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SONY α7IV を手放す理由 (a7IV)

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こんにちは、岩崎将史まさふみです。

前回のブログ記事でSONYのミラーレスカメラ『α7IV』を手放す旨をお伝えしました。

今回は手放すことにした理由を解説します。

2点だけ不満があるりカメラだった

発売日に購入し使ってきたSONYのミラーレスカメラ α7IV (a7iv)

僕の結論としては『2点だけ不満があるりカメラだった』というのが理由です。

  • 『CF-Express type A』のダブルスロットが必要
  • 4Kでの長尺動画撮影が不可

上記2点が僕が『α7IV』を手放す理由となります。

先ず前提として上記の2点以外は何の不満もない素晴らしいカメラです。
撮れる画も最高です。

僕が撮影する条件だとこの2点が重要となるシチュエーションが多いというだけで、多くの人には問題にならない場合がほとんどだと思います。

似たような境遇の人がカメラを購入する際の判断の1つになればと思いますので、少し詳しく解説します。

『CF-Express type A』のダブルスロットが必要

ソニーのCF Express Type A カード TOUGH 160GB
ソニーのCF Express Type A カード TOUGH 160GB

α7IVには2つのカードスロットが搭載されています。

1つ目は『CF-Express type A』と『SDカード』兼用。
2つ目は『SDカード』のみ。

この2つ目が『SDカード』のみというのが僕には大きな問題でした。

SDカードだと何が問題なのか?

それはズバリスチル写真撮影時の連射の持続時間です。

α7IVの写真連射は秒間10枚。
これはミラーレスカメラとしては極々標準的な速度です。

この速度事態は僕には何の不満も無く、もっと高速連写が欲しいと感じたことはありません。

イルカショーでも運動会でも、ライブやイベントなどでも必要十分です。

ガチのプロスポーツカメラマンは20~30秒は必要だとよく言われていますが、僕には十分です。

ただし問題はその連射の持続時間。

α7SIIIやα7RVは無限連射撮影が可能です。

両機とも『CF-Express type A』と『SDカード』の両方に対応したカードスロットを搭載しています。
そのため両方に『CF-Express type A』を指しておけば無限に連射が可能です。

『CF-Express type A』は『SDカード』に比べて圧倒的に高速にデータの読み書きが可能なメモリーカードです。

一方α7IVは連射は数秒間までしかできません。
1つがSDカードスロットですので、SDカードの書き込み速度が遅いため何枚か連写をするとカメラ本体のメモリバッファが一杯になってしまい、撮影できなくなります。
連写が止まり1秒間に1~2枚の速度になる感じです。

これがどれくらいの感じかをイメージしやすい例ではなしをします。

小学生の娘の運動会。
100m走を撮影するシチュエーション。

スタートの合図とともに連写を始めます。
ゴールまでをひたすら撮影して、ピント合った良いカットが数枚撮れることを目指して。

走っている半分くらいのところで連写が止まります。
そこまで秒間10連写だったので、3枚になり、ゴール付近では1~2枚くらいに。

めちゃ焦ります。
ゴールテープを切る一番欲しいシーンが撮れない、ということがありえます。
(幸いにも前回の運動会は丁度タイミングが合って撮影できましたが)

ライブ・イベントなどでも数秒間から10秒程度の連写が必要な時はそれなりにあります。

そんな時はα7RVかα7SIIIの出番。

これがα7IVを手放すことにした1つめの理由です。

SONY ( ソニー ) / α7R V【ILCE-7RM5】

4Kでの長尺動画撮影が不可

数時間に及ぶコンサートの収録でも止まらずに安定して4K収録が可能なSONY α7SIII (a7siii)

これがα7IVを手放すことにした2つめの理由『4Kでの長尺動画撮影が不可』について。

機能としてα7IVに動画撮影の時間制限はありません。

試したことはないですが、フルHD (1080P) での収録であれば、おそらくメモリーカードの容量が許す限り無限に録画できると思われます。

4K収録時はカメラの発熱が酷く、数十分で熱停止してしまいます。

僕は個人的なVLOGやスタジオでの演奏動画の映像制作も多いですが、一番多いのはコンサートやライブの収録です。

ライブ・コンサートやイベントなどは3時間以上の収録というのが頻繁にあります。

下記のカメラを所有していますが『ZV-E10』意外は全て4Kで事実上無限に収録できます。

  • 3台のα7SIII
  • 1台のFX6
  • 1台のα7RV
  • 2台のZV-E10
  • 2台のGoPro

これらのカメラに加えてコンサートの規模感に応じ数台から10台程度を調達して対応しています。

2~3時間から8時間に及びライブやイベントまで、1度も止まったことはありません。
GoProですら4Kでいつも数時間収録してます。

ZV-E10と同様にα7IVだけフルHDにすれば良いのでしょうが、それなら別のカメラに入れ換えた方が良いと考えてしまいます。

スチル写真機としての座をα7RVに譲り渡す

α7IVは4Kでの長尺収録が不可ということで、コンサート収録時はスチル写真用として稼働してきました。

ですがα7RVを導入した事により、スチル写真はα7RVメインになってしまいました。

写真サブ機としては十分に使えると思います。
サブ機用に残すかどうかは凄く悩むところではあるんですけど、登場頻度がそんなに多くないだろうということで一度手放すことにしました。

ヤフオクに出品してみる

ということでα7IVをヤフオクに出品してみました。

新品の購入価格が30万円ちょいですので、24万円くらいのスタートかな?と始めてみました。
SONYストアの3年ワイド保証に入ってますので、まだ1年以上、故障や落下、水没などの保証に対応してくれます。

20万円を切る金額になるならサブ機として残しておこうと思います。

ということで、今回は『α7IVを手放す2つの理由』について解説してみました。
それではまた。

動画にもしてみました
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