Edition

RME ADI2-Pro FS R Black Edition

D – Dangerous Music AD+

Dangerous Music AD+
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Dangerous Music
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再生環境で大きく変わる評価

それでは次に僕の評価というか感想を書いていきます。

ただし、あなたの評価とは違うかも知れません。

音の好みや聴き方は人それぞれです。
参考程度に読んでください。

僕は主に2つのスピーカーで試聴しました。
大きいスピーカー(ラージスピーカー)として Wilson Audio Tiny Tot (WATT + Puppy System V.1)。
小さいスピーカー(スモールスピーカー)としてMacBook Pro 16インチ M1 Max。
これにイヤフォンやカーステレオなどでも聴いてみました。

それぞれのスピーカーというか聴くべきポイントで評価は大きく変わりました。
その辺りの違いも説明していきます。

評価

それでは評価と感想を書いていきます。

STUDIO One Sample Rate Convert

STUDIO One Sample Rate Convert

Studio OneのSRコンバートについては過去記事で評価しています。

高域・低域が綺麗に変換されますが、中域が少し抜けた様な感じになります。
押し出し感が弱いというかパンチがない感じになりました。

Lavry Engineering AD122-96MkIII

フルハウスで使用してきたA/Dコンバーター Lavry Engineering AD122-96 MK3
Lavry Engineering AD122-96MkIII

コレが低域の輝きや迫力、全体的な音の太さはピカイチかと思います。

ところが、ラージ・スピーカーとスモール・スピーカーでかなり印象が変わって聴こえました。

ラージ・スピーカーで聴くと高域が甘く落ち着いた感じでイマイチな印象になり、他と比べて少しイマイチ感を感じてしまいました。

その割にスモールスピーカーやイヤフォンで聴くと、最もバランスが良くトータルで最良と感じました。

この差はとても興味深いところです。

LAVRY ENGINEERING ( ラベリーエンジニアリング ) / AD-24-200 Savitr
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RME ADI2-Pro FS R Black Edition

RME ADI2-Pro FS R Black Edition

RME ADI-2Proは中域の押し出し感は抜群でした。

ただし低域と高域に粗さや汚さを感じます。

ロックな作品には使えると思いますが、クラシック音楽などのアコースティックアンサンブルには微妙と感じました。

Dangerous Music AD+

Dangerous Music AD+

高域の伸びが綺麗です。
その分中域や奥行き感が少し薄く感じました。

ただし現代的な音というかレコーディング業界でよく言われるトランスペアレント、無味無臭という印象です。
クリアに前に抜ける感じがします。

LAVRY ENGINEERING ( ラベリーエンジニアリング ) / AD-24-200 Savitr
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総評

それぞれ特徴があってどれもあり水準には達していると思います。

ハイエンドなマスタリング業務ということでは、RMEは1つランクが落ちるという印象でした。
ただし、ロックやポップス系などに限定するのであれば順分に対応できると思います。

全てのA/Dコンバーターを用意して作品の方向性に合わせて変えられればベストでしょうが、現実的にはそうも生きません。

敢えて導入を1台だけを選ぶならDangerous Musicがコスパ高いと感じました。
予算が潤沢にあるならLavry Enginneringも選択肢になります。

僕自身はLavryの音に慣れていまして、おそらくですが40代以上の人の評価はLavry Engineering AD122-96MkIIIのAの評価が高いのではないでしょうか?

1990年代後半以降、世界トップレベルのマスタリングスタジオの多くでLavryのコンバーターが使われてきた実績があり、この音=CDの音みたいなイメージも醸し出しています。

ただしAD122-96MkIIIは既に廃盤でして、Lavryの金色コンバーターの現行品を僕は聴いたことがありません。
開発も世代交代していると思いますし、同じ音なのか良くなっているのか、あるいは変わってしまっているのか?その辺りは分かっていません。

購入を検討される際は、やはりデモを手配して実際に音を聴いてみる事をオススメします。

Dangerous Music AD+に追加機能を発見

ということで、僕の運命としては、

  1. DANGEROUS MUSIC AD+を購入する
  2. LAVERY ENGINEERING AD122-96MkIII を修理に出す
  3. LAVERY ENNGINEERINGの現行の金色ADコンバーターを購入する

のいずれかを選択肢があります。

ところがこの後でDANGEROUS MUSIC AD+にもう一つ重要な機能があることを発見しました。

と言うほどの隠された機能ではなく、DANGEROUS MUSIC AD+の売りみたいです。

それは「SWITCHABLE TRANSFORMERSスイッチブル トランスフォーマー & EMPHASIS CONTROLエンファシス コントロール

これを試さないと、このコンバーターの真価は分からないっぽいです。

この機能を踏まえた比較試聴をした上で、どの道を選択するか決定した。
次回それについてブログ記事を書きます。

ということで、次回の通知をお見逃しないようにメルマガ登録よろしくです。

今回はこの辺で。
ではまた。

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