おはようございます。
岩崎将史です。
昨日の朝、ついに、、、、
New Mac Pro !!
の 2019モデルが発表されました。
友人たちはリアルタイムで下の発表動画を見ていた人、多かったみたい。
Mac Pro 2019 のスペック、すごいですね。
XEONの28コアという、最高のCPUと十分すぎるマザーボード。
一番、高額なモデルは、みたいですけど。
XEON 28コアといえば、最近、面白いなぁと下の動画をちょこちょこ見てましたので、
まさか、Mac もこうなるとはです。
昨年、MacBook Pro 15インチをフルスペックで購入して、めちゃくちゃ大きく業務生産性が改善した僕としては、すごくそそられます。
ただし僕、個人の意見としては、ですが、
壷 (ゴミ箱) 型じゃなくなったの超残念!
です。
新型に文句があるわけではないです。
買えるなら買いたいです。
さっぱり買えるイメージが湧きません(笑)
現在のスタジオは現行の 壷 (ゴミ箱) Mac Pro !
当日はスーパーマシンだったんですけどね、、、。
時代と共にアプリもプラグインも重いものになります。
まだ戦えますが、3年後〜5年後は無理でしょう。
リリースから10年近くになるから、十分といえば十分です。
このまま消えていくであろう弊社の壷 (ゴミ箱) Mac Pro。
とても良かったので、これの発展型が欲しかったのですが、仕方ないです。
せめて、この世から消え行く前に、良かった部分を書き記して置きたいです。
壷 (ゴミ箱) Mac Pro の良かった所
壷 (ゴミ箱) Mac Pro の良かった部分を書くと、新 Mac Proをディスるかのように読める部分もあると思いますが、決してそうではありませんので、ご了承を。
ということで、
コンパクト!
まず、何と言ってもコレ。
スタジオのマシンラックにちょこんと収まります。
それだけではなく、持ち運びに便利!
コンサートやライブ録音に持ち運ぶのですが、購入時の箱もコンパクトで正規の箱だから安心。
現場でも邪魔にならずに足元に置けるので、超良いです。
新 Mac Pro 2019 になったら、持ち運びには不向きそうですね。
そして何よりも、コンサートなど外現場での録音には向かないでしょう。
なぜなら
ファンがうるさいでしょ、これ。
違ったら申し訳ないですが、普通に考えると、、、、。
ということで、壷 Mac Pro の良いところの2つめは、
超静か!
超静かです。
ファンは一応、付いているみたいだけど、全然音が聴こえません。
ファンにパワーがなくても、放熱処理がバッチリなんでしょうね。
Appleのサイトを見ると12dBAですって。。。。
静か。
縦型の壷 (ゴミ箱) 型のため、熱っせられた空気は勝手に上昇して上に抜け、その分、下からフレッシュな冷たい空気が入ってくる。
なんという素晴らしいエコな循環。
ゴーインに物理法則に逆らって「ゴーっ!」って冷やさなくても良いんだわ。
が、新MacPro 2019は、どう見てもそれなりの音がしそう。
「静音ファンで〜」とか思う人もいるとは思いますが、録音はそんなに甘くない。
ファンによる空冷放熱でOKだったので、壷 (ゴミ箱) Mac Pro だけでだなぁ。
昔は自然放熱でもOKなスペックもあったけど、それだけPCがウルトラハイスペックになって言ってるということですね。
外現場の録音はMacBook Proへ役をお譲り
なので、もし新 Mac Pro 2019 に移行したとしたら、コンサート録音でのデスクトップの役目はコレで終了だと思います。
幸い、昨年導入した、MacBook Pro 2018 のフルスペックがかなり安定しています。
先日のZepp名古屋でのライブ録音は、MacBookPro2018モデルをバックアップレコーダーとして回しました。
全く問題ないので、これからはMacBook Pro が外現場のメインになっていくと思います。
ちなにみ、その時のレコーダーDAWはLOGIC Pro Xを回しました。
本当は録音はProToolsの方が、精神的に安心なのですが、ProToolsはOSのアップデートに追随していくのが超遅いです。
マジでもう少し何とかして欲しいです。
少しづつですが、Nuendoなど他のDAWにプロモ流れていってます。
今、別件で僕が企画している某企業のサウンドシステムもNunedoでプランしていてます。
Avidさん、もう少し真剣に対策できないものでしょうか。
お願いします。
ですので、ProToolsユーザーはOSを古いままでキープして使うというのが一般的です。
スタジオはProTools専用機なのでOKですが、MacBook Proは、、、、。
普段使いもする物なので常に最新版の維持が必須です。
特にiPhoneやiPadとの同期使用が肝です。
そのためには、OSやアプリのバージョンを常に最新で統一しなければなりません。
そうするとProToolsは選択しか外れるので、長時間ライブ録音は、LOGICメインに移行しそう。
何で録音するかはあまり重要ではなく、データ自体はどんなDAWもWAVです。
ですので、最終的にProToolsでMIXできるれば何の問題もないんですよね。
そして、壷(ゴミ箱)Mac Pro の良かったところの次は、
掃除が楽!
超掃除が楽です。
旧MacやWindows デスクトップは、ファンのところにめっちゃ埃がたまります。
新 Mac Pro 2019 もそうなのでは?と。
(そうならない画期的なことになってたらごめんなさい)
壷(ゴミ箱)Mac Pro は構造上、ほとんど埃がたまらない。
下か上への空気循環だからでしょうか?
そして、埃が溜まったとしても掃除が楽。
全てのパーツが縦にマウントされているので、蓋を外したらエアダスターでプシュー。
全て切れに落ちていきます。
埃が何かに引っかかったり、ケースの底面に溜まったりとかがないです。
さらに次、
回るのが便利!
これすごい便利ですよ。
背面にポートやスイッチあるのですが、メンテ時や何か抜き差ししたい時は、クルッっと本体回せばそれでさせます。
G5の時なんて、、、
えいや〜!
と、本体をマシンラックからスライドさせて前に引きづりだして、、、。
ん、、まだ見えない、、、、
でもこれ以上引っ張り出すと、電源ケーブルとかUSBとか一度抜いて、、、めんどくせぇ〜〜。
見えないけど手を突っ込んで、ここは感覚で〜〜。
と、かなりゴニョゴニョイライラしてました。
しかもフルハウスのマシンルームは狭い。
正面に事務用PCのデスクが鎮座しています。
まずは、その上を片付けないと、G5が引っ張り出せなかった、、、。
壷(ゴミ箱)Mac Pro だと、そんな事お構いないしに、既存のスペースで「クルッ!」でOKです。
拡張性
ちまたでは、
PCIeスロットがないなんて、拡張性がなさすぎる!
といってる人達は多かった。
だからプロが使えるものじゃない、って。
僕の視点からはむしろ逆で拡張性すごいだったんですけどね。
ProTools HDX ではPCIeのカードを何枚も使います。
本体にはカードを差すところはありませんが、PCIeの増設はThunderbolt でいくらでもできるので、何も問題なし。
TB2 (今は3ですが) で、あらゆるものを拡張できるようになっているので、拡張したい人は勝手にやれば良いのに。
どう拡張したいかなんて、人それぞれ使い方で変わってくるので、場合によっては「使わないドライブベイやスロットがあって筐体が大きくなっている」事の方が、僕は嫌です。
PCIeスロットの拡張
PCIeスロットはこれを壷 (ゴミ箱) Mac Pro に繋いで使っています。
ノートPCなどで、PCIeスロットがないけど、使いたいよ〜って人におすすめ。
MAGMA というメーカーでPCIeスロットが3枚あって、MacとはThunderboltで接続できます。
MacBook ProでProTools HDXを動かす時もコレで問題ないとの事です。
僕は、まだMacBook ProでのProToolsはネイティブのみでHDXは動かしてはいません。
外現場は音を放り込むだけなので。
が、使っている同業社は「全く問題ない」と言ってます。
ドライブベイ
拡張ドライブベイがないなんて!
という声もありました。
それも問題ないです。
僕はコレを使っています。
PROMISE Pegasus3 R6 24TB(6x4TB)RAID Storage
6個ベイのモデルです。
ベイの数によってバリエーションが安いものから高いものまであります。
これの凄く良いところは、「ハードディスクやSSDをカセットテープのようにカチャンコと入れ替える事ができる」です。
いちいちボディを開けて、ドライバー使ってハードディスクを外して、、、、。
時間の無駄です。
アホのする事です。
特に録音や動画の場合あ、クライアントごとにハードディスクを分けて作業したりします。
2TBとかでもすぐいっぱいになったりしますので。
そのような使い方にとても便利です。
どうせストレージベイ有りのPCケースだったとしても、仕事の運用上、コレを使うのだから、だったら最初から無しで、本体はコンパクトな方が嬉しいです。
4ベイだとかなり安くなります。
PROMIS以外にも似たような製品はあるでしょうが、AppleやAvidがオススメで太鼓判おしているのがコレだったので、迷わず導入しました。
昔はPCも自作したりしてましたが、散々色々やった結果「確実なものを少々高くても買う事が一番儲かる」という結論に僕はなっています。
トラブって調べたり対応している数時間〜1日とか掛かると、差額以上の損害が経営としては出てしまいます。
そのあたりは、また別で書いてみようかと思っています。
というわけで、拡張性も全く問題無し、という結論が数年間使用した実績でも証明できています。
Thunderbolt がすごいんだなぁ。きっと
AppleがFierwierを早々に見捨てて、Thunderbolt という何でもできるフォーマットをメインに選択したことは英断だと考えています。
よかったところ、また思い出した事があれば、追記するかもです。
もし新 Mac Pro 2019 を導入したらどうなる?
もし新 Mac Pro 2019 モデルを導入したら、こうなるのかな? とか、こうしようかな?って事を書きたい、と思いますが、ここまでで結構な文字数と時間に、、、、。
もう、今日の作業を始めなければですので、仕事に戻ります。
では、また!