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SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art を買ってみた・使ってみた【オススメのマクロレンズ】ソニーEマウント用

Sigama-70mm-f2.8-Macro-開封&テスト 使用レビュー_アイキャッチ カメラ・映像・ライブ配信
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岩崎将史まさふみです。

年末や正月は自宅にいて、趣味である料理の機会も増えます。

せっかくの料理を少しでもキレイに写真にとりたく、最近はマクロレンズを物色していました。

マクロレンズとは?
めちゃめちゃ小さい被写体をめちゃめちゃ大きく撮影できるレンズです。

僕の今のメインカメラはSONYの「α7S III」です。

レンズはEマウントという規格になるのですが、候補としていくつかのマクロレンズがありました。

ソニー「Eマウント」用のマクロレンズ

ソニー「Eマウント」用のマクロレンズにはいくつかの選択枝があります。

僕は主に次の候補をピックアップしました。

ソニー純正レンズ「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」

まずは最初に上げた候補はなんと言ってもソニー純正のレンズです。

「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」というモデルで他の方の記事を読むと、発売当初はカミソリ・マクロとして発売当初はかなり話題になったようです。

作例をみるとフォーカスポイントがビシッとしていてかなりの解像を感じさせます。

ただし個人的には、デザインがかなり古い昭和な感じがしてしまいました。

発売から年月も少し経っているというのもあるとは思いますが、数字の色が80年代のROLANDローランドのミキサーなどを彷彿とさせる昭和っポサがあるのな、と。
(という一部の人にしか伝わらないたとえですみません)

SIGMAの2つのマクロレンズ

サードパーティとして各カメラメーカー用にレンズを発売しているSIGMAシグマ

SIGMAシグマ」は、2種類のマクロレンズをリリースしています。

焦点距離が70mmと105mmの2種類。

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マクロじゃないけど寄れるTAMRON

そして最後の選択肢としてはマクロレンズではありませんが「TAMRONタムロン」の2つのズームレンズを候補にあげました。

タムロン大三元の1つといわれる「28-75mm」の標準ズームレンズ。

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タムロン(TAMRON)
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そして、200mmの広角域までカバーした「28-200mm」ズームレンズです。

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他社のズームレンズと違ってかなり寄れるので、

岩崎
岩崎

「ハーフマクロ的な感じで使えるなら普段遣いとして良いかモ〜

と考えました。

僕の普段の持ち歩きとしては、

  1. 動画自撮り用に広角「16-35mm GM」
  2. テーブルフォト用にマクロ
  3. 標準50mmをカバーしポートレートにも使える何か

の3つまでが限界と考えています。

もしタムロンが2番と3番を兼用できれば、2本のレンズでどこでも対応できるなと考えました。

SIGMA「70mm F2.8 マクロ」を購入

購入した「SIGMA-70mm-Macro」を付けたSONY「a7sIII」

上記の3候補の中から、僕の決断は「SIGMA 70mm F2.8 DG Macro|Art」でした。

理由は主に3つです。

フォーカス面の解像・シャープさ

「SIGMA-70mm-Macro」でスタジオで仕事中に撮影。

フォーカス面の解像やシャープさは「SONYソニー」も「SIGMAシグマ」も素晴らしいと感じました。

TAMRONタムロン」は僕の中で早々に脱落しました。

ズーム幅も広くオールマイティではありますが、フィンダーを覗いた時点で「普通のカメラ」という感じになってしまいました。

まあズームレンズですから、そこは仕方がない。

やはり専用マクロレンズは切れ味が違うということで、「TAMRONタムロン」系は脱落しました。

巷の評価がめっちゃ高いTAMRONですが…。

巷の評価がめっちゃ高いTAMRON。

かなり期待をしていて、何度もポチりそうになりました。

安いし。

2モデルを試す機会があったのですが、僕の率直な感想は、

岩崎
岩崎

購入しなくて良かったモ〜

その辺りの比較はまた改めてまとめてみたいと思います。

あくまでも僕の用途ややりたいことの場合はという条件での話です。

他の方の素晴らしい作例がたくさんありますので、良いレンズなのは間違いないかと思います。

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TAMRONとソニーGMやSIGMAアートとの違いは、せっかく比較を試したので後日に記事にしてみようと思います。

ボケの美しさ

雑多な自宅リビングも背景ボケボケになりました。(SIGMA 70mm F2.8)

SONYソニー」純正と「SIGMAシグマ」に絞られたわけですが、「SONYソニー」は調べ始めたときから気になっていることがありました。

他の方の作例記事などをみると玉ボケが完全に六角形にみえています。

そしてかなり硬い感じ。

フォーカス面は素晴らしいのですが、フォーカス面以外が僕が欲しい絵とはかなり違うと感じました。

70mm~100mmの中望遠はマクロ撮影だけでなくポートレートなどでも使ってみたい焦点距離です。

そう考えると玉ボケのカクカクさや歪み間は僕にはかなり購入を妨げる要素なりました。

SONYソニー」純正も脱落です。

実用的な焦点距離と最短撮影距離

残るは「SIGMAシグマ」の2つに絞られました。

70mmと100mmという焦点距離の違いになります。

こうなると僕の選択は迷わず70mmになりました。

理由は2つです。

100mmはレンズが長くなる

普段の持ち歩きにはレンズは2本か3本までと考えています。

1本は既に購入済みの「16-35mm Gマスター」広角ズーム。

それとの組み合わせを考えた時にはできるだけコンパクトなレンズが良い。

100mmだとレンズの長さが長すぎて普段遣いには少し負担が大きくなると感じました。

飲食店で105mmの焦点距離は長すぎる

マクロレンズの用途の半分はおそらく食事の時の料理の写真を撮るです。

その時に105mmだと場合によっては席を立たないといけないなど、流石にちょっと使いすぎるだろうと想像しました。

業務として商品や小物などを撮影するだけなら、105mmの方が被写体から離せるので照明などへの影響を抑えられるので良いと思います。

ですが僕の場合は完全に趣味ですので…。

仕事といっても自社のマーケティング用に写真を抑えるくらいです。

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僕の運用に最も適した「SIGMA 70mm F2.8 DG Macro|Art」をチョイス

ということで、僕の想定される運用に最も適したマクロレンズということで、「SIGMA 70mm F2.8 DG Macro|Art」を購入しました。

AMAZONで購入したのですが、5万円ほどとなかなかにお安い。

スタジオ用のマイクなら激安の使えないレベルのコンデンサーマイクしか買えません。

年末なのに翌日なスタジオに配送されてきました。

試してみた作例

カメラを構える岩崎将史

その後、毎日持ち歩き色々と試しています。

実際の写りについては文字にするよりも実際の作例を見ていただいた方が参考になるかと思いますので、いくつかの投稿を貼っておきます。

まだ初日で使い方もよくわかって無いです。

テーブルフォトよりも普通に自分の車が中々にパキッとした感じで撮れましたので、色々なシチュエーションで使えそうなレンズと感じました。

2日後の佐藤実絵子さんのライブにも持込みました。

マクロレンズならではの楽器によった写真。

凄く良い空気感がでていて欲しかったテイストです。

ポートレートも専用レンズには勝てないまでも使えそうです。

その時の差し入れの写真

こういう撮影はマクロレンズならでは。

光の光沢や艶も上手く撮れています。

そしてさらに翌日のCMソングのレコーディング。

来年に僕の作ったこの曲が色々なところで流れると思います。

マクロレンズの醍醐味はやはり飲食店での撮影。

購入して満足

まだ使い始めて間がないので、十分に使いこなせてはいないと思いますが、最初に想定していたのと同等以上にキレイに撮れるので、とても良い買い物でした。

ある面ではGマスターより上?

個人的にはGマスターよりもSIGMAの方が空気感や繊細さが好みだなと。

3本目、個人的には最後のレンズ選びに「シグマ良いじゃん」という選択肢が広がりました。

トータル的な面ではGマスターの方が良い部分もあり、中々に決断が難しくなってきました。

基本のレンズとして

最近はこの「SIGMA 70mm F2.8 DG Macro|Art」をいつもマウントしています。

寄れますし、70mmで人物や風景も良い感じで取れます。

写真スチール撮影にはこれ一本でも僕の場合は十分に楽しめ目的を果たせそうです。

動画ではレンズを交換

70mmで自撮りは無理ですので、動画を撮る時や広角が欲しいときには「16-35mm GM」広角ズームに付け替えるといった感じです。

なお、先日僕が撮影をしたPVが公開されました。

スタジオでのカットを担当させて頂き撮影としてもクレジットさせて頂きました。

「α7s III」と「16-35mm GM」での撮影です。

編集サイドからも「めちゃキレイ。何で撮影したんですか?」と評価いただけました。

早速、投資した効果がでてきて嬉しい限りです。

難点は3つだけ

もし購入を検討している人がいたら知っておいた方が良いのは次の3つです。

  1. フォーカスホールドボタンがない
  2. PC画面などは無理
  3. 動画用にはフォーカスが厳しい

フォーカスホールドボタンがない

SONY純正のレンズに大抵は備わっているフォーカスホールドボタンはありません。

ただしAFオートMFマニュアルの切り替えスイッチはありますので、実用上は問題ありません。

PC画面は無理

どうやっても消せなかった線

上の写真のようなPCの画面を寄って撮影とかは全然駄目でした。

これをパープルフリンジと呼んでよいのか分かりませんが、色々試してみましたが、どうやっても滲みの線が消えず。

GMレンズに変更したら一切出ませんでしたので、そこは流石GMレンズでした。

動画用にはフォーカスが厳しい

「70mmという焦点距離を動画にも使えれば」というのはあまり現実的ではありません。

マクロレンズのためフォーカスの移動幅がとても大きいので、フォーカスの合うのには通常のレンズより時間が必要です。

またそのためにモーター駆動音も割と盛大に鳴ります。

動画用には向きません。

年末正月は料理の写真を撮るはず

年末に慌てて購入した理由は、料理などの写真を撮りたいから。

特に今年はコロナもあり外出は難しそう。

年末は自宅で大人しくしている事になると思うので、より楽しめたらの思います。

その前に仕事が片付いて家の事ができるようになるのかが、謎ですが。

今日もこれから出勤です。

開封&テストの様子をVLOG動画に

開封&テストの様子をVLOG動画にしています。

良かったら見てみてください。

ではまた。

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