こんにちは、岩崎まさふみです。
SONYの単焦点レンズ「FE 50mm F1.2 G-Master」を先日購入しました。
オーダーはかなり前だったのですが、神レンズということで超人気なのと、半導体不足が相まってソニーストアでは入荷街ちの状態が続いていました。
アマゾンでは定価というか希望小売価格よりも高い値段で「在庫あり」で販売されていまして、いわゆる転売屋的な感じですね。
先日、突然に入荷通知が届いて翌日には配送されてきました。
それから3週間あまり。
色々と使ってみた感想レビューを書きます。
初日
その時に初撮影した写真がコチラ。
動画収録用の目の前のマイクを撮ってみました。
最初の印象は、
解像感やばいモ〜
ダイアフラムを覆うガードの網の細かさや凹みがしっかりを分かります。
そして目の前にあった差し入れのお菓子を撮影。
プリントされた文字はもちろん箱やリボンの素材の質感までしっかりと伝わります。
めちゃくちゃシャープ。
次にF1.2という明るさを試したくスタジオの前で夜空をパチリ。
シャッタースピードを手持ちで振れないギリギリの1/50にして、絞りは開放F1.2に。
ISOを1万6000まで上げて撮ってみました。
スマホで見ると分かりにくいですが、いくつもの星が写っていました。
PCでクリックして元画像を開くとハッキリ分かると思います。
スタジオの前の明るい街の夜空で肉眼では星は全く見えない状態でした。
恐るべきF1.2の実力。
この日は只々感動しながらルンルンで帰宅しました。
2日目は東山動物園へ
2日目は次女に声を掛けて東山動物園へ向かいました。
小4の次女にはコンデジを持たせ、動物の写真を撮り合いに。
次女は写真を撮られるのを嫌がるので、後からそ〜っと撮影。
ピントが髪の毛に合ってしまいました。
それ以外はスーッと柔らかくなだらかにボケていってます。。
トリミング耐性が高い超解像度
動物写真では望遠ズームを使うのが一般的です。
被写体に近づけないのと50mmでは中々良い感じに撮れません。
そこでトリミングしまくりました。
ボディーは「α7S III」でいわゆる低画素数ですのでトリミングには向かないと言われています。
1,200万画素なんて写真じゃ使えん!!
という意見をブログ記事でもYouTubeでも見ますが、実際にコレくらいトリミングしてます。
何もしないとコレくらいのトリミングで1858ピクセルでした。
Instagramの横方向の最大ピクセルが1080ピクセルですので、これでも十分です。
facebookは最大で2048ピクセル。
その場合はLightRoomで強化を使ってトリミングしています。
めっちゃトリミングしても4532ピクセルです。
データ重すぎです。
ココ一発って時だけです。
強化を使うのは。
プロカメラマンや印刷の人がブラインドで比較テストした所、A3までなら1200万画素と5000万画素との違いは分からなかったという実例がいくつもあります。
ちょっと話がズレましたね。
強化したりトリミングしても解像感をしっかりと保っている「FE 50mm F1.2 GM」の素晴らしさに感心します。
スカイタワーに登る
動物園の最後には東山名物スカイタワーに登りました。
スカイタワーのこの改造感ヤバいです。
言っても「α7S III」です。
1200万画素です。
それでもレンズでココまで変わるものかと。
同じGMといえどもズームレンズとは次元が1段階違います。
紅葉にピントを合わせてタワーをボカす。
夕方のタワーも凛々しい。
そして展望室からの夕陽。
展望室からはガラス越しのためトーンや解像度が変わってしまうのは残念ですが、それでも今までよりもかなりクリアに撮れました。
この日は雲のない澄んだ天気だったというのも良かったです。
イルミネーションを発見
タワーから出て最寄りの駅まで歩いていると、クリスマスのイルミネーションが飾られていました。
スッキリとしつつ背景の玉ボケも良い感じ。
ちょっと50mmという画角が難しい飾りで広角が欲しかったですが。
最後に駅で夕焼け。
夕焼けのグラデーションの階調が綺麗にでました。
α7S IIIに付けっぱなしになったレンズ
3日目以降も今日までの約3週間、ずっと「α7S III」に付けっぱなしでした。
毎日、何かしらの写真を必ず撮るうようにしてきました。
この後はジャンル別に撮った感じをレビューします。
人物ポートレート
まずは人物系の写真です。
まだポートレートという程のちゃんとした撮影のタイミングには、まだ恵まれていませんので、実質は記録スナップ的な写真ばかりですが。
まずは僕のブログやチャンネルではお馴染みののシンガー加藤梨菜さん。
今回も歌の録音に来ていたので、その様子を写真に撮ってみました。
GMのズームレンズもかなり写りは良かったですが、「FE 50mm f1.2 GM」はより一層に
何も現像処理しなくてもそのままで良いモ〜
と思える写真がRAWで撮れていました。
ちなみに前のマイクにピントを合わせたのがコチラ。
マイクが超シャープで加藤梨菜さんはボッケボケ。
流石F1.2です。
続いてこちらもお馴染みのヴァイオリニスト波馬朝加さん。
録音後にヴァイオリンを片付けている所を撮ってみました。
この写真は現像で少しフワッとさせています。
別の日ですが波馬姉妹に完成したCDアルバムを納品しに行った時の1枚。
夜で真っ暗でしたが、F1.2の明るさということで何とか撮れてました。
風景スナップ
風景写真たちです。
わざわざ撮影に行ったわけではなく、普段の通勤やお出かけの途中でのスナップ写真ばかりですが。
通勤中に自宅近くの公園の紅葉が綺麗でした。
木の幹の表皮の質感なども繊細に出ています。
こちらは帰宅途中に近所の団地の木々の紅葉。
外灯に照らされて綺麗でした。
ズームレンズの時は木々の葉っぱは少しごちゃっとした感じになりがちでしたが、凄くスッキリするようになりました。
名古屋駅を望む景色。
徒歩での移動中に撮ってみました。
近所のスターバックスを帰宅時にパチリ。
熱田神宮へ参詣
熱田神宮への参詣しましたので、その時の写真をいくつか。
テーブルフォト
テーブルフォトも試してみたいのですが、あいにく外食する機会がほぼ無く。
どれくらい寄れるかというのがテーブルフォトの重要ポイントです。
日常の被写体ですがテーブルフォトを撮る分には十分に寄れました。
こちらは大学の学食にて。
激安のランチですが、それなりに美味しそうに撮れた?!
差し入れで頂いた大学芋。
めいいっぱい寄ったわけではありませんが、これくらい寄れれば実際上は何の問題もないでしょう。
ヤフオク写真
最後の作例はヤフオク用の写真です。
スタジオのレコーディング機材をヤフオクで売却しました。
その時の写真たちですが、今まで使っていた、
- FE 16-35mm F2.8 GM
- FE 24-70mm F2.8 GM
などに比べて明らかに高精細でスキッとした写真が撮れました。
入札の結果はいくらだったのでしょうか?
じゃじゃ〜ん!!
びっくりの高額の貰われていきました。
ヤフオクでは前回のAVALON AD2044の出品に続いて、高額な入札。
ビンテージですし大切に20年間使ってきましたし、フルメンテ後の良コンディションというのもあったとは思いますが、改めてヤフオクでの写真の重要性も改めて実感した所です。
めっちゃ高級感漂っていませんか?
何もしていなくて普通に背景紙とLEDライトで撮っただけですが。
まとめ:Eマウントユーザーなら必ず買うべきレンズ
3週間ほど使い倒した僕なりの結論として、この「FE 50mm f1.2 GM」は、
SONY Eマウントユーザーならば、必ず買うべきレンズだモ〜
と断言できます。
50mmは標準中の標準レンズです。
その辺りはまた別の記事で解説しようと思いますが、この画角を軸にして広角や望遠を考えるべきなので、50mmで最高の写りをするこの「FE 50mm f1.2 GM」レンズは基本の1本として購入して絶対に損しないレンズと言えると思います。
ただし…、まあ高いっすよね。
欠点はそこだけです。
もしかしたら重さも欠点に感じる人もいるとは思います。
僕は普段から16-35mmGMなどの600g台のレンズを持ち歩いているので、重さは全く気になりませんでした。
24-70mmGMよりかは長さが短いのもあり、かなり軽く感じます。
まだまだ短い期間しか使っていないというのもあり、レンズ真の実力を使いきれてないと思います。
でも兎に角楽しいので、本当に購入して良かった。
ということで、今回はこの辺で。
ではまた。