岩崎将史です。
今回はカメラの話です。
僕はSNSやブログ、ホームページ用などに写真を撮る機会が多いです。
写真を撮影するときに重要なのは光。
カメラの性能よりも十分な光がそこにあるのかどうかの方が、良い写真撮影には重要です。
僕のスタジオ「フルハウス」では動画撮影用にLED照明などを揃えていますので、それを使うことが多いです。
ですが、LED照明は照明スタンドに設置して電源もコンセント経由で供給する必要があり何かと面倒。
また僕は料理も好きなので、頻繁に自宅での料理の写真などもアップしていますが、部屋の蛍光灯のみですので、ベストな位置に光を当てることはできません。
以前より持ち運び可能なサイズのオフカメラも可能なストロボが欲しいなと考えていました。
GodoxかProfotoか
スチール・カメラ用のストロボ・メーカーと言えば近年は、
- Godox
- Profoto
この2つのどちらかに絞られるかと思います。
驚くべき値段の差
Godoxは中国メーカーで、まずとにかく安い。
そして値段の割に性能が良くカメラマンの友人達も「最初に買うならGodoxが安いし良いのでは?」と勧めています。
対してProfotoは完全に業務用プロ向けのメーカーです。
値段はGodoxの数倍、全く違う次元の価格帯です。
Godox「TT600S」がアマゾンで8,000円なのに対して、Profoto「A10」は15万円弱。
Godoxで揃えるなら同じ金額で多頭ストロボ撮影が実現できそうです。
何で高いのか?
ものすごく躊躇した金額ですが、それだけの価値のあるクォリティを発するようです。
- 発光体にこだわり、特に人間の肌が最もキレイに見える明かり。
- 全てのシリーズで完璧に光の色温度などを揃えており組み合わせの使用が可能。
- レスポンスが早く撮影時に色ムラや発光ムラなど明るさのばらつきが一切でない。
- 電源チャージもスピーディーでストレス無く撮影できる。
など、性能面ではプロの皆さん全員が最高クラスのストロボと発信しています。
一方のGodoxは値段を考えたらとても優秀だけど、
- 発光ムラがあり表情は良いのに明るさが足りなくボツにせざる負えない写真が。
- Godox同士でも機種が変わると色が揃わない。
- チャージが遅く無理すると熱くなる。
- モノブロックタイプ(据え置き型)では発熱して煙が出たという話も。
などの情報がありました。
本気で使うならProfotoの一択か
GodoxかProfotoかどちらのストロボにするのか?
僕の性格をよく知る人ならば直ぐに察しがつくかと思いますが、どう考えてもProfotoの一択です。
本当に良いものを買って、正しく使い、良い結果を残していく。
コレ以外に何かをすることの意味は感じられません。
ということで迷わず「Profotoにしよう」と決まりました。
SONY「α7S III」が対応リストに無い
Profotoのクリップオンストロボの最新モデルは昨年末に発売された「A10」です。
プロカメラマンの定番である「A1」そして「A1X」に続く後継機種です。
ProfotoのA10が現在最強のクリップオンストロボだモ〜!
何しろ名前が良いですよね。
「A10」と言えば泣く子も黙る名機体と同じ名前です。
それは全く関係ありませんが…。
ひとつ大きな問題がありました。
後発の「α7C」や未発売の「α1」が対応リストに
Profoto公式サイトをみると、「A10 Sony Off Camera Kit」の対応カメラリストに「α7S III」が入っていないのです。
新機種だからまだ検証できていないのかモ〜?
とも思いましたが「α7S III」より後発である「α7C」や先日発表されたばかりでまだ発売前の「a1」が対応リストに乗っています。
モモモ…これは何か使えない理由があるのかモ〜?!
Profotoに問い合わせてみると
ということでProfotoに問い合わせをしてみました。
「Sony α7s III」が対応リストに無いのですが、使えないのですモ〜?
それとも新機種なので未検証なだけですモ〜?
仰るとおり、新機種のため検証できていないのです。
なるほど、やはり。
その割に「α7C」と「α1」は検証済みなのでおそらくですが「α7S III」は高感度カメラですし動画用途のユーザーが多いだろうから「ストロボ使う人が少ないのでは?」という判断をされているのかと推察しました。
それならば僕が人柱となって実験してみることにしました。
「A10」と「A10 Off-Camera Kit」の2つの選択肢
Profoto「A10」の購入には2つの選択肢があります。
- A10
- A10 + Off-Camera Kit
2つの違いはワイヤレスの送信機が付いているかどうかです。
「A10」本体のみだとカメラのホットシューに接続して使用。
「A10 + Off-Camera Kit」だと小型の送信機をカメラに取り付けてワイヤレスでストロボを使えるようになります。
ポチったのは「A10 Off-Camera Kit」です。
使い方はとっても簡単
早速、届いたProfoto「A10 Off-Camera Kit」を開封して試してみました。
その辺りの様子はコチラで動画にしてみました。
とても簡単で、接続してカメラのメニュー画面からストロボ使用を「ON」にするだけ。
クリップオンストロボとして直ぐに使えました。
良かったモ〜
クリップオンで使えれば、ワイヤレスも理論的にはどう考えても使えるはずです。
早速、ワイヤレスで試しましたが、こちらも良好。
全く問題なく使うことができました。
SONY「α7s III」でも問題なし
ということでProfoto「A10 Off-Camera Kit」はSony「α7s III」でも問題なく使うことができました。
まだ「使えるかどうか」を試しただけですので「ストロボの性能はどんな感じ?」という評価はできませんが、今の所、
めちゃくちゃ良さげだモ〜
というのが僕の印象です。
とりあえず今回の記事は、
公式が対応リストに入れていない「α7S III」で問題なく使えたモ〜!
ということでまだ使用1日目ですが、撮影したSNS投稿を載せておきます。
色々使い込んだらブログ記事を書きます。
では、また。