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自分PCの買い替えやアップデート|トラブルなしの4つのルール

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岩崎将史まさふみです。
PCの買い替え時やOSのアップデート時に「トラブルが発生して仕事が滞ってしまった」という話がSNSのタイムラインによく流れてきます。

僕も20年ほど前はそのような事がちょいちょい起こり、1日、場合によっては数日間も作業を中断して対応にあたるということがありました。

そこでここ15年ほどは、4つのなんとなくマイルールを定めています。
以降は更新時のトラブルは無く、業務の遅延も無いです。
「皆がそうすべきだ」などという物では無いですが、PC更新やOSアップデートの参考になればと思いますので解説します。

PCの更新やOSアップデートの4つのマイルール

マイルールの4つは下記です。

マイルール 4箇条
  1. OSのメジャーアップデートはしない
  2. その代わり頻繁に買い換え
  3. 一つ前は1年は現状をキープ
  4. 以前のPCは会社スタッフや別用途に転換

これらを実践することで、問題はほぼ排除できています。

  • なぜそんな対応をするのか?
  • 実際にはどんな風にしてるのか?
  • どんなメリットがあるのか?

を解説します。

4つのルールを設けた理由

まず最初に「なぜ、そのような4つのルールを設けたのか?」を説明します。
理由としては、

  • 仕事を止めないため
  • 最も合理的で利益を最大化できるから


です。
経営においてリスクヘッジと利益を最大化を同時にできるベストな方法だと今の所は考えています。

仕事が止まることの損失とは倍以上

書くまでも無いですが、仕事が止まるということは「仕事を進行することができない」こと以上の損害が発生します。
フルハウスは従業員数名の零細企業ですが、それでも1日仕事が止まれば、月数十万円の家賃とスタッフの人件費を丸々と払い続けるだけになります。

1日作業が止まって数万円の売上がなくなるだけならまだ可愛いものです。
仕事がなくても固定費は必要ですので、売上の倍の損害が発生するとも言えます。
売上は機会損失とも言えますが、固定費は実際にキャッシュが出ていきますので笑い事ではありません。

むろん機会損失も馬鹿にはならず、その1回だけとは限りません。
もし毎年のように仕事を頂けるクライアントだとしら、数倍以上の損失になります。

少し話がずれますが、企業当初、コスト的な理由から会社は全てWindows PCにしました。

それまで個人事業のときはMacとWindowsの両方を使っていましたが、スタッフの分なども含めてスタジオも全てWindowsで揃えました。
結論、これは大失敗でした。
OSのアップデートや諸々のドライバーのアップデートなのが起こる度に、で何かしらどこかに不具合が発生し、数時間対応に追われるということが年に1~2回は発生しました。
OSをクリアインストールしなおしたり、ドライバーの組み合わせの最適化を調べて実施したり

PCの台数が増えると述べにすると年に数日〜1週間とかにもなります。
数万円から数十万円程度のPC費用をケチったがためにそれ以上の損害を抱えるという事があまりにも多すぎて、2年ほどで極一部を除いて全てMacに更新していきました。

その後は上記の運用方法と合わせることによって、PCのトラブルで仕事が滞ったという事は一切ありません。

古い物を使い続けるのもリスク

もちろん現環境を維持するために古い環境を使い続けることも推奨しません。

PCは機械ですから電気的なトラブルが発生しえます。
経験上で言うとバッテーリなど電源周りは消耗品ですので、どこかのタイミングで使えなくなります。
昔のノートPCであればバッテリーだけを新しい物に交換することは簡単でしたが、今は薄さ軽さを追求するためにPC基盤にくっついていますので、修理に出さなければなりません。
その間、仕事が滞るようなことは許されません。

電気的ではない機械的な故障もいつかは起こります。

そして、クリエイターにとって最も悩ましいのが、アプリやプラグインなどのソフトウェアのアップデートとOSとのマッチングです。

古いOS環境を維持すると、安定はしますが最新バージョンのツールがいつか使えなくなります。
特に今は、あらゆるツールがクラウド化され、スマホやタブレットと連動しています。

PCのOSが古いままだとスマホやタブレットとの親和性が弱まり便利な最新機能が使えないといった問題が発生します。

僕の場合は特にですが、

  • AppleのLOGIC pro X
  • AdobeにIllustlatorやPhotoshop

などは必須のツールです。

LOGIC pro Xはアップルが買収して移行は、きっちりOSのアップデートに合わせて同時にアップデートがリリースされています。
常に最新で使うのが最も安定しているアプリの1つです。

AdobeもCCになってから同じ様な印象です。

4つの重要なルール

こうしたトラブルをさけ、常に安定した環境でマイPCを維持するために、実行している4つのルール。
これらについて順番に詳しく解説します。

【ルール1】OSのメジャー・アップデートはしない

OSのメジャーアップデートは原則として行いません。
殆どの場合において、上手くいく可能性が高いことは理解しています。
が、まれにアップデートが失敗して、OSが起動しなくなるということがあります。
また、起動しないまでも物凄く動作が遅くなることもあります。

これらの場合、OSが入ったSSDドライブを一度フォーマットしてまっ更にして、新たにOSをゼロからインストールし直す必要があります。
クリアインストールと言って、プロのクリエイターがPCのOSをメジャーアップデートする際には鉄板の作業です。

が、僕はコレをおすすめしません。
凄くPCが好きで自分が使っているツール環境をきっちり管理できている人は全然、問題ありません。
僕は無理です(笑)
小学生の時からずっとパソコン少年でしたので、多くの人よりかは少しだけは詳しいと思います。
が、それでも使っていたシステムドライブをフォーマットしてしまった時には、数々の面倒くさい事例にさいなまされました。

どんなアプリケーションやプラグインを使っていたか、それらのオーサライズキーは全てフォーマット前に取り出したのか?
忘れ物があると、非常に面倒くさい手続きと日数が必要になります。

OSのメジャーアップデートは1年に1回だとすると、毎年PCを買い換えることに寄って、だいたい常に最新の環境をキープすることができます。

なお、このルールは「僕が触れるPC」においてのみになっています。
スタッフへの支給PCは、自己責任で独自に対応してもらっています。
上書きメジャーアップデートなどで、PCが重くなり「困った」という経験をすることによってクリアインストールやファイル管理の重要性など様々な事を学べます。
人間は失敗をしないと成長できないですからね。僕も含めて。
「二度とこんな思いはしたくない」という経験が大事です。

【ルール2】メジャーアップデートが必要になったら買い換える

OSのメジャーアップデートをしない代わりに、どうしているのかというと
「メジャーアップデートをしたくなったらPCを買い換える」
です。

  • OSインストールの時間を節約
  • 環境移行、構築の時間を節約
  • 過去データやオーサライズ情報損失のリスクがなくなる。

など良いことばかりです。

デメリットは僕は無いと考えています。

「購入費用が必要」

という意見はあるかと思いますが、例えばがMacBookProを20万円で毎年買い換えるとして、1ヶ月で1.5万ほどです。
OSのクリアインストールで1日仕事が止まったら、それ以上の損失です。
新しいのを買ってきたら、30分程度で最新OSで現状の環境に移行できます。

ソフトシンセなどの特殊なライブラリー環境を膨大にインストールする必要がある場合はダウンロードで2、3日必要な場合もありますが、その間も古いMacで並行して仕事は進められます。

パーティションを分けて2システムを入れるという人もいますが、僕は全く推奨しません。
2アカウントではなく2システムとなると、様々なコストも発生する場合があり、手間が増える割に得られるメリットが少ないです。

プロとして必須の道具。固定費として割り切ろう

PCがないと何も始まりません。
逆にPCさえあれば、仕事はなんとでもなりお金に困ることはない時代です。

その環境に一定のコストを投下して常に働ける環境をキープすることは、もっとも重要な仕事の基本です。

僕が使用しているフルスペックのMacBookProだとして、2年に1度の更新で月に3万円程です。
収入源のメインツールですから、安くはないけど必要な経費です。

2012年以前のMacBookProはストレージ・ドライブを物理的にごそっと入れ替えることができましたので、必ずしも買い換えのみが選択肢ではなかったです。
が、スタッフへのMacBook供与などトータルで考えると、毎年買い替えが最も合理的でした。

【ルール3】買い替え時は古いPCはそのままキープしておく

頻繁に買い換えるメリットは理解頂けたとして、古いものはどうすか?
下取りなどに出す人もいると思いますが、僕は絶対に下取りには出しません。

1年間は移行時の状態をキープして残しておきます。
システムドライブのフォーマットなども絶対にしません。

新PCにトラブルが起こっても仕事を止めなくてよい

万が一、新しいPCに何か不具合が起こった時にも、滞りなく旧PCで仕事を行うことができます。

環境移行時にもとても便利

それだけではなく、移行作業時にも様々なメリットがあります。

MacOSの場合は、新PCを購入時にiCloudアカウントを通して、何もしなくてもほぼ自動で現在の環境が引き継がれます。
殆どの仕事はそれで対応できますが、音楽クリエイターの場合は色々とやっかいな問題があります。

特にプラグインなどのオーソライズキーと呼ばれる物の中でシステムドライブにキーが埋め込まれるタイプの物は厄介です。

購入時にキーと呼ばれるパスワードの様な物が支給されPCのドライブにインストールするのですが、これを古いPCから引っ張り出して新しいPCに入れ直さなければなりません。

ソフトに寄っては、間違ってハードディスクをフォーマットしてしまうとキーが消去されてしまうので、新たなキーを支給してもらうのに「購入者本人である」「嘘ついない」という証明をするためにメーカーと面倒なやりとり作業と日数が必要になってしまいます。

全てのプラグインやアプリを全部把握しているわけではなく、作業する時に「あ、これまだインストールしてなかった」という事がよくあります。
そういう時に、旧PCからキーを抜いて新しいPCに移すということをしています。

【ルール4】古いPCは最大限に有効活用する

頻繁に買い換えるとPCがどんどん増えて余りそうですが、そんな事はありません。
他のスタッフや子供に引き継がれていきます。

事務系のスタッフであれば、i7の古いモデルでも性能は十分です。
僕用に改造していたモデルですので、メモリもストレージも満タンに追加されています。

中学生の息子にも数年前の古いモデルでも、ブラウジングやちょっとしたプログラミングにはなんら問題がありません。

また、1台はコンサートレコーディング用に稼働しています。
コンサートレコーディングはバックアップも必要ですし、台数があって困ることはありません。

下取りに出すのは愚の骨頂

PCを買い換える際に「下取りに出す」という話をよく聞きます。
僕は絶対にしません。
下取りに出しても、古いPCなら良くて数万円です。
安いと数千円というのも普通でしょう。

ノートPCは特に使い所は沢山あります。
できるだけ成果を産む使い方を目指しています。

一例として2012年のMacBookProはモバイルレコーディングシステムとして活躍しています。
当時は僕のDTMマシンとしてフルスペックで組みました。
SSDも2台を乗せて1.5TBなので、モバイルレコーディングPCとしてもバッチリな性能です。

万が一なにかあっても、まずなんとかなる

以上の感じで運用する事によって、仕事を間断なく進めることができます。

クライアントが困っている急ぎの仕事ほど、利益率も高く機会損失は大きな物になります。
常にベストな業務環境を用意しておく事が、全員の幸せになると信じています。

では、また。

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