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一眼ミラーレスカメラを車載カメラにして旅行してみた|SONY α6400(他のカメラやGoProも可)

ミラーレスカメラを車載カメラに_thumbnail カメラ・映像・ライブ配信
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こんにちは、岩崎将史まさふみです。

先日、墓参りを兼ねた帰省旅行を強行してきました。

その2日前にふと思いついたのです。

「ミラーレスカメラを車載カメラにしてS-LogやHLGなどで撮影できないかな?」

まあ出来るでしょうし、既にやっている人たは多くいらっしゃると思います。

色々と方法を考えながら調べつつやってました。

結果はうまくいきました。

かなり少額の費用でできたので、簡単に解説します。

車両にマウントする方法

ミラーレスカメラを車載カメラ化する方法は色々あると思いますが、僕は3つの方法を考えました。

  • ダッシューボードに固定
  • 運転席のアームレストに固定
  • フロントガラスに固定

ダッシュボードへのマウント

まず最初に思いついたのはダッシュボードに固定する方法。

おそらく多くの人も一番最初に考えますよね。

方法をいくつか思案してみたのですが、エアバックと干渉して大事故になるかも。

ノアのダッシュボードの写真

我が家の車はトヨタの「NOHAノア」です。

トヨタ「ノア」NOHAのダッシュボード
トヨタ「ノア(NOHA)」のダッシュボード

この感じだと、エアバックの干渉を避けて設置するのは中々に難しそうです。

さらに「NOHAノア」はダッシュボードの表面がザラザラとした凹凸があります。

岩崎
岩崎

固定するにしても、それなりに工夫が要りそうだモ〜

ということで、次の方法を考えることにしました。

アームレストへのマウント

次に考えたのが「アームレストへの設置」です。

「既にやっている人がいるのでは?」ということで検索。

いくつかのYouTube動画を発見しました。

そのうちの動画の1つをがコチラ。

取り付けは簡単で安全性も高く良さそうです。

岩崎
岩崎

これは簡単で安全で良さそうモ〜!

と最初は思いましたが…。

大問題がありまして、撮影した映像をみると、

岩崎
岩崎

車内がガッツリ写ってるモ〜

まぁ、そりゃそうですよね。

人間の目線と同じような位置か少し後ろにになってしまいますから。

この方法は僕の撮りたい絵とは少し違うのでボツにしました。

前方の風景だけがキレイに「バーンっ!」と写ってほしいのです。

吸盤をフロントガラスへ

最後に思いついたのは吸盤状の物をフロントガラスの上部へ固定する方法です。

もともと純正の車載カメラが付いていますので、その横であれば上部は気にならないはず。

ということで検索をしたところ、良い感じの商品がありました。

EXSHOWのその名も「吸盤カメラマウント」という商品です。

大型吸盤の先に短めのアームと自由雲台が付いています。

安い!

二千円もしない金額でしたので、速攻でポチりました。

ポチったのが夕方でしたので明後日の出発に間に合うか心配でしたが、無事に翌日配送されました。

ガッツリ食いつく大きな吸盤でビクともせず

早速設置の実験をしてみたところ、がっつりとフロントガラスはくっつきました。

吸盤の威力は絶大で人間の手では力いっぱいに引き抜こうとしてもピクリとも動きません。

取り外しは簡単

「では、外せないのか?」

というとそうではありません。

吸盤を中から引っ張るノブついてますので、それを引き上げると簡単に外れます。

試しにダッシュボードにも設置を試みてみまいましたが、やはり吸盤がくっつきませんでした。ダッシュボードに凹凸による模様がデザインされているための様です。

マウントはまずは大成功でした。

取り外しのしやすいクイックシュー・プレート

「EXSHOW・吸盤カメラマウント」には自由雲台が付いています。

1/4インチのカメラ用ネジが付いていますので、こちらにそのままミラーレスカメラを取り付けることは可能です。

が、車に載ってから毎回クルクルとネジを回して固定するのは現実的ではありません。

毎回、自由雲台の角度を微調整しなければならなくなります。

僕は基本、全てのカメラにクイック・シューをつけています。

クイックシューがあれば、アームや自由雲台は固定したままでワンタッチでカメラを取り付けることが可能です。

マンフロット互換の200PLに統一中

クイックシューの過去記事でも書いたように、僕はクイックシューを「Manfrottoマンフロット」で統一していっています。

Manfrottoマンフロット」のクイックシューにはいくつかの種類がありますが、最も安価な「200PL」というプレートの規格は、多くのメーカーから互換品が発売されています。

「200PL」で統一しておけば、様々なシチュエーションに合わせて複数のカメラを、どんなスタンドやアームにも一瞬で取り付けできるようになります。

試しに安価なサードパーティ製を購入

僕のスタジオ「フルハウス」では「Manfrottoマンフロット」純正のクイックシューを揃えています。

今回も純正品にするか迷いましたが、試しにサードパーティの激安品を購入してみることにしました。

「UTEBIT」というメーカーのクイックシューにしたのですが、純正品に比べるとかなり安いです。

岩崎
岩崎

明後日の出発に間に合うかモ〜?

という不安がありましたが、無事に翌日到着しました。

最初はとまどったが中々良い

安価なのである程度の粗悪品や問題があることは覚悟しつつ「物は試し」で購入してみたのですが…。

結論は「とても良かった」です。

僕やスタッフの評価は「純正より着脱しやすい」です。

カメラを取り付ける際にプレートでスイッチが押されて自動的にロックされます。

カメラを外すときもノブを開くと自動でカメラが押し上げられて、実に取り出しやすい。

文章ではさっぱり伝わらないと思いますが… ^^;。

1/4インチネジだった

このUTEBITの200PL互換はネジピッチが1/4インチでした。

多くのカメラは1/4インチを採用していると思います。

吸盤式設置アームも1/4インチのネジでしたので、今回はそのまま取り付ける事ができました。

Manfrottoマンフロット」純正は3/8インチでした。

Manfrottoマンフロット」純正品のネジピッチも2種類あるかも知れません。有人のカメラマンによると彼が購入したものは1/4インチだったようです。僕がたまたま3/8に当たってラッキーだったのか?

その場合は変換ネジが必要でしたので、上手くつけられて良かったです。

できれば変換ネジは使いたくないですからね。

3/8インチネジで統一したいので、

ただスタジオ内は基本3/8で統一中です。

これは「何故か?」というと、理由は2つです。

  1. 音楽スタジオ機材は基本3/8
  2. 1/4より3/8の方が太くて頑丈

マイクなどの音楽スタジオ機器は3/8が主流でそれに統一されています。

ですので僕の場合はカメラも3/8で統一しておいたほうが、スタジオやマウントアームなど全て共用できます。

そしてここ数年、録音用にもも愛用している「Manfrottoマンフロット」のスタンドですが、こちらも3/8インチでした。

長さがいくつかありAmazonのタブで選べます。

撮影時の照明用として販売されているものですが、僕が購入した「Manfrottoマンフロット」製品は全て3/8インチで統一されていますので「映像機器も3/8で統一」と僕の中では決めています。

ピッチ変換ネジは増やしたくないですからね。

この「Manfrottoマンフロット」のスタンドはかなりオススメです。
また別な記事で詳細取り上げようと思います。

日中でも撮影可能なNDフィルター

車載カメラ運用の最後に必要な物がNDフィルターです。

ISOを最低にしても白飛びする日中

カメラを普段から使っている人なら分かると思いますが、日中の撮影では「NDフィルター」が必須です。

日中は光量が多すぎて、動画撮影に最適な設定だとISO感度を最低にしても白飛びしてしまったり、明暗差が激しい箇所での露光合わせが無理だったりします。

スチールしか撮影しない人はシャッタースピードなどで解決しているかも知れませんが、動画の場合はそうはいきません。

シャッタースピードを早めて光の量を押さえる調整も可能ですが、そうすると動きのある映像には問題も出てきてしまいます。

そこで「NDフィルター」という要は人間の目で言うところの「サングラス」を付けます。

可変フィルターが理想

「NDフィルター」には「可変型」と「固定型」があります。

減光量の調整を可変にするか固定にするかの違いです。

今回は旅行ということで、どのようなシチュエーションが待っているか分かりません。

「可変型」を購入することにしました。

良質な可変フィルターを求めて

とはいえ僕もカメラ機器については基本的には専門外。

「どの商品がベストなのか?」の情報はあまり持っていません。

普段から仕事でアートワークをお願いしている専門家にアドバイスを求めました。

その彼がススメてくれたのがこちらの商品です。

今回はSONYソニーの「α6400」のズームキットレンズで挑むことにしましたので、40.5mmの最大ND32です。

流石、専門家のおすすめだけあって最大値でもXムラも無く綺麗な映像でした。

こちらも出発の2日前、しかも夜20時頃にAmazonでポチりましたが、無事に翌日到着しました。

撮影成功。YouTubeにしてみました。

これらのパーツの到着から開封についてYouTube動画にしてみました。

興味のある人はどうぞ。

そして設置テストも完了したということで、早朝に名古屋を出発。

需要があるとは全く思っていませんが、VLOG製作の経験値アップのために練習も兼ねて動画を作ってみました。

高知から名古屋への帰宅移動も全て撮影してきましたが、流石にコレくらいにしておきます。

また次の旅行のタイミングがあったら作るかもですが。

ではまた。

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