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ライブ録音『創世記少女 -Genesis Girl- ~儀式に歓喜と葡萄酒~ 第一章Last』

ライブレコーディングの仕事
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こんにちは、岩崎将史まさふみです。

先日『創世記少女 -Genesis Girl-』というユニットのライブ録音の仕事がありました。

いつもの仕事とは少し変わったスタイルで対応しましたので、ブログに残しておきたいと思います。

フル・バンド用のシステムが無いライブハウス

今回の会場は名古屋市・大須にある『エックスホール』。

普段はアイドル系のライブやイベントが多いライブハウスとの事です。

ここで『創世記少女 -Genesis Girl-』のライブをバンドで行うとのこと。

『創世記少女 -Genesis Girl-』は僕も過去の1曲、ミキシングを行っています。
メタル系のサウンドを基本にした女性ボーカルDUOということで、バンドは当然ながら生演奏。

そうなると、一つ問題があります。

こういったアイドル系のライブハウスにありがちなのですが、ワイヤレスマイクの本数は充実していてもバンドを集音する系のマイクやスタンド、ケーブルなどが殆ど無い場合が多いです。

依頼を請けて直後、早速会場に下見に行ってきました。

マイクやスタンド、ケーブルから全て持ち込み

下見に行った結果、予想通りの機材リストとシステム。

そこで今回は僕のスタジオ『フルハウス』からごっそりと機材を持ち込む事にしました。

マイクやスタンド、ケーブルなども全て持ち込みます。
マイク信号をPAさんにも分岐して渡してあげれば、PA音響もバッチリできるようになります。

ということで、結果こんな感じのステージになりました。

順番に少し解説します。

ドラムキットのマイキング

ドラムのマイクはこんな感じになりました。
ドラマーである堀 博貴さんはフルハウスにも録音に訪れたことがあります。
堀さんと事前に打ち合わせをしてマイクプランを立てて持ち込みました。

ツインのバスドラム(キックドラム)はインマイクとアウトマイク(サブ)を組み合わせ。
インマイクにはAudio-TechnicaオーディオテクニカのATM25。

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キックドラム用のマイクとしてはとてもスタンダードなマイクです。

スネアドラムには定番のSHURE SM57。

タムタムにはZENHIZERのMD421達を。

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コレもド定番です。
タムマイクはMD421が未だに最高なんですよね。
ネックは大きさ。
こういうタムが沢山あるようなドラムキットだと大きさが問題になることがままあります。

オーバーヘッドにはAKG C414TLII。

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こんな感じでスタジオでのレコーディングさながらにセットしました。

ベースやギターはDIとマイクの組み合わせ

ベースとギターにはスタジオ普段使っているDIを持ち込みました。

ベース用にAVALON U5。

倍音の載った輪郭のあるカリッとしたベースの音色が得られます。

TONEでおそらくはインピーダンス?などを可変させられるところも面白い。

そしてギターにはFOCUSRITEフォーカスライト ISA ONE。
マイクプリアンプですがDIとしても優秀なサウンドが得られます。

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DIのサウンドに加えてマイクのサウンドも両方、録音します。
マイクはSHURE SM58。

SM58というとボーカル用という認識の人が多いと思いますが、僕はギターアンプによくチョイスしています。

キーボード用にはハウスに備品であったDIをお借りしました。

スタンドやマイクケーブルも全て持ち込み

これらのマイクを立てるスタンドとマイクケーブルももちろんフルハウスから持ち込み。

スタンドは定番のK&M ST210やST259などを。

マイクケーブルは40m、20m、10mと長いものを多く持っているので必要分持ち込みました。

Danteシステムでのデュアル・レコーディング

マイクやDIの回線はスプリッターを持ち込んでPA音響と録音とで分岐。
業界的に「頭ワケ」と呼ばれるやり方です。

「フルハウス」では40ch分のスプリッターを常備しています。
これだけのチャンネル数があれば、ほとんどのライブPAやライブ録音の仕事では事足りています。

ARTのマイクスプリッター S8 32チャンネルを用意
ARTのマイクスプリッター S8 40チャンネルを用意

レンタルもしてますのでチェックしてみてください。

分岐した信号はマイクプリやA/Dコンバータへ送ります。
いつもはAPOGEE SYMPHONY I/Oなどを使いますが、今回はYAMAHAのステージボック RIOで対応しました。

https://jp.yamaha.com/files/download/other_assets/5/328735/RioSeries_DataSheet_ja.pdf

理由としてはステージ袖がとても狭く、できるだけコンパクトなシステムにしたい。
そしてこの日はスタジオや他の会場など複数の現場が入っていたからです。

秋はコンサートやイベントシーズンということで大変。

YAMAHA RIOはDANTEというデジタル音声伝送システムになります。
DANTEで録音できるPCを持ち込んでの収録。

マスターとバックアップの2台で同時に収録することによって、フリーズなどの事故防止対策としています。

今回の2台は、

  • Windows PC と CUBASE SX
  • MacBook Pro と LOGIC Pro

の2つの組み合わせで対応しました。

PCの横においてあるMackieのミキサーProFx12はモニター用。

このミキサーは安価ながらPCのオーディオI/Oとして使えるので録音時のモニターミキサー代わりにも使えて重宝しています。

音はまあ…良くはないですかどね。

盛り上がりを見せた会場

というシステム挑んだライブ本番。
会場はとても盛り上がっていました。

ギターの林剛士さん。
毎回この衣装が『創世記少女-Genesis Girl-』のライブではお約束らしいです。

林さんは何度も演奏のお仕事で依頼をした事があります。
佐藤実絵子さんライブの時にもEギターはいつもお願いしていました。

録音は特にトラブルもなく収録。
お疲れさまでした。

「フルハウス」ではこの様なライブレコーディングなどの依頼も常に承っています。
興味ある人は是非お問い合わせフォームからご連絡ください。

それでは今回はこの辺で。
ではまた。

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