こんにちは、岩崎将史です。
「Lemorele」というメーカー?ブランド?
レモレレと呼ぶのかレモーレと呼ぶのか分かりません。
初めて聞く名前ですがUSB-Cハブが送られてきました。
いわゆる案件、レビュー依頼です。
USB-Cハブは半年ほど前にもGIISSMOの製品をレビューしています。
それと比較しつつレビューしてみます。
MacBook Pro M1 Maxで問題なく使える
送っていただいてから2週間ほどが経っています。
その間は毎日「Lemorele USB-C Hub」を持ち歩いていました。
結論としてはとても良いUSB-Cハブです。
今週はコンサートのライブ配信現場。
配信オペレーション用のMacBook Proで使ってみましたが、何のトラブルもありませんでした。
配信現場というのは僕の使用的には一番ハードな現場になるのですが、ノートラブルだったということで良いUSB-Cハブと言えると思います。
USBだけでなくイーサネットLANやHDMIもついた万能ハブ
「Lemorele USB-C Hub」は今のMacBookProに必要と考えられる物が全部ついているUSB-C Hubです。
- イーサネットLANポート
- USB-C x2
- USB-A x2
- HDMI
それぞれを少し詳しく見ていきます。
1,000Mbs対応のイーサネットLANポート
イーサネットLANポートは1,000Mbps対応ですので申し分なし。
USB-Cは2ポート。PDも対応。
USB-C も2ポートあります。
1つはパワーデリバリー(PD)対応。
もう1つはPD非対応のDATA用ポートとなっています。
3ポートのUSB-A
USB-Aは2口。
現在のMacBookシリーズにはUSB-A機器を接続する場合には必須となります。
「Lemorele USB-C Hub」の様な小型のパッシブタイプのハブは常に持ち歩いて出先で使うことが前提。
2つあれば十分というのが僕の印象です。
4K60fps対応のフルサイズHDMIポート
フルサイズのHDMI出力も付いています。
4K60fpsに対応していますので、外部ディスプレイを接続しての4K60fps動画の編集にも対応できます。
現行のMacBookProはHDMI出力が付いているので必要ないですが、MacBook Airなどではあると便利でしょう。
スペック以外の「Lemorele USB-C Hub」の良いところ
スペック的な良さは前項で説明できたと思いますが、実際に使ってみて分かった良さがいくつかありました。
特に半年ほど前にレビューした「GIISSMO USB-C HUB Model: D09」を最近は使っていましたので、それとの比較で解説していきます。
ケーブルが長い
PCに差す側のケーブルが「GIISSMO USB-C HUB Model: D09」より長いです。
これは人によっては欠点にもなるかもしれませんが、僕にとってはメリットでした。
短いとレイアウトが限られてしまいますが、「Lemorele USB-C Hub」は程よい長さでした。
ただし収納時にはこのように短いケーブルの方が取り回しが良いので、好みは分かれるところかも知れません。
薄い・細い
「GIISSMO USB-C HUB Model: D09」よりもボディが薄く細くスリムです。
SDカード・スロットの有無が大きいのかも知れませんね。
少しでもコンパクトに持ち運びたい人には「Lemorele USB-C Hub」が良いかもです。
放熱を考えられたデザイン?
側面の前後はこの様にソリッドになって穴が空いています。
放熱を考えられたデザインと推察しましたが、実際の所は分かりません。
表示が見やすい
スロットの1つ1つに、どういった規格のポートなのかが印字されています。
これはとても重要。
特にUSB-Cはパワーデリバリー(PD)に対応しているかどうかで、デバイスとポートの組み合わせが変わってきます。
SDカードは無いが
以前にレビューした「GIISSMO USB-C HUB Model: D09」との違いは、SDカードの有無です。
「GIISSMO USB-C HUB Model: D09」にはSDカードとマイクロSDカードのスロットがありますが、「Lemorele USB-C Hub」にはありません。
ただし僕が使っている原稿のMacBook ProにはSDカードスロットが付いているので、持ち歩くのであれば「Lemorele USB-C Hub」にしようと思っています。
MacBook AirでかつカメラなどでSDカードを頻繁に扱う人には向かないですね。
そういう人向けにLemoreleはSDカード・スロットが付いた7in1や9in1を用意しているみたいです。
僕は使ってないので詳細は分かりませんが。
特に欠点のないコスパも高い優等生ハブ
「Lemorele USB-C Hub」を2週間ほど使ってみました。
特に何の欠点もないUSB-Cハブです。
移動時のハブとしてはベストな選択の1つです。
ただし、あくまでもUSB-C。
ポート形状が同じのThunderbolt 3や4ではありません。
デスクトップ上に据え置きで設置用にと考えている人はUSB-Cハブではなく、ThunderboltのDockを強くオススメします。
USB-Cハブはあくまでも2台目の持ち出し可搬用途に。
でもデスクトップで
- ディスプレイを2枚、3枚と増やしたい
- USBポートが沢山必要
- 多くの外部デバイスをほぼ常時接続しておきたい。
などという必要性がなければUSB-Cハブで良いと思います。
あとはSDカード・マイクロSDカードのリーダーが必要かどうかですね。
SDカードリーダーが必要であれば「GIISSMO USB-C HUB Model: D09」。
SDカードリーダーが不要であれば「Lemorele USB-C Hub」でしょう。
またGIISSMOもLemoreleも今回紹介した製品以外にも種類があるみたいですので、その中から選ぶという方法もあるかと思います。
今回の内容はYouTubeにもしています。
ということで、今回はこの辺で。
ではまた。