こんにちは岩崎将史です。
僕がレコーディング関連を担当した音楽グループ『太陽と月』の2ndアルバムが発表されました。
多くの人が簡単に視聴できる様にダイジェスト動画を勝手に作成しました。
勝手といっても「こういうの作りましょう」ということで最終的な確認は取っています。😅
僕のスタジオ『フルハウス』ではアルバム制作をご依頼頂いたか方には希望があれば無償で簡単な動画を作っています。
以前のこちらの動画なんかもサービスで僕が作成しました。
全てアコースティック楽器にて奏でるオリジナル楽曲。
今回はレコーディングからマスタリングまで録音原盤完成の流れを簡単に解説します。
アコースティック作品のアルバム録音などを考えている人には参考になる、かも?
大学の先輩からの相談
今回のアルバム制作は『太陽と月』の松尾志穂子さんからの相談で始まりました。
打楽器奏者であり鍵盤ハーモニカ奏者として活躍している松尾さん。
僕にとっては大学の先輩にあたります。
といっても学生時代に被ってはおらず、知り合ったのは2年半ほど前。
大学の卒業年代が近い人間が毎年集まる忘年会でした。
それから数年が経っていましたが、Facebookメッセンジャーでご連絡を頂きました。
2ndアルバムのレコーディングを考えています。
調べてたらフルハウスさんに行き着いて。
早速、計画している概要を教えていただいて、早速録音の方法や大まかなスケジュールなどをプランしました。
全12曲を2日間で録音
アルバムに収録したい曲は全部で12曲。
そのうちの1曲はコンサートホールにて既に録音済みということで、マスタリングのみ。
残り11曲をスタジオ『フルハウス』で録音する事にしました。
2日間での11曲の録音というのは、それなりにタイトな時間設定です。
全て同じ楽器編成ならまだしも『太陽と月』はマリンバや鍵盤ハーモニカ、ピアノ、ベース、パーカッションなど持ち替えやセットチェンジも多いとの事。
できるだけ効率よく録音できるように事前の計画が大切です。
松尾さんとメッセンジャーでの打ち合わせを進めながらタイムテーブルを作成していきました。
同時録音で時間を効率的に
基本的には参加メンバー4名での同時演奏での録音。
必要に応じて個別収録などのダビング作業を行うという進行にしました。
そこで3パターンの配置図を作成しました。
スタッフとも共有しておくことでセットチェンジにスムーズにしました。
効率的な録音進行のためには事前の打ち合わせと準備が重要です。
参加メンバーは5名
参加メンバーは5名。
鍵盤ハーモニカやマリンバの松尾志穂子さん。
ピアノ小池晶子さん。
『太陽と月』は松尾さんと小池さんのユニットです。
ベース熊谷将さん。
ドラムス原創平さん。
そしてパーカッションは田口美郷さん。
美郷さんは在学中に被ってはいないですが僕の大学の後輩にあたります。
大学関連のイベントで一緒になってセッションしたことがありました。
偶然にも僕の妻とは同じ出身で小学校の時には同じ演劇グループで一緒だったそうです。
美郷さんは僕が運営している加藤梨菜MasaPチャンネルにも参加していただいてますのでお馴染みの人もいるかと思います。
実はこの時期に丁度AKB48の「フォーチュンクッキー」を収録予定だったので、ピンときてその場で出演依頼をだしました。
この後編集して次回公開する動画にも参加してもらっています。
そうそう、演奏系や作曲仕事なのど音楽家としての活動は、ここ2年間はこのブログではなく音楽家サイトに記事化していってました。
正直、使い分けに迷っていたりします。
音楽家サイトの方はサラッと概要だけにして、詳細はこちらのブログにした方が良いのか?など。
アドバイスあれば是非。
録音オペレートは弊社フルハウスの山田貴希力が担当。
準備のおかげもありますが、それ以上に演奏者の技量のお陰で完璧に予定通りの時間で録音は完了。
楽しい2日間でした。
お任せONLINEミキシング
収録後の編集・ミキシングは希望をお聞きし完全オンラインで作業で進行させました。
メッセンジャーで各楽曲の希望を頂きミキシングしたファイルをアップロード。
後日フィードバックを頂いて修正。
というのを何回か繰り返しました。
ミキシングが8割方見えてきたらマスタリングも同時に進めます。
というのが僕のスタイルでフルハウス独自のシステムにしています。
音量やEQ感を合わせながらミキシングの微妙な詰めと合わせて調整していきます。
マスタリングが完了したらCDプレス工場に搬入するためのDDPマスターを作成。
今回のアルバム制作作業が完了しました。
CDは『太陽と月』STOREにて
完成したCDは僕はまだ現物を手にしていませんので、松尾さんのSNS投稿をリンクしておきます。
投稿欄にもありますが、CDは『太陽と月』STOREからオンラインで購入できます。
今回はこの辺で。
日々、音楽制作やレコーディングなどを行っています。
ではまた。