岩崎将史です。
僕が先日、編曲やピアノ演奏などで携わった作品のYouTubeが公開されました。
しあわせのしずく
音楽
- 作詞 浜住聡子
- 作曲・歌・ギター 河合良
- 編曲・ピアノ 岩崎将史
- ギター 勝島雅大
音響技術
- 録音・ミックス 山田貴希力(フルハウス)
- ミックス・マスタリング 岩崎将史
- スタジオ フルハウス
「しあわせのしずく」について
この曲は作曲とボーカルなどを担当されている河合良さんからのオーダーでした。
子育て支援のための、とあるプロジェクトがあり、そのイメージソングを担当させて頂けることになりました〜!
河合良さんについて
河合さんは富山在住ということで、いつも名古屋までレコーディングにお越しいただいています。
録音後のミキシングやマスタリング作業はいつもオンラインでやらせて頂いてます。
ONLINEミキシング・マスタリングはいつでも受付中
今回はイメージソングの作曲やボーカルなどを依頼されたとの事でした。
今回はギターとピアノだけのシンプルなアレンジ。
どちらかというとピアノメインでいきたいです。
編曲やピアノもお願いできますか?
もちろんお安いご用です。
喜んで引受けさせて頂きました。
作詞・浜住聡子さんについて
作詞を担当した浜住聡子さんは本を出版されています。
お会いしたことはないのでそれ以外の情報は何も分かりませんが、素敵な歌詞を書いて頂きました。
スマホ録音のデモを聴きながらアレンジ
今回の作品は河合さんからスマホで録音したギター弾き語りのデモを送って頂くところから始まりました。
早速、送られてきたmp3を聴きながら採譜開始。
メロディーとコード譜を書き起こします。
次に河合さんのギターの手を変えない範囲でアレンジ。
イントロや間奏、エンディングなどを追加するとともに、いくつかのポイントをリハーモナイズしていきました。
そして簡単に仮録音したピアノテイクをmp3で河合さんへ送信。
このmp3に合わせてギターパートをさらに練っていただきました。
録音は3名同時にフルハウスで
本番は、もう1名ギタリスト、勝島雅大さんが入るということで、バッキング担当とソロ・オブリガード担当に分けて3名での録音となりました。
録音はもちろん僕のスタジオ、フルハウスで。
ピアノとギターでブースを分けて、同時に録音。
1テイク録るごとに、細かい部分の打ち合わせと変更を加え、ピアノは3テイク目で完成しました。
その後はギターやボーカルのダビングは河合さんと弊社スタジオスタッフに任せ僕は別の仕事へ。
この週は超絶に忙しいかったのです。
連日のアレンジとピアノ・レコーディング。
他にもやることが山積みでした。
その時のツイートがこちら
3日連続のピアノ・レコーディングでした。
3タイトルのうちの1タイトルは先日にブログで紹介した、蟹江しほ 蟹江礼子さんのCD「南の島から」です。
ミックスとマスタリングは同時に
後日にミキシングとマスタリングを行いました。
ピアノとギターと歌だけのシンプルな編成です。
そのため特に特殊な処理はせず、定位とボリュームバランスを整えていきました。
ミックスには最近は以前にもブログに書いたWilson Audioのスピーカーでしたチェックしていません。
ライブルームにこれを設置することにより的確にモニタリングできます。
少し面倒なのは調整するためのProToolsはコントロールルームにあるので、行ったりきたりしなければいけないこと。
Wilson Audioの前でも調整できたらと考え、試しにMacBookProを持ってスピーカーの前に座ってみたところ…。
アカン…
PC持って座るだけで音場がめちゃ変わるモ〜
ということでスピーカー前での調整は早々にあきらめました。
ここ半年ほどはコントロールルームとライブルームを行ったりきたりしながら作業をしています。
その分の時間は取られますが、結果はこちらの方が早く完成にもっていけます。
0.1dBの微妙な差もブラインドで的確に分かるので、凄くやりやすい。
そんな感じで完成した映像フォーマットにした音声データを河合さんへオンラインでお届け。
1ヶ月半ほどの時を待って、YouTube動画となり公開されました。
では、また。
音楽制作・レコーディングなら岩崎将史のフルハウスへ