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社会保険を払わずに手取りをアップして働き方改革も実現しちゃう方法(皮肉)

ビジネスの学び
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岩崎将史です。

作編曲、サウンドプロデュース業を、株式会社フルハウスという会社でやってます。
音大でも教えたりもしています。

社会保険を払わずに、働き方改革も実現でき、さらに会社員の手取りをアップできる凄い良い方法があります。
経営者の人なら誰でも知っていると思いますが、ここ数日、話題になっているコレです。

社員から業務委託の個人事業主、いわゆるフリーランス契約に切り替えてもらう事です。
会社側にも凄いメリットがあるので、すんなり受け入れてくる、かも?

これで貴方の手取りは間違いなく大幅アップします。

なお、本気で推奨しているワケではなく、皮肉として書いてる部分もあるので、ちゃんと裏を読んでくださいね。
マジな突っ込みはご勘弁を(笑)

そして、もし実行する際にはちゃんと自分で勉強するなり専門家に確認をしましょう。
自己責任でお願いします。

社員から個人事業主になるメリット

会社員から個人事業主(フリーランス)になると多くのメリットがあるのですが、手取りを大幅に増やす事ができるので、まずはそこを解説します。

社会保険はすごく高い

社会保険は、ざっくりと下の表の金額が給与から引かれています。

年収天引きされている社会保険
300万円44万円
400万円57.5万円
700万円100万円

高いですよね。

年収700万円になると、100万円も社会保険料で引かれています。

さらに源泉所得材なども引かれますので、手取りは530万円ほどになってしまいます。

その社会保険を丸々ゲット

個人事業主(フリーランス)になると、社会保険を払わなくてすみます

なので手取りが大幅アップします。

代わりに国民年金になるのですが、こちらの方が圧倒的に安いです。

年度ごとに費用は変わりますが、今年はなんと、16,410円/1ヶ月です。
1年でも19万6千920円。
さらに、まとめて支払うと割引あり。
詳しく知りたい人は日本年金機構HPにて確認してみてください。

年収300万円の人は、44万円取られていたものが20万円弱ですみますので、手取り額が25万円ほどアップします。
年収700万円の人なら、100万円取られていたものが20万円ですみますので、手取り額は80万円もアップします。

会社分の社会保険料もゲット

さらにですが、社会保険は会社負担分というのがあって、個人負担で引かれているのと同じ金額を会社も支払っています。

年収700万円の人なら会社負担分も合わせると、毎年200万円の社会保険料を払っている計算です。

年収700万円の社員をキープするには、会社は最低でも1,000万円以上の程度の予算をみます。
後述する様々な経費が必要で、さらに社会保険も100万円支払います。
そして700万円を従業員に支払っても、さらに社会保険が100万円や税金で、手取りは530万円になってしますのです。

業務委託契約にしてもらう時には、しっかりこの分も含めて交渉してください。
この分をもらっても、会社の負担は一切ありません
しっかり請求をしないと、会社側は「やった〜儲けた🎵」と喜びます。

ただし、社会保険が無くなりますので、自分で積立なり運用なりする必要があります。
サラリーマンなら受けらる恩恵が、自己責任になってしまうのですから、遠慮は無用です。
しっかりと獲得しないと大損になります。

これで個人負担分と合わせると、
年収300万円の人なら、手取りが69万円も。
年収700万円の人なら、手取りが180万円もアップします。

消費税もゲット

さらに消費税も取っちゃいましょう。
というか、事業者に消費税を支払わない事は許されません。

会社にとっては、これも負担増にはならないのです。
なぜなら消費税はあくまでも末端の消費者が収める税金と言うことになっていますので、外注フリーランスに支払った消費税は還付対象になるからです。
消費税は売上から8% (もうすぐ10%?) を収めるのですが、先に外注に支払った分は払わなくて良いよという事です。

さらに、もらった消費税は1年の売上が1,000万円以下であれば、収める必要はありません。
その辺はこのサイトに詳しく書いてあります。

これで、
年収300万円なら、24万円ゲット。社会保険と合わせると、93万円の手取り増です。
年収700万円なら、56万円ゲット。社会保険と合わせると、236万円も手取りが増えます。

凄い…。

働く時間も、休日も自由に設定できる

さらに、こういった金銭的なメリットだけでなく、働き方にも様々なメリットを作ることができます。

フリーランスはサラリーマンではないので、任された仕事を的確にこなし、納品の条件を満たしてさえいれば働く時間は自由に決めらます。

朝が弱い人はお昼から働いても良いし。夜中に仕事をしても良いです。
クライアントがそれでOKなら。

嫌な仕事は断れる

個人事業主は会社とは関係のない独立した商売人ですので、仕事の依頼を持ちかけられてもやりたくなければ断ることができます

「そこは旅行の予定が」「子供の運動会で」「ちょっと安すぎるでしょ」など理由はなんでもOKです。
発注者と受注者の両者の条件が合ったときのみ、契約は成立させる事ができます。

副業し放題

会社とは関係のない独立した個人事業主となるので、副業し放題になります。
というか、副業という言い方はおかしくて、サラリーマンにとっては副業となる他の仕事も含めて全てが本業になります。

もし実際に副業ができないような業務内容や契約内容の場合には、「事実上は従業員なのに業務委託契約をしている」と嘘をつく「偽装請負」となり、会社が罰せられる可能性があります。

ですので、遠慮なく色々なところと積極的に仕事をしていきましょう。

やりたくない仕事や手が回らない仕事は外注に出せる

個人事業主は独立した商売人ですので、業務を他の人にやってもらうこともできます。

その分、報酬を支払う事にはなりますが、10万円で請けた仕事を8万円で別の人に依頼する、という事も可能になります。

その代わり管理業務が発生します。
発注者の意向を確認して外注さんへの的確な指示書を作成し、業務の進行をチェックし、クォリティチェックをし、報酬を支払い税金収めなど、結構な業務になります。

会社にもメリットが多い

個人事業主(フリーランス)化は、依頼する会社側にもメリットがたくさんあります。

労務費を削減できる

労務費の削減ができます。

会社は従業員の税金を収めたり、社会保険料などを収めるために、結構なコストを使っています。
計算するのに事務員がいて、労務士さんに報酬も支払います。

もし従業員がいなくなれば、毎月の税金や手当の計算もしなくてよくなり、労務士さんへの報酬も大幅にカットできます。

個人事業主から毎月届く請求書に基づいて、支払いをするのみになりますので、事務コストを著しく落とすことができます。

交通費の削減ができる

毎日、会社へ出社してもらう必要がないので、交通費を払う必要がありません。

通勤手当で1ヶ月2~3万円くらい支払っているのは普通だと思います。
その場合、年間で20~30万円は節約できます。

全部ではなくても、ある程度を報酬に上乗せしてもらいましょう。
それでも会社の負担が増えるどころか減ります。

事務所家賃の削減ができる

在宅ワーク化ができれば、会社はその従業員分の事務所スペースが必要なくなります。

名古屋だと1坪(畳2畳)のスペースで、1万円弱〜数万円くらいが多いです。
東京ならもっと高いと思います。

仮1名を1坪のスペース、家賃にして1万円が必要とすると、会社は年間12万円の地代家賃が削減できます。
当然、この分も交渉して良いと思います。

個人事業主になると、仕事で使うために自宅の一部を奪うか別の事務所を借りる事になります。
そのコストを確保すべきで、当然、報酬に上乗せして交渉すべきです。

そのコストが獲得できれば、自宅だけでなく流行りのコワーキング・スペースを利用したり、スタバで仕事をしたり、それらの費用に充てるのも良いと思います。

福利厚生、雑費が削減できる

さらに従業員がいると水も飲みますし、トイレットペーパーも使います。
お茶菓子やコーヒーも減りますし、実は以外に経費がかかります。

「社員は仕事しててもしてなくても、息をしているだけでお金が掛かる」と言っていた知り合いの経営者もいました。

この辺りもガッツリ削れるので会社にはメリットが多いです。
交渉の材料にしましょう。

社員から個人事業主になるデメリット

と、散々メリットを書いてきました。
が、当たり前ですがデメリットもめちゃくちゃあります。

というか、デメリットの方が多いかも

会社が儲かってもボーナスはない

従業員であれば会社が儲かったらボーナスがでます。

結果を出した従業員に報いるというのが主な理由ですが、会社がボーナスを出す理由はもう一つあります。

税金対策です。

儲かったら法人税が増えちゃいます。
が、ボーナスは人件費扱いになりますので、経費として課税対象から外せます。
法人税は利益の中から支払いますので、ボーナスを支払えば利益を減らす事ができるのです。

税金で国に取られるくらいなら、従業員に払って士気を高めた方が良いと判断する経営者も多いと思います。

ところが個人事業主になると、そのボーナスは全て無くなると考えて良いと思います。

会社が上手く言っているからと、外注さんから突然の値上げを要求されたら、
同じことを今までの金額で請けてくれるところを探そう
となる会社が普通だと思います。

もし結果に応じて報酬が欲しい場合は、何かしらの結果に基づいて報酬が決まる形で設定して契約しておく必要があります。

老後は自己責任

国民年金はめっちゃ安いので期待しちゃダメです。

しっかりと自分で積立と運用をしなければ行けません。
以前も書きましたが、一般的な経済動向としては20~30年経つと物価は大きく上昇していることが通常です。

僕の父親に先日、初任給を聞いたら「当時は2~3万円くらい」と教えてくれました。
社会保険がオール積立式だったなら、とうの昔に破綻していたでしょう。

貯めるだけでなく物価に合わせて上昇するタイプへの投資運用も必須です。

突然、消費税の納税が発生する

年間の売上が1,000万円を超えると消費税の納税義務が発生します。

「それだけ売り上げてればいいや」と思うかもですが、きちんと8%なり10%を入ってきた金額から抜いて残しておかないと、突然「100万円を◯月◯日までに払ってね」と来たときに対応できなくなります。

そういった事態を避けるためにも日々の管理業務が必須になります。

納期が全てになる

フリーランスの場合、働く時間が自由に決められると書きました。
そのメリットと表裏一体なのが納期です。

南国ではルーズな地域もあるようですが、少なくとも日本では殆どのエリアにおいて納期はとても重要です。
大抵は、発注段階で業務委託契約書に納期が遅れた場合のペナルティーが盛り込まれているはずです。

社会的に仕方ないと思われる、災害などの特殊な状況でない限りは、納期に間に合わなければ次の仕事の依頼はないと考えて良いでしょう。

ですので、どうしても間に合いそうにない場合には、とにかく早めにクライアントに連絡と相談をしましょう。

発注者視点で言うと、ギリギリで相談されても手の施しようがないです。

気持ちが乗らない場合もあるでしょう。
そう言う時は「気持ちが乗らない」「サボってた」などと言ってもらえれば、出来ないものは仕方がないので他の人に振り直します。
もちろん、そのような輩に二度と業務を発注する事はありませんが。

ですので、基本的には「やばい。間に合わなさそう」となったら、他人に報酬を支払ってでも間に合わせて納品させるものと考えるべきです。

交通費、雑費、労務、会計経理など、あらゆる諸経費も自腹

ちょっと打ち合わせしたいんだけど」と会社から言われた際、会社の人が出向いて来てくれるかもしれません。

が、こちらから会社へ出向く場合の方が、普通は多いと思います。
その場合、そこへ行くまでの交通費は自腹です。

営業経費となりますので、価格を盛り込んで置く必要があります。
それが難しいなら「打ち合わせは1回〇〇円」と設定して置かないと、自分の実際の所得はどんどんと減ってしまいます。
ちなみに僕やフルハウスは相談、打ち合わせは無料ですので、遠慮なく相談ください。

また、自宅で仕事をしていたら、頻繁にトイレも使いますし水も飲みます。

水道代が増えたり、電気代など光熱費も増えます。
お茶やコーヒーも頻繁に飲むので、あらゆる経費が掛かるようになります。

さらに、仕事が忙しくなると、経理会計業務などに時間を裂けなくなるので、事務を委託したり会計士や税理士さんへの報酬も必要になります。

とにかくあらゆる経費を全て自分で負担する事になります。

病気になったら終了

病気になったらどうしましょう?

これが最大のデメリットだと思います。
会社に「病気になったので、しばらく仕事が請けられません」と伝えたら…。

発注元の会社は当然、すぐに別のフリーランスを探して発注します。

そうなったら、売上ゼロ、収入ゼロです。

治っても復帰しようと思っても会社からは、

今は〇〇さんに頼んでいるから

と言われ、仕事が戻ってこない可能性の方が高いです。

そのためには常に自分で代わりの人材を確保して育て報酬を支払ってでも、常に発注者との関係はキープして置く必要があります。

そして病気になったときに営業保証が出るような保険にも加入すべきです。
僕も入っています。
僕の場合はもちろん会社経費で払っていますが、フリーランスの場合は自腹で払う必要があります。

宣伝広告費、営業費用、法務費用

さらに、すごくコストがかかるのは、宣伝広告費です。

今の会社が将来もずっと業務を振ってくれるでしょうか?
その可能性もありますが、そうでない準備をしておく必要があります。

新規発注者の開拓です。

企業は、新たなか仕事や顧客を獲得するために、莫大なコストを掛けています。
特殊な事業を除けば、ここに効率的にコストを掛け続ける事が会社の全てだと言っても良いくらいだと思います。

また、従業員など労働力を確保をするためにも膨大なコストが必要です。
1名の社員を獲得するのに150万〜300万円くらいのコストが必要とも言われています。

今の仕事がなくなっても、他の仕事が来るように。
代わりの人材を確保しつづけるためには、相当なコストが必要なのです。

デメリットをカバーするには

膨大なデメリットを書いて来ましたが、全てのデメリットをカバーできる良い方法があります。

その方法とは…。

フリーランス、個人事業主の組織化

フリーランスがたくさん集まって集団で仕事をする事です。
それによって様々なデメリットを解消できます。

分担をし、お互いを助け合って補完しあいます。
様々な経費もお互いに出し合えば、下げる事ができます。
事務所も共同で借りちゃいますか。

なんとなくの緩い集合体では、お互いに責任を取ってくれるとは限りません。
いざ問題発生という時にも助けてくれるとは限らなくなります。

そのリスクを避けるために、フリーランスをしっかりと組織化して契約書を交わし、お互いの役割と責任を明確にしましょう。

そして、その組織に問題がないか、全員が気持ちよく働けているか等をチェックして管理する役割の人が必要になりますし、集団に常に業務の依頼が来るように宣伝して営業する必要があります。

時代の変わり目に取り残されないように常に新しいものに目をつけ、フリーランスに情報を提供して学びの機会を作る人も必要です。

そうすると、それって…。
アレですよね。

つまり、それが会社

そう、会社です。

結局、会社員かフリーランスどちらが良いか?という話ではなく、従業員と経営サイドがきちんと目的と目標を共有して、お互いの役割を正しく全うしているのか?という話だと思います。

どちらが良いか悪いかという話ではなく、両者が正しく噛み合ってないと上手くいかない。
上手くいかせるためにどうしたら良いのか?

それが利益を増やし収入も増やし、働き方も良くする、って事だと思うんですよね。

これからはフリーランスの時代と言う人たちが増えてきています。
僕もそうだと思いますし大まかには賛成です。
が、重要なのは個人事業主としてのマインドで、それがあれば会社組織でも上手くいく。
というか、個人でやるよりチームの方が上手くいかせられる確率は上がると思っています。

と、この辺でかなり時間と文字数を使ってしまいました。
今日はこの辺にします。

気が向いたら、またこんな話も書かせてください。

では。

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