こんにちは。岩崎将史です。
「うたまろ」と出会ってから、もう10年以上の月日が絶っています。メジャーデュビュー前からの全ての流通CDに、ガッツリと関わってきました。そして、節目節目のライブと。
特にアルバムの制作においては、色々な苦労の記憶が今でも蘇ります。編曲・楽譜書きを徹夜で行い、そのまま朝を迎え新幹線で東京へ移動。東京のストリングス・メンバーのダビングを行った記憶。ギリギリまで歌詞や歌のテイクにこだわるので、いつもミックスは1曲2時間も取れず、徹夜で1両日で、毎回12~13曲のMIX、マスタリングを終わらせていました。
そんな強行軍のため、レコーディング中には度々体調不良になり、仲間のエンジニアにヘルプで入ってもらい、僕は後ろで倒れながらディレクションをしていて記憶もあります(笑)
そして、2014年、
うたまろの2人は月に1度、新曲を作成し、毎月のライブでその日限定でCD-Rで発売する、という目標を打ち出し見事にやり遂げました。会場限定のCDですので、予算を掛けずにスタジオ「フルハウス」で短時間に同録するというラフな内容でしたが、うたまろファンの方には、より普段のライブに近い生演奏のテイストがダイレクトに伝わって、楽しんで頂けるのではないかと、僕は考えていました。ただし、本当に予算を掛けられないので、毎回ピアノ調律なしで、録音せざるおえなかったのが、個人的には厳しかったですが、、、(笑)。
そして、年末も押し迫る12月27日。2014年ラスト・ライブはバンドでやろうという事になりました。1年に渡り彼ら2人がライブで育ててきた新曲達の初のバンドアレンジでのお披露目。より彼らの魅力が伝わるようにギリギリまで、アイディアを出し合います。
ベースの望月雄史、ドラムの黒田かずよし、共に歌やメロディーを大切にしながらアレンジを提案出来る素晴らしいミュージシャンです。
そして、いざ本番。
場所は名古屋ボトムライン。10代の頃、様々な洋楽アーティストを聴きに訪れたライブハウスです。
そして、20代の頃に活動していた僕がリーダーを努めるバンドで、ワンマン・ライブをやらせてもらった記憶もあります。その後も、様々なアーティストで訪れさせて頂きました。
そして、今日はうたまろで。
今年の名古屋は例年になく寒い。つい先日も記録的な大雪。乾燥もするのでコンディションを整えるのはとても大変だと思いますが、うたまろの2人は安定してました。流石です。そして、バンドメンバーも安定。とってもやりやすい。そしてお客さんも満員。それが何よりもやりやすい。
全部で20曲ほど、3時間にも及ぶかというライブでしたが、感じた時間は短かったです。誕生日でもないのに、ファンからの差し入れで謎のケーキ登場もありました。が、ライブ名が letter to cake だから、まあ、いいのか。BGMにピアノソロでletter to cakeが弾けたし(笑)
というわけで、2014年は締めくくられました。2015年は、僕がプロデュースしているアーティストのリリースラッシュの予定が続きます。そして「うたまろ」も! ですが、、、「岩崎将史プロジェクト」もCD作らねば!
では、引き続き、よろしくお願い致します。