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クラシック音楽やオーケストラの録音に必須|長いステレオ・バーの自作方法

DTM・レコーディング系ノウハウ
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、岩崎将史まさふみです。

僕はオーケストラなどのコンサートの録音業務を月に何日かやっています。

クラシック音楽のコンサート録音に欠かせないのがステレオ・バーです。

愛知県芸術劇場 コンサートホール にフルハウス自作の長いステレオバーでDPA4006とDPA4015のマイク4本を吊り上げる。

写真の様にマイクを取り付けた状態で、吊り上げて集音します。

コンサートの録音には欠かせないこのステレオ・バー。

市販品の数種類が発売されていますが理想的な長さの物が欲しい。

そこで僕は自作したステレオバーを使っています。

今回はその自作ステレオバーを再作成しました。

作り方をブログに残して置こうと思います。

市販品を組み合わせて作るステレオ・バー

自作の長いステレオバーにボールマイクとDPA4015を取り付けたメイン吊りマイク(金山 : 特殊陶業市民会館)

次の2つの市販品を組み合わせて作りました。

  • SABRA-SOMサブラソン『ST2』
  • ステンレスパイプ
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SABRA-SOMサブラソン『ST2』

SABRA-SOMサブラソン『ST2』は安価なステレオ・バーです。

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距離が短いのでスタジオ内で使うには良いのですが、オーケストラの集音には向きません。

これのバー以外の部分を流用します。

僕はサウンドハウスで2個購入していましたが、現在は販売終了となっていますね。

Amazonではまだ購入できるようです。

もしかしたらメーカーが製造を中止しているかもしれないので、必要な人は早めに購入しておいた方が良いかもです。

購入する際は必ず2個購入してください。

でないと長尺ステレオ・バーの意味が無くなります。

ステンレス・パイプ

バー部分にはステンレス・パイプを使います。

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ホームセンターに売っています。

どの様な用途に使うものかは僕は詳しくありません。

色々な長さや径があるかも知れませんが、

  • 長さ1820mm
  • 径910mm

を購入してください。

作り方と使い方

動画にもしています

作り方は至って簡単です。

ステンレスパイプにパーツを取り付ける

SABRA-SOMサブラソン『ST2』のマイクホルダーを取り付ける部分とスタンドに固定する部分を取り外します。

取り外したパーツをステンレス・パイプに取り付けていきます。

取り付け位置などは下記にて。

  • 中央にマイクスタンドを固定するパーツ
  • 左右が20cm~30cmほどの距離になるように1個づつマイクホルダーを取り付けるパーツ
  • 左右の端に1小筒マイクホルダーを取り付けるパーツ

これで完成です。
とても簡単。

マイクの取付け方法

合計4つのマイクを付けられるのですが、それではどの様なマイクを取り付ければ良いのか?

これについては世界各地で様々な流派があるので、正解は1つではないです。

一般的には、

  • 中央にOMNIオムニマイク、両サイドにCardioidカーディオイドを取り付ける
  • 中央にCardioidカーディオイド、両サイドにOMNIオムニマイクを取り付ける。

のどちらかが多いです。

欲しい音像や編成、ホールの響き具合などの経験値で決めています。

市販品のステレオ・バー

K&M ( ケーアンドエム ) / 23560 3/8 を使った吊りマイク

一応、安価なものとしてK&Mから少し眺めのステレオ・バーも販売されています。

K&Mケーアンドエム の『23560』という製品で、6個のマイクを取り付けることができます。

K&M ( ケーアンドエム ) / 23560 3/8
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僕はこれも2個持っています。

ピアノ録音のマイクセッティング。Royer R-121とB&K4006をステレオペアでミックス。

スタジオ内や小ホールでの録音には頻繁に使っています。

ただし自作ステレオ・バーよりも少し短いです。
長さが850mmですのでの半分より少し短い。

K&M ( ケーアンドエム ) / 23560 3/8 を使った吊りマイク

大型のコンサートホールで4ch録音可能な場合は、 K&M『23560』よりもう少しワイドを広げたい場合があるので、より長い自作ステレオ・バーを使います。

同じ様な長さの海外メーカーの市販品を20年くらい前には見かけた記憶もありますが、価格がバカ高かった記憶があります。
それ依頼チェックしていないので、そのメーカーだったのか?現在も販売されているのか?などは分かりません。

自作が安いし機能は一緒で十分です。

必要な人は是非、真似してみてください。
今回はこの辺で。

もし僕に録音を依頼してみたいと思った方は、僕の会社『フルハウス』へ是非お問い合わせください。

ではまた。

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