こんにちは、岩崎まさふみです。
今回はライブイベント仕事でとっても役に立つ道具のご紹介。
ウォーキングメジャーです。
ウォーキングメジャーとは?
ウォーキングメジャーは名前の通り歩いて距離を測る道具です。
知っている方も多いとは思いますが、触れる機会のなかった人だと知らないことが多い道具です。
先日も最近良く一緒に仕事を始めた方が、僕が使っているのを見て、
これ、めちゃ便利ですね。
僕も買おうかな〜。
と仰っていました。
買うならコチラから是非ポチッとして頂ければと言うわけでは無いですが、知らない人もいると思うので一度、ブログ記事で紹介させていただきます。
イベント関連の仕事に携わる人であれば知らないは許されない道具です。
どんなシチュエーションで使うの?
ウォーキングメジャーはどのようなシチュエーションで使うのでしょうか?
簡単に長さが測れる道具ですので、使われるシチュエーションは無限にあると思います。
僕の場合は、イベントやコンサート現場でしか使わないので、その場合の例を少し具体的に紹介します。
今回は一例として2つの大きな括りに分けましてみました。
- イベントや舞台のプランニング
- 音響・映像・配信などのプランニング
前者が環境やインフレ的な分野。
後者がその上に乗っかる技術の分野、というイメージです。
具体的な使用例
それでは具体的な使用例の紹介です。
イベントや舞台のプランニング
イベントや舞台では会場や舞台の大きさを測ったり、設置する物の大きさや数を決めたりするのに使われます。
例えば、とあるベント会場が合ったとして、仮説のボードで壁を設置するとします。
ボードがサブロクとして、何枚のボードを用意すれば良いのか?
会場図面があればある程度は導きだされますが、実際の設置は図面の何かを基準に明確に示すことができない場合も多々あります。
斜めや曲線の場合なども、数学に強ければ計算式で導き出す事もできますが、そんな事を考えるよりもサッと測って確定した方が安心できます。
音響・映像・配信などのプランニング
音響・映像・配信など技術系では主に、必要なケーブルの長さを算出するのに使います。
例えば音声ケーブルや映像信号のケーブルなど。
マイクやカメラをどこに設置するかで必要なケーブルの長さが変わってきます。
また合わせて電源ケーブルの必要な長さも知る必要があります。
機器を置けたとしても電源コードが届かなければ、それはただの鉄のガラクタになってしまいますからね。
僕は特に最近はライブ配信の仕事が増えました。
音響などであれば、ほとんどのホールでデータがありますので問題ないのですが、配信となると
- カメラ位置
- LANなどのインターネット回線のポート位置
などが演目や会場ごとに変わってきます。
初めての会場では必ず実測して、間違いの無いように事前にケーブルを用意しています。
実際に使っている例
先日、生ライブ配信の依頼で愛知県芸術劇場コンサートホールに行ってきました。
カメラ位置を決めて、ウォーキングメジャーで測っている様子をVLOG風にしてみました。
オススメのウォーキングメジャー
ウォーキングメジャーと言っても色々な種類があります。
僕がオススメするウォーキングメジャーの条件はコレです。
- デジタル表示である
- 手元で距離が見られる
- 液晶にバックライトが付いている
- 単位が細かく、必要な距離が測れる
- スタンドが付いていて自立できる
この辺りが必須の条件です。
デジタル表示
ウォーキングメジャーにはアナログ表示とデジタル表示があります。
断然デジタル表示がオススメです。
アナログはどうしても読み間違いや曖昧が発生しがちです。
またメモリーや計算機能などもデジタルのほうが分かりやすいです。
手元で距離が見られる
手元で距離が見られないと現場で物凄く不便です。
上のVLOG動画を見て頂ければ、手元で読めるがゆえにサクサクと計測が進んでいく様子が伝わるかと思います。
液晶にバックライトが付いている
液晶にバックライトも必須です。
舞台などでは暗い場所もかなりあります。
上のVLOG動画では下手袖の証明が落ちていて、動画では辺りが真っ暗になり何も見えなくなっています。
それでもスムーズな計測値の読み取りができています。
単位が細かく、必要な距離が測れる
ある程度の単位の細かさは必要です。
少なくとも20cm単位で測定できる物がオススメです。
また最長距離も重要ですので確認しましょう。
スタンド付きで自立できる
最後はコレ。
現場では立てかける場所がない、合っても壁が汚れる、傷がつくなどで気を使わなければならない建築物などもあります。
そうすると地べたに寝かさなければならず、これが以外に場所を取ります。
僕が使っている物はスタンドが付いていて自立します。
こんな感じでスッキリと。
ケチらずに使いやすいものを
ウォーキングメジャーは絶対に予算をケチってはダメです。
なぜなら理由は2つ。
- 良いものでも値段は知れている。
- 便利になるための物なのに不便にお金を使ってどうする。
高いものは高いと言っても値段の差は知れています。
マイクやカメラなどに比較すれば誤差です。
その差でわざわざ不便を感じる方を選ぶ理由がありません。
ウォーキングメジャーは便利に時短するためのツールです。
時短するためのツールなのに、読み取るのにいちいち時間を使ったりするのはオカシイです。
僕のVLOG動画で、もしバックライトの付いていないウォーキングメジャーだったら。
スマホなどで手元を照らすアクションが必要で数秒ロスします。
最悪、携帯が不携帯だったら…。
もう一度、上手まで戻り会館さんに灯りを付けてもらうお願いをし、再び計測をしなければなりません。
5分程度のロスとなります。
もう誤差の金額はそういった時間給を溝に捨てる行為です。
ということで、絶対に満足のできる1個を見つけるようにしましょう。
ではまた。