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CD「南の島から」アレンジなど音楽プロデュース【蟹江しほ 蟹江礼子】

CD「南の島から」アレンジなど音楽プロデュース プロデュースの仕事
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岩崎将史まさふみです。
今日は僕が携わった新しいCDのお知らせです。

蟹江しほ 蟹江礼子「南の島から」YouTube

民謡デュオの 蟹江しほ 蟹江礼子 の新作CD「南の島から」のプロデュースを担当させて頂きました。
ダイジェストですが、告知用のYouTubeができましたので、ぜひご視聴ください。

3曲が収録されたCDです。

僕は全曲のアレンジ、ピアノ演奏、シンセサイザープログラミング、録音ディレクション、ミックス、マスタリング、アートワークディレクションなどなどを担当させて頂きました。

蟹江しほ:Vocal
蟹江礼子:Vocal

蟹江尾八:Executive Produce & Shamisen & Photography

岩崎将史 (フルハウス):Sound Produce, Arrangement, Piano, Synthesizer Programing, Mixing, Mastering
丹羽一彦:Ukulele

山田貴希力 (フルハウス):Recording & Mixing
ZOU Inc:Cover Design
松井なおみ:Photography (top)

簡単にそれぞれの曲を紹介させて頂きます。

日本人が作ったハワイ民謡「ホレホレ節」

1曲目はホレホレ節です。

日本の音階なのにハワイ民謡というカテゴリーになる不思議な曲です。
アレンジをしない原曲だとこんな感じ。

ハワイへ渡った日本人の移民が作った唄です。

1885年に始まったハワイへの移民は官約移民と呼ばれ、1924年まで西日本出身者を中心に約22万人がハワイへ渡った。官約移民たちの労働は過酷で、炎暑のサトウキビ畑で働いた。重労働の中、命を繋ぐ思いで、おのおのの出身地の民謡など耳なじんだ調べを口ずさんだ。それが「ホレホレ節」になった。「ホレホレ」とはハワイ語でサトウキビの枯れ葉をむしる作業のことで、「ホレホレ」という言葉の口調がよく「ホレホレ節」と名付けられた。つまり「ホレホレ節」はハワイの日本人一世が生み出した労働歌でもある。

wikipedia

しほさんと礼子さんは、この曲をハワイで演奏したいと申しております。
もし伝手のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。

ピアノとウクレレを生演奏録音

ハワイということで、ウクレレを前編に入れつつ、シンセサイザーとピアノでアレンジをしました。

ウクレレは丹羽一彦さんにお願いしました。

リボンマイクでのステレオ収録は結構味噌です。

ウクレレの録音をした時点ではCD化はまだ決まっておらず、舞台公演用に製作していました。

今回1月の終わりにCD化が急遽決定
アレンジにブラッシュアップを加えて打ち込みMIDIシーケンスのパートも協力、生演奏の録音に変えていきました。

そしてピアノは勿論、グランドピアノを弾きました。

この時は3日でまとめて数件のプロデュース作品のピアノをまとめて録音しました。
重なる時は重なるものですね。

他の作品ももう少ししたら公開されると思いますので、またお知らせさせてください。

録音エンジニアとしてもこだわりのボーカル録音

ボーカル録音も、今回は敢えてステレオレコーディングを行いました。
通常、ポップス系アレンジの場合はモノラルで録音するのが定番ですが。民謡としても自然に聴こえるサウンドにしたく、ステレオ録音を行いました。

琉球民謡「てぃんさぐの花」

2曲目のてぃんさぐの花は、とても有名ですので解説の必要はないと思います。
僕もこれまでいろいろなアーティストにアレンジを提供してきました。

可能な限り生演奏での録音をしましたが、ストリングス・セクションは打ち込みシーケンスにしました。
ですが、鬼のようにアーティキュレーション情報などを書き込みましたので、生楽器に迫るサウンドにはなったかと思います。

15年前の編曲音源「芭蕉布」

3曲目の芭蕉布は、実は15年ほど前の音源なのです。
お二人が愛・地球博のイベントに出演されるときに委嘱されてアレンジしました。

ですので、色々と使っている楽器が古いです。

この頃のフルハウスにはグランドピアノがありませんでしたので、ピアノは確かYAMAHAデジタルピアノP-200で録音したはずです。

ちょっと硬いところもありますが中々に良い雰囲気ですので、この昔のカラオケ音源にお二人のボーカルを録音して完成させました。
既にイベント用にミックス済みのカラオケでしたので、バックのミックス15年前当時のままです。
今聴くと少し恥ずかしい…^^;

CDリリースに合わせた公演が延期に

20200229_うたの祭典チラシ_表面

今回のCDは昨年の夏から準備を始めていました。
今年、2020年の2月29日にコンサート・イベントがあり、そこでの発売を目指していたのです。

ところが…

ご存知のように新コロナウイルスによる騒動で、この公演が無くなってしまいました
CDの告知や発売をどうするか、お二人と競技を重ねてきました。

この様な情勢ですので、次の公演の予定も決まっておりませんが、CDはこの春に告知発売して生きましょうと。

ということで、微力ながら告知のお手伝いをさせて頂いております。

ホームページも作成

そこでシンプルながら少しでも宣伝の力になれるように二人のサイトを作りました。
製作期間1日ですので、まだ記事は少ないですが、今回の情報を入れてあります。

先週は1日、WEB屋さんをやってしまいました(笑)

今までは師匠、蟹江尾八先生のサイトにて情報を発信していましたが、これからお二人でどんどん記事を書いていってくると思います。

中日新聞の取材

関係者の尽力や協力もあって、本日の中日新聞で取り上げて頂いたようです。

CDの注文はこちら

もちろんオンラインで購入出来るようにもしました。

僕が今できる事はこれくらい。
少しでも作品を多くの人に聴いて頂けたら嬉しいです。

では、また。

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