こんにちは、岩崎まさふみです。
持ち運び用に使っていたUSB-Cハブの調子が悪く、買い替えを検討していたのですがアマゾンで物色していても中々に条件にあった物がなく。
そんな中、実にタイミング良く「2022年の新モデルを送るからレビューして欲しい」との連絡を頂きました。
ということで、今回は送っていただいたUSB-Cハブの紹介ブログ記事です。
動画にもしてますので、よかったらそちらも。
GIISSMO USB-C HUB「Model: D09」
送っていただいたUSB-Cハブがこちら。
聞いたことのないメーカー
「GIISSMO」というメーカーです。
うむむ、すみません。知らない…。
恐らくは中華系でしょうか?振興メーカーだと思います。
でも、機能はバッチリで僕が欲しかったものが満たされているので、レビュー依頼を頂いた際に、
丁度さがしてました。
直ぐに送ってくださいモ〜
と返信させて頂きました。
欲しい機能が全て満たされていた
新しいUSB-Cハブを探していて、僕が絶対に欲しかった3つがコチラ。
- SD & マイクロSD のカードスロット
- イーサーネット(LAN)端子
- HDMI出力
これらが全て満たされていたからです。
もちろんUSB-Aも必須ですが、これは当たり前というかどんなUSB-Cハブにも搭載されているものですのです。
上記の3つはハブによってあったり無かったり。
全てが揃っているものが中々無かったんですよね。
絶対に欲しい3つの機能
何故この3つが全て必要なのか?
順番に解説していきます。
SD&マイクロSDカード
当然ながら写真データなどの取り込みに必須です。
SDカードは2013年から2020年までのMacBook Proには搭載されていません。
新しい2021年末のモデルから復活しています。
そのためUSB-CハブにSDカードはなくても困らなくなりました。
マイクロSDは必要な理由
ただし、マイクロSDは必須です。
何に使うか?
僕の場合はコチラです。
TASCAMの「DR-10L」というピンマイクレコーダーです。
僕の仕事や活動には必須なツールで多様しています。
冒頭の動画でも使っていますし、仕事でもコチラの動画で使っています。
動画内の議長や副議長の声をピンマイクで拾いました。
この「DR-10L」の音声記録がマイクロSDカードなんです。
それを読み込むのにマイクロSDカードのスロットが必須。
「DR-10L」とUSBでMacを繋いでデータ取り込みもできるのですが、「DR-10L」本体側がマイクロUSBなので変換ケーブルを出すのが面倒。
繋いだとしても読み出し速度が遅すぎて嫌になったモ〜
ということで、マイクロSDカードから直接読み込むようにしています。
GoProはマイクロSDを取り出さない
「GoPro」もマイクロSDですが、カメラ本体とUSB-C接続できるのでカードを出す必要がないんですよね。
読み出しも専用アプリで自動的に階層が整理されるので快適です。
TASCAMさん、USB-C版のピンマイクレコーダーを出して欲しいモ〜。
イーサーネット(LAN)端子
無線LANが普及している今、優先LANの端子は必要なの?
と思う人も多いでしょうが、僕の場合は必須。
主に2つのシチュエーション、
- 大学の授業
- 録音現場
で必要です。
大学の授業
大学は今、リアル授業と並行してオンライン対応もしている場合が多いです。
教室内にWi-Fiは飛んでるんですけどね。
薄みたいで速度がでません。
頻繁に動画が止まるので、有線接続にしています。
そうすると無問題。
録音現場
録音現場でもイーサーネット接続端子は必須。
- DANTE
- Sound Grid
などのイーサネット(Cat6以上など)ケーブルを使ったマルチトラックオーディオの伝送が今は主流です。
という事でイーサーネット(LAN)端子は必須。
HDMI端子
僕はプロジェクターやマルチ画面に出力する機会が頻繁にあります。
毎週の大学の授業も画面を学生に出力して見せながら進行しています。
SDカードスロット同様に2013年から2020年までのMacBook Proには搭載されていません。
2021年末の新モデルから復活したモ〜
旧モデル使用時には必須なのです。
スペック詳細
ということで、全ての条件を満たすGIISSMO USB-C HUB「Model: D09」の詳しいスペックを見ていきます。
4つの「USB タイプA」ポート
表側には4つのUSB-Aポートがあります。
3つが青色で1つが黒色。
- 青が USB 3.0 ポート (最大5Gbps)
- 黒が USB 2.0 ポート (最大480Mbps)
との事。
黒を使うことはまず無いかな。
映像出力とSDカードスロット
背面には映像出力として、
- HDMI ポート (最大4K@30Hz)
- VGA ポート (1080P@60Hz / 720P@60Hz)
があります。
HDMI出力は4K30Hzに対応
HDMIは4Kですが、30Hzまでですので、これで60fps以上の映像を出力したい人には向きません。
ポータブルのUSB-Cハブで60fps以上求める人がいるとは思えませんが…。
VGAも搭載
VGAポートがあるのは意外でした。
未だにアナログのモニター・ディスプレイを使ってる人っているのかな?
数年年前まではVGAのモニターもスタジオに残っていましたが、流石に全て処分しました。
ですので、これは僕には必要の無いポートです。
SDは通常とマイクロの両方に対応
SDカードスロットは通常とマイクロの両方。
このタイプのUSB-Cハブには大抵の場合、両方搭載されていますよね。
LAN(イーサネット)ポートと3.5mmイヤホンジャック
側面にLANイーサネットポートと3.5mmイヤホンジャックがあります。
LANイーサネットポート
LANイーサネットポートは、
- 10M
- 100M
- 1,000M
に対応。
必要十分です。
3.5mmイヤホンジャック
いわゆる通常のイヤフォンジャックです。
iPhone純正のマイク付き優先イヤフォンでも正常に使用できました。
説明書には「ヘッドホン、イヤホン、マイクと互換性のあるサウンド出力機に対応」と記載されています。
念の為にiPhone純正イヤフォンのマイクで音声テストしてみましたが「出力」だけで「入力」はありませんでした。
当たり前ですが。
PD 87W対応のUSB-C ポート
USB-C ポートも搭載されています。
87WのPower Delivery (電源) 対応ということで、殆どのMacBook Proでも大丈夫です。
特に旧型MacBook ProやMacBook Airにオススメ
ということで、この GIISSMO – USB C HUB「Model D09」。
まだ2~3日しか使用していませんが、特に何の問題もなく使えています。
僕も購入したM1 MAXの新MacBook Proには「SDカードスロット」と「HDMI出力ポート」は搭載されているため使う事はありません。
ただし旧型のインテルMacBookProやM1 MacBook Airも並行して使っているので、こちらでそれらの機能も使っています。
旧型を使っている人には特にオススメのUSB-Cハブです。
ということで、今回はこの辺で。
ではまた。