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レコーディング・クォリティーって重要だな、と。

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こんにちは、岩崎将史。

 

本日は、ちょっと面白い結果が出たので。

 

ちょい前に、とある大手芸能プロダクションからヴォーカル講師の紹介依頼を頂きました。

名古屋在住の信頼できるヴォーカリストを資料と共に複数お送りしました。

資料というのは「音資料」とよばる楽曲音源と「紙資料」と呼ばるプロフィールです。

 

なんとなくそんな気がしていましたが、音資料の効果は重要だな、とあらためて思わせられる結果を今回得ることができました。

各ヴォーカリストから音源ファイルを送って頂いたのですが、2名だけフルハウスにて録音した音源でした。他の方は別のスタジオとかだと思います。

あまり自慢みたいになってしまうのですが、結果、事務所からの回答は、第1候補と第2候補がフルハウス録音音源でした。

皆さんにとても上手な方ばかりで歌唱技術に優劣はほとんどないと思います。特に何かしら説明を加えて音源を送ったわけでもありません。音源は各ヴォーカリストから一押しの物を送ってもらっています。特別「音質が悪い」という事もありませんでした。

ただ、僕が資料を頂いて聴いた時に他の音源は「え?ライブだと凄いのに、正直この音源にその魅力は出ていない」と感じました。

 

最近では超格安の録音システムが増えて、誰でも安く録音ができるようになりました。音質も相当良くなってきています。ただし、ハイエンドな業務用スタジオ機器達と比べると、僕の耳では明らかな差があります。「音質」ではない「音楽的な捉え方」がかなり違うと感じています。

が、正直「これが一般の方達にどれくらい違いが分かるのか?」とは常に悩んでいます。普通の人には僕らが普段行っている「同じ曲を色々な機器で録音して、一番良い物を選ぶ」という事が無いので、「どちらがより魅力的か」というのが、本当に影響があるのか、、、。正直、毎日そんな疑問を持ちながら仕事をしていたりもします。

結果「分かる」と信じて挑んでいますが、、、

 

今回はたまたまかも知れませんが、このような結果が出て、ある意味、自分の仕事に少し自信を持つことができて嬉しかったです。

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