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ビデオキャプチャーやスイッチャーを色々と購入してみた【2020年】

ビデオキャプチャーやスイッチャーをいくつか試して選定【2020年】動画制作・映像関連
この記事は約11分で読めます。

岩崎将史まさふみです。

今年は動画撮影やオンライン配信向けに、いろいろと映像関係の機器に触ることが増えています。

中でも、

  • カメラ映像をPCに取り込む
  • 複数のカメラ映像を切り替えてPCに取り込む
  • それらのカメラ映像をオンライン配信する

という機会が増え、それに合わせて必要な機器を色々と購入したりレンタルしたりして試してきました。

いわゆる映像やビデオ用の

  • キャプチャカード
  • スイッチャー
  • ミキサー

などと呼ばれる機能を持った機器たちです。

いつくかの商品を使ってみて、最終的に僕と会社のシステムが定まってきました。
それらの過程で分かったこと、感じたことなどを良いところや悪いところなどを交えて紹介します。

キャプチャ・カード|CAM LINK 4Kカムリンク 4K

キャプチャ・カードとは、カメラやゲーム機などの映像をPCに取り込む事ができる機器です。

取り込むためのコネクタの種類が色々ありますが、近年はHDMIが主流です。

カメラやゲーム機などのHDMIアウトをケーブルでキャプチャーカードに接続することにより、映像と音声信号をPCに取り込めるうようになります。

HDMI ケーブル (wikipediaより)

この「ビデオ・キャプチャー・カード」には実に多くの商品があります。

どれを購入するのがベストなのか?と迷ってしまいますが、、最も安定していそうな定番っぽい物を購入してみました。

ElgatoエルガトCAM LINK 4Kカムリンク4K

CAM LINK 4K
購入したCAM LINK 4K。まるでUSBメモリーのよう

Elgatoエルガト社の「CAM LINK 4Kカムリンク4K」を購入してみました。

コレを「キャプチャ・カード」と呼ぶのは少し違和感を感じます。
なぜなら小さくてカードやボードの形状をしていないから。

形状や大きさは、まるでUSBメモリスティックです。

キャプチャーカード言えば一昔前は大きかった

一昔前のキャプチャカードと言えばこんな感じの形状でした。

いわゆる基盤でPCIなどと呼ばれるPCのスロットに挿すタイプの物でしたので「カード」や「ボード」などと呼ばれています。

USB接続で簡単

CAM LINK 4Kカムリンク4K」はカード型でPCIスロットに挿入ではなく、USBで繋ぐタイプ。

僕はMacBookPro16インチをつかっているので、PCIスロットはありません。

GPUボックスをつければ使えますが、そこまで大げさなシステムはチョット…。

そこで挿せば使えるUSBタイプの「CAM LINK 4Kカムリンク4K」にすることにしました。

購入したElgato社の「CAM LINK 4K」

CAM LINK」のシリーズは全てが似たような形状でいくつかの派生モデルがあります。

それぞれのスペックの違いはココでは解説しませんが、総合的に現時点では「CAM LINK 4Kカムリンク4K」がベストと判断しました。

USB3.0は必須

CAM LINK 4Kカムリンク4K」を購入してみようと思った方は、1点だけ注意が必要です。

USB 3.0」以上の環境が必須

USBがUSB 3.0 (タイプA) 以上の規格で接続する必要があります。

USB は見た目の形状は一緒でも中の規格、いわゆるバージョン違いがいくつかあります。

  • USB 1.0
  • USB 2.0
  • USB 3.0
  • USB 3.2

と進化していてバージョン・アップするたびにデータ転送の速度が早くなるなどのアップデートが行われています。

接続するPCがUSB 3.0以上であることはもちろんですが、盲点がUSBハブやケーブルです。

意外にハブやケーブルに古いものを使っている人は多く、そうすると「CAM LINK 4Kカムリンク4K」を認識することができません。

あるいは認識できたとしても映像が映らない場合もあります。

実は僕も古いタイプのハブが1部残っていて、最初それに繋いでしまったために映像が映らず、一瞬「不良品か?」と思ってしまいました。

USB 3.0対応のハブに繋いだらOKでしたので、直ぐに古いハブは処分して新しいハブを注文しました。

良いか分かりませんが、コレを注文しました。

ドライバーソフトなど何も入れずに直ぐに使えた

USB 3.0のハブに挿したら、直ぐに何も問題なく使えました。

とあるZoomズームによるオンライン・コンサルの依頼があったのですが、開始10分前に開封しました。

古いハブに繋いでしまったので一瞬焦りましたが、つなぎ直したところ、すぐにZoomズームのカメラ入力に「CAM LINK 4Kカムリンク4K」の選択項目が出現しました。

もちろん、そのままZoomズームを始めることができて、オンライン・コンサルは無事に成功しました。

細かい使い勝手などは別記事で

使い勝手については、また単独でレビュー記事を書こうと思っています。

もし購入を検討している人がいるとしたら、

岩崎
岩崎

何の問題も無いモ〜
良いモ〜

とだけお知らせしておきます。

Black Magic Design|ATEM Mini シリーズ

配信者
配信者

TV番組のようにライブ配信でもカメラをパパっと切り替えたいなぁ〜

という人には、複数のカメラ映像を扱える機器が必要です。

その機器の中でも今年2020年前半に話題になっていたのが、BlackMagic Design 社の「ATEM Mini Proエーテム ミニ プロ」です。

ATEM Mini Proエーテム ミニ プロ

世界的「Stay HOMEステイ ホーム」に中、複数のカメラで配信できるのに値段が激安ということで、数ヶ月も品薄状態が続いていました。

驚きの超絶低価格

4つの映像入力がありそれを配信できるうように、普通に機器を揃え成りません。配信用のPCがあったとしても15万円ほどは覚悟しなければなりません。

PCも含めると20万円を超えていきます。

それが7万円でPCなしでも配信できるということで、なんという恐ろしいコストパフォーマンス。

オーダーを掛けるも全く入荷せず

僕もオーダーを掛けました。

ただし大人気の商品のため入荷の目処は立たず。

そこで試しに依頼を請けていたライブ配信業務で「ATEM Mini Pro」をレンタルして使ってみる事にしました。

そのライブ配信がコチラ。

以前のライブ配信用にレンタルしてみました。

予想と違って「使えない」機器だった

レンタルで使ってみた結果、既に申し込んでいた購入の申し込みはキャンセルしました。

キャンセルした理由としては僕としては残念ながら、

岩崎
岩崎

僕のやりたいことは全く出来ないモ〜

ということが分かったからです。

使えない理由はいくつかありますが、最も大きかったのでこの3つです。

  1. ピクチャ・イン・ピクチャが入力1しかできない
  2. ピクチャ・イン・ピクチャの大きさを簡単に設定できない
  3. ストリーム・キーの制約が多すぎる。というかショボい

「ピクチャ・イン・ピクチャ」が入力1のみ

駄目だと判断した1番の理由は「ピクチャ・イン・ピクチャが入力1しかできない」です。

「ピクチャ・イン・ピクチャ」とは画像の中に別の画像を乗せることです。

マジで

岩崎
岩崎

なんじゃそりゃモ〜。

と倒れそうになりました。

番組ではメインの画面の隅にワイプと呼ばれる出演者の顔が小さく出るというのがよくありますよね。

音楽の場合だと配信だと各プレイヤーの手元のアップや顔の表情のなどを「ピクチャ・イン・ピクチャ」にして見せたい場合があります。

ワイプで出せるのは入力1のみ。

1つのカメラ映像のみなのです。

ピクチャ・イン・ピクチャの大きさを自由に設定できない

2番の「ピクチャ・イン・ピクチャの大きさを自由に設定できない」も僕にとっては大問題でした。

この問題は厳密にいうと、事前に専用ソフトで仕込んでおけば違う設定もできるっぽいのです。
ですが、数時間を試した限りでは上手く実現することができませんでした。
そもそも、OA中に色々と状況が変わるのがライブです。

仕込みどおりにしか出来ない、しかもその仕込みが不便で時間がかかる、となると僕の価値観としては「投資に値しない」です。

ストリーム・キーの制約が多すぎる。というかショボい。

「ストリーム・キー」といって事前に、画面の前面にテロップなどを出すレイヤーがあります。

もっとも前面に表示されるものを「ダウンストリームキー」と呼び、テロップを収納しておく場所があります。

複数のテロップを収納して必要に応じて好きなものを呼び出して…

岩崎
岩崎

あれ?どうやるモ〜??

色々と試してみましたが、1つしか素材を入れられない…。

できるかも知れないんですが、もうこの時点で「ありえないわ〜」となってしまいました。

結局、HDIM入力を1つをダウンストリームキーに割りあてて、別のMacBookのKeyNote(Mac版PowerPointみたな物)でテロップを出しました。

が、そうすると入力が1つ潰れてしまいます。
そうすると、3カメの音楽ライブ配信…。

岩崎
岩崎

ないモ〜…

メインのビデオ・ミキサーにはならないが…

番組放送のプロである友人からも、

番組技術者
番組技術者

BlackMagickは放送現場では痒い所に手が届かない

というメッセージがきました。

本格的な番組をライブ配信したいと考えている人は、少し注意した方が良いと思います。

ただし、値段を考えたらとても優秀。

とある配信者
とある配信者

とりあえず、カメラが4つ切り替えられるだけで十分!!

という人にはオススメです。

ATEM Mini

ATEM Miniと呼ばれるProの廉価版があります。

先に紹介したProとの違いは、PCなしでの配信機能がないということです。

USBでPCに接続をして、PCから配信をする形になります。

ビデオキャプチャカードを購入するなATEM Miniという選択も

スイッチャー、ミキサーとしてはかなり不満がある機器ですがATEM mini ですが、ビデオキャプチャカードとして考えれば物凄く優秀です。

3万円代でカメラ切り替えもできるビデオキャプチャカードと考えれば、とても買いだと思います。

現在はまだまだAmazonなどでは買い占め転売組が幅を効かせており、定価よりも高い商品も沢山あります。

「ビデオキャプチャカードが欲しい」という人が3万円ちょいの商品を見つけた際には、間違いなく買って損はないです。

実は購入しました

スタジオフルハウスで導入したATEM mini
スタジオフルハウスで導入したATEM mini

実はATEM Miniシリーズは、ProをキャンセルしてノーマルATEM Miniを購入しました。

上の写真は僕のキーボードの上に常設された様子。

これでマルチカメラによるオンライン講義なども進行もとても楽になります。

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ブラックマジックデザイン
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ビデオミキサー|ROLAND V-8HD

Roland V-8HD HD Video Switcher

そして、もう一つ。

ROLAND社のV-8HDの購入を決定しました。

ROLANDは浜松の楽器メーカーでシンセサイザー関連で有名。
近年では映像機器も発売して色々な場所で見かけるようになっています。

V-8HDは映像ミキサーという分類になる機器で、配信機能は持っていません。
僕はElgato CAMLINK 4KにV-8HDのマスターアウトを入力して配信を試みようと思っています。

本日スタジオに到着しましたが、まだ開封までは至っていません。

実際に使ってみてからレビュー記事を書こうと思います。

岩崎
岩崎

最近は仕事依頼も殺到していて、機器は増えてもブログを書けない日々が続いているけどモ〜

8つの映像入力を自由にアレンジ

8チャンネルのHDMI入力があり、僕がやりたいことを実現するには一先ずベストだと思いました。

そして8チャンネルの割りには値段は安いと思います。

一昔前ならこの手の機器は100万円超えも珍しくない。

凄い時代になった物です。

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4つの映像で良い人はV-1HD

HDビデオスイッチャー V-1HD PV

なお8chも要らないという人には、コチラの4chの低価格の物もあります。

値段が10万円チョットに下がりますので、これなら手が届くという人もいると思います。

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ATEMよりも使いやすい

VJ ALi V-1HDレビュー

毎日使っている人からの話を直接の聞く限り、同じ映像4入力のATEM mini よりも断然に使いやすいそうです。

とはいえ、同じ映像入力数のATEM miniに比べると数倍の値段になってしまいます。
入力画面を切り替えられるだけでOKという人はATEM mini で良いと思いますが、少し凝った事をやりたい人は、コチラがオススメです。

ただし映像キャプチャーカードは必要になりますが。

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総合的に全てを網羅

結局、購入したのは、次の3台。

  • Elgato|CAM LINK 4K
  • Black Magic Design |ATEM Mini
  • ROLAND|V-8HD

様々なシチュエーションに合わせて活躍してくれると思います。

早速、今週は数日間に渡り2つの配信現場があります。

状況に合わせたシステム選択で対応していこうと思います。

今後それぞれの使ってみた結果をレビューしていきます。

では、また。

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