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AirPods Pro 2ヶ月使ってみて【最高のワイヤレスイヤホン】

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岩崎将史まさふみです。
2019年の秋にリリースされたアップルの新しいワイヤレスイヤホン「AirPodsエアーポッズ Proプロ」。

多くのインフルエンサーが2019年のベストバイ1位に選んでいて、僕もとても気になっていました。
2019年の12月に注文したのですが、大人気の在庫薄で1ヶ月以上の入荷待ちでした。
1月の末にようやく届きました。

そして使い始めて2ヶ月が経ちましたので、レビューを書いてみます。
開封時に映像も撮っていたのでちょこっと動画も作りました。

ノイズキャンセルが凄い

AirPods Proの蓋を開ける
AirPods Proの蓋を開けてみる

まず最初に使ってみて驚いたのは、とにかくノイズキャンセルの性能が良いです。

超絶に静かになる

耳につけた瞬間に驚きました。

岩崎
岩崎

?!?!
超絶静寂だモ〜

普段から静かなレコーディング・スタジオで仕事をしている僕でも、付けた瞬間に驚くほどでした。

部屋の中は勿論ですが、屋外でも静寂を確保できます。
大通りや電車の中でも。

自然なノイズ・キャンセル・サウンド

正直これまでのノイズキャンセル付きの多くは不満があったのも事実です。
ノイズキャンセルはキャンセルの手法次第では聴きたい音も歪めてします。
サウンドが自然ではなく昔は「僕には向かないなぁ」と感じていました。

ノイズキャンセルの理論

音は空気の粗密の深度です。外部音声を取り込んで逆走にして再生すると打ち消し合って消えます。実際には周波数によって少しづれが出たりするので綺麗に消すのは難しく少しシュワシュワしたり違和感がでたりします。AirPods Proはその様な違和感を全く感じません。

2019年頃からサウンド的な問題も克服した優秀なノイズキャンセル付きイヤホンが登場し始めていた中でしたので、今回のAirPods Pro にも期待を持っていました。

そして、完全に期待以上のナチュラルなサウンドと静寂性でした。

外部音も取り込めるので安心

あまりにも静かだと、

外の音が聞こえないと危険では?

と考えると思います。
が、全く問題ないです。

外部の音を取り込む」に設定すると Air Pods Pro のマイク機能が働いて外部の音が聞こえるようになります。

超自然な外部音声の取り込み

この取り込み音がまた凄いのです。
とにかく自然。

耳と同じ位置に付いているステレオマイクですので、音の左右や奥行き感など、Air Pods Proを付けない状態とくらべて、ほとんど違和感がありません。

僕はライブやコンサートの演奏時にカナル型のインイヤーモニターを使いますが、インイヤーは自然過ぎてライブ中に付けているのを忘れる瞬間があります。

同じかそれ以上の自然さで、何も問題がありません。

デフォルトのままでベストなバランス

外部の音を再生していても、音楽や動画のコンテンツ音声をとても良い感じで聴くことができます。
内部のミックス・バランスが秀逸なのでしょう。

一応、設定を変えることもできますが、僕は何も変えていません
最初のデフォルト設定でパーフェクトです。

外部取り込みのON / OFF は簡単に切替可能

外部取り込みの ON / OFF はiPhoneの設定で簡単に変えることができます。

airpods proのipadでの設定画面
airpods proのipadでの設定画面

超絶に使いやすい

ノイズキャンセル付きのイヤホンは他のメーカーからも発売されています。
Air Pords Pro が特徴はアップルのデバイスでの使いやすさだとお見ます。

ケースの蓋を開けたらデバイスが認識

ケースの蓋を開けた瞬間にiPhoneが認識します。

最初だけはBluetoothの設定画面で接続を押さなければいけませんが、2回目以降は耳に付けた瞬間にiPhoneのスピーカーからAirpods Proのスピーカーに切り替わります

airpods proのケースを開けたら直ぐに認識
airpods proのケースを開けたら直ぐに認識

外した瞬間にスピーカーに切り替わる

Air pods Pro は耳から外した瞬間にオフになり、iPhoneやMacBookなどのデバイスのスピーカーに切り替わります。
何もする必要がなく、とても感覚的に使えます。

マイクも搭載で通話も快適

マイクがついているので、手がふさがっている状態での通話も快適
ノイズキャンセルもありますので、交通量の多い道路を歩いていても快適に話ができます。

ケースが超絶優秀

付属の専用ケースがとても優秀です。

バッテリー搭載の専用ケース

購入したAirPods Pro
購入したAirPods Pro

本体だけでも数時間はバッテリーが持ちます。
ケース内にもバッテリーが搭載されているので、ケースにしまうだけで充電が始まります。
そしてケースもiPhoneと同じライトニングケーブルか、充電パッドでの充電ができます。
置くだけで充電されるというのも便利です。

左右を間違えない

AirPods Proのケース
AirPods Proのケースの中

ケース収納の形状が独特で左右を間違えることがありません
右のAirPods Proは右に、左のは左にしか収納できないので、ケースを開いたら見た目通りに耳につけるだけです。

ケースの奥に充電用の電極接点が2つあります。

「落とす」「無くす」は考えにくい

落とす、無くすは考えにくいです。
カナル型ということでしっかりとしたフィット感があり、自転車通勤でも使いましたし、少し走ってもみましたが、一度も落ちることはなかったです。

iPadでもiPhoneと同じで簡単

iPadでも完全にiPhoneと同じように使えます
1つのAirPods Proを複数のデバイスで使い回す際は、流石に接続の切り替え作業は必要です。
が、設定画面からタップするだけなので、なんの煩わしさもありません。

MacBook Pro との組み合わせが最高

MacBook Proでも頻繁にAirPods Proを使っています

上のスクショのようにFinderのBlueToothから選択すれば直ぐに接続されます。

耳につければAirPods Proからサウンドが再生されます。
そして、耳から外した瞬間にMacBook Proのスピーカーに切り替わります。

実際の使用例

僕が毎日使っている状況を書いてみます。

通勤・通学の時

僕は通勤の時にほぼ必ず使っています。

  • 移動中に音楽、もしくは動画音声を聴く
  • 移動中にTELがかかってきた時にストレスフルで会話をする

どちらも問題ないです。
というか最高です。

AirPods Pro以前は電車の中では音声が聞き取りづらくなるのでテキスト記事を読むなどに切り替えていました。
徒歩時も自宅から駅までは閑静ですので問題ないですが、駅から会社までは国道沿いや上を高速が通っていることもあり、動画音声は聞き取れませんでした。

今では快適に聞き取れます。

大音量は危険

標準イヤホンの場合、ボリュームを最大にすると電車のなかなどでも聞き取れたりします。これは非常に危険です。静かなところで同じ音量で聞くとありえない音量になっている人がいます。カナル型、インイヤーは小さな音でも快適に認識できるように耳を守るために生まれた方式です。大音量にせずAirPods Proにして適切な音量で視聴しましょう。

通勤時にワイヤーがないというのも物凄く快適です。

自転車にiPhoneを取り付けて通勤
自転車にiPhoneを取り付けて通勤

ワイヤレスは自転車でより大きな効果を発揮してくれます。

仕事をする時

仕事をする時にAirPods Proをつけてるときがあります。
スタジオでは静かなのでそれほど付ける機会はないですが、自宅では絶大な効果を発揮します。
子どもたち3人を始め家族の生活音が付けた瞬間にピタッとシャットダウンされます。

めっちゃ仕事に集中できます。
気づくと数時間たっているのもざらに。

このブログも大抵は自宅で早朝か夜に書いていますが、AirPods Proのおかげで集中しやすいです。

遊ぶ時

遊ぶ時、といってもゲームをするときですね。
臨場感たっぷりにサウンドが再生されます。
またイヤホンですので、左右の音の動きも的確に分かります。

寝る時

実は寝る時に付けて寝ていることが半分くらいあります。
リラックスできる系の何かしらを聴きそのまま寝てしまうことが。
付けている間は静寂ですので、とっても深く眠れている、はず。

ただしバッテリーが切れる時に「ポポ〜ん♫」と音がなり目が覚めます。

今日も付けたまま寝ていたのですが、11時頃に寝て4時頃になりました。
ただ、僕の場合は毎日それくらいに置きているので、ちょうど起きるタイミングで今の所はなる感じです。

使っているうちにバッテリーの性能は落ちますので、時間は短くなってくると思います。
ですので、寝る時の使用は近いうちに止めると思います。

が、今の所は快適です。

音楽制作に使えるか?

気になるのは音楽制作で使えるかです。

サウンドクオリティーは素晴らしい

音楽クリエイターにとって気になるのは、音楽制作でAirPods Proが使えるか?です。

昔の有線タイプの標準イヤホンはサウンド的に✗でした。

昔のワイヤードイヤホンはダメだった

音楽クリエイターやサウンドエンジニアの人なら分かると思いますが、妙に低域が膨らんでリリースが残るダンピングの悪い音。
形状から来ていると思われますが、かなり違和感のあるサウンドでした。

今回のAirPods Proは最高です。

僕は、インイヤーモニターとして、M-AudioSHUREの6万くらいの奴などいくつかを持っていますが、AirPods Proが1番自然です。
サウンド的にもとても良くできています。

レイテンシーが多いので使えない

ただし、予想していたとおりでワイヤレスということでレイテンシーが多いです。

レイテンシーとは?

レイテンシー遅延。プログラムがサウンドを再生してから物理的に音声が出力されるまでの時間的ラグ、遅れのことです。


そのためDTMでは使えません
鍵盤を演奏したら余裕でテンポ100前後でも16分音符以上送れて聴こる感じです。
全く演奏になりません。

これで練習したらどんどん下手になることでしょう。

これはAirPods Proの問題というよりかはBlooToothである以上は割けて通れない問題だと思われます。

DTM以外ではレイテンシーの補正は完璧

ただし、DTM以外の音楽視聴ゲーム動画視聴などは今の所全くレイテンシーはありません
これは再生時に先読みしてデバイスにあわせて適切に遅延補正を行っているからだと思います。

あまり他のデバイスは使っていませんが、アップル製品であれば、このあたりはOSで適切に処理されているのでしょう。

DTMでの使用は最初から期待していなかったので、僕にとっては全く問題のないことでした。

今のところ不満はなし

購入したAirPods Pro
購入したAirPods Pro

ということで、今の所、不満はなし
iPhoneかiPad、MacBookユーザーで、

  • ワイヤレスのイヤホンが欲しい
  • 手を話して通話をしたい
  • 騒音の多いところでも静かに音楽や動画を見たい

というと人であれば、どんな人にも超おすすめです。

では、また。

AirPods Pro
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