こんにちは、岩崎将史です。
先日は、屋外施設への音響スピーカーの設置工事へ行ってきました。
といっても僕は指示と確認をするだけで、肉体労働は作業チームにお任せ ^^;
写真のようにバッチリ美しく設置ができました。
実取り付けるためにスピーカーの後ろに生えているアームというかポールというか柱みたい物。
スピーカーに見た目が馴染んでいますが、今回のためにオリジナルで制作したものです。
軽く説明します。
サラウンドのオリジナル音楽を屋外でならしたい
サラウンドのオリジナル音楽で演出する予定の場所です。
僕が作曲しています。
ほぼ完成してきていて、最後の仕上げの段階です。
以前に「サラウンドの曲作り【DTM】Logic & EastWestのチャンネルアサイン」サラウンドの音作りについて書いている案件です。
屋外に6機のスピーカーをどうやって設置するか?
会場現場の音響システム設計や工事も、僕が進めています。
4月頃より屋外にどうやってスピーカーを設置するかを、考えていました。
クライアントとのディスカッションでは、
- オリジナルのオブジェ風スタンドを作成して置く。
- 交通標識のポールのようなものを地面に埋める
当初は上の2つを考えていました。
オリジナルのオブジェ風スタンドの場合
オリジナルのオブジェは見た目には面白いですが、会場のスペースをそこそこ専有してしまいます。
展示施設ですので、できるだけ人のいる場所や動線は多くとりたい。
ポールを地面に埋める場合
交通標識や街灯などに使われるポールは省スペースですみます。
が、見た目にあまりよろしくないと思っていました。
最終アイディア。外側フェンスに固定しよう
2案とも一長一短があるなので悩んでいました。
会場を囲んでいる外側のフェンスに取り付けられないかなぁ…
と、思いつきました。
会場の両サイドがこんな感じでフェンスになっています。
フェンス自体には強度がないと思うのですが、4mづつくらいいでフェンスを固定するための柱が立っています。
この柱に取り付けられないかなぁ
ということで、すぐに設計と板金を発注しました。
スピーカー6機の取り付け工事
1ヶ月弱でオリジナルのポール&金具が完成してきました。
スピーカーと一緒に現場に持ち込みます。
上の写真のスピーカー達をオリジナルのポールと金具に取り付けていきます。
取り付ける場所を角度を指示を決めつつ、僕は力仕事は向かないので、施工チームが頑張ってくれました。
そして、暑かった…。
こんな感じで取り付け完了です。
上の写真の囲みがオリジナル特注のパーツ。
一体感がすごいでしょ。
台風が来ても大丈夫(なはず)な強度を確保するために厚めのしっかりした作りにしています。
スピーカーの上下左右の角度調整は、取り付けたあともできるようになっています。
音楽作りを進めつつ、次は音響システム工事へ進みます
という感じで無事にスピーカーの設置が終わりまして、この日はスタジオへ戻りました。
作曲作業の続きを進めていきます。
また進捗を書いていきます。
では。
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