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【意外な結果?!】ポータブルSSD 速度対決|CRUCIAL X6 4TB vs Sandisk Portable Extreme

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この記事は約5分で読めます。

岩崎将史まさふみです。

ポータブルSSDドライブのスペック上の速度表記は、実際の作業環境で試すと違う事がよくあります

今回、新たなポータブルSSDを購入したのでテストしてみました。

これからポータブルSSDを購入する人の参考になればと思います。

Crucialクルーシャル X6 4TB を購入

crucial x6 portable ssd ドライブを購入
crucial x6 portable ssd ドライブを購入

Crucialクルーシャル X6 4TB を 先月6月のAmazonのタイムセールで購入しました。

こちらの製品になります。

この記事を書いている時点では ¥64,800 という価格になっています。

タイムセールではかなり安くなっていて、¥39,980 でした。

同じ Crucial X6 でも 最大読込速度が800MB/秒ではなく500MB/秒のより安価なバージョンもあります。

Sandiskサンディスク ポータブル SSD 2TB を4個所有しているが…

過去記事でも書いているように、僕は普段から4~5個の Sandiskサンディスク ポータブルSSD 2TB を持ち歩いて使っています。

今回なぜ新たに4TBのSSDを、しかも Sandiskサンディスク ではなく Crucialクルーシャル の SSD を購入したのでしょうか?

FinalCutでの編集で2TBでは足りないことも

その理由はまずは容量です。

現状、僕が所有している2TBでは動画編集時に足りなくなることがあるのです。

基本1つのSSDで1つの動画しか編集しないようにしています。

編集が終わったらアーカイブ用のHDDにコピーを取ってSSDは空にし、次の新たな曲動画を編集しています。

音楽演奏動画を 4k 4:2:2 10Bit HDR という高解像高輝度の動画で編集時に、カメラのトラック数が多い場合にはSSDの容量が2TBは足りずに、編集の終盤で苦労することが度々あるからです。

Final Cut はバックグラウンドレンダリングが優秀で、高解像度の動画編集がサクサクと行える代わりに、裏で膨大なレンダリングファイルを作成するという特徴があります。

そのためにより大容量のポータブルSSDを探していました。

少しでも早い方が良い

もうひとつの理由が少しでも高速が良いです。

現状のSandiskサンディスクExtremeエクストリームPortable の最大読込が 1050MB/秒で、Crucialクルーシャル は 800MBです。

Crucialクルーシャル の方がスペック上は遅いのですが、中々に速度の評判が良いのも噂に聞いたので試して見ることにしました。

表記上の最大読み込み速度

SanDisk Extreme Portable

表記の上の最大読込速度というのは、僕の経験値的には「あまり当てにならない」という印象を持っています。

想定された限定的な環境であれば良いのでしょうが、実際には僕の現在の環境で求める使い方をした時に一番実測が早いのがどれか?というのが重要だと考えています。

表記上の速度は SandiskサンディスクExtremeエクストリーム が最大

スペック表記上の速度では、最大読込速度が次のようになっています。

  1. SanDisk Extreme : 1050MB/秒
  2. Crucial X6 : 800MB/秒
  3. SanDisk (ノーマル / エコパッケージ) 520MB/秒

スペック表記どおりの結果がでるならば、SandiskサンディスクExtremeエクストリーム が一番速いはずです。

さてどうなりますか。

実際のテスト

Crucial X6 と SanDisk のポータブルSSD達

実測テストは僕が普段使っている MacBook Pro 16インチ (2019) フルスペック で行います。

  • プロセッサ
    • 2.4Ghz 8コア Intel Core i9
  • メモリ
    • 64GB 2667MHz DDR4
  • グラフィックス
    • AMD Radeon Pro 5500M 8GB
    • Intel UHD Graphics 630 1536MB
  • 内蔵ストレージ
    • SSD 8TB

上記のスペックにて各ポータブルSSDをUSB-Cポートにて直接接続し、大容量 120GB の動画編集用のフォルダのコピーにどれくらいの時間が掛かるのかを図ってみます。

  • 内蔵SSDから各ポータブルSSDにコピー : 書込速度の比較テスト
  • 各ポータブルSSDから内蔵SSDにコピー:読込速度の比較テスト

上記2つを行い、その所要時間をストップウォッチで測定します。

これで実際の毎日の作業での速度が比較できます。

実測テストは Crucialクルーシャル X6 の圧勝

テストの結論からいうと、Crucialクルーシャル X6 の圧勝でした。

モデル書込時間読込時間
Crucial X63:073:08
Sandisk Extreme4:424:02
SanDisk ノーマル (エコパッケージ)11:555:04

上記の時間になりました。

スペック表記では低速なはずのCrucialクルーシャル X6が最も早かったので、やはり噂通りに信頼性や速度が良いということが僕の環境では言えます。

実験の様子をYouTubeにしてみました。

2021年の今購入するならCrucialクルーシャルがオススメ

ポータブルSSD

上記の実験から僕は今後しばらくはポータブルSSDを購入する際にはCrucialクルーシャルを基本に考えることにします。

実際の動作が速い方が少しでも時短になります。

多少値段が高めなのがネックですが、それ以上の費用対効果を発揮してくれるでしょう。

Crucialクルーシャルの540MB/秒のモデルはより安価で手に入ります。

こちらが最大読込速度が540MB/秒のリーズナブルなモデルです。

そちらはテストしていませんが、機会があれば Sandiskサンディスク ノーマル との比較もしてみたいです。

が、おそらく500MB/秒前後のモデルは今後は購入しないと思いますので、希望で終わる可能性が高いです。

ということで、参考になるか分かりませんがポータブルSSDの実測比較テストでした。

今回のテストの様子はYouTubeにもアップしています。

ではまた。

今回、購入したSSDはコチラでした。

コメント

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