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ピアノ演奏の高音質プロモーション動画|完成までの3時間を解説

DTM・レコーディング系ノウハウ
この記事は約6分で読めます。

こんにちは、岩崎まさふみです。

本日は急遽、コンサートのプロモーション動画の制作をしました。
超絶技巧ピアニスト、加藤あやさんのコンサートです。

素晴らしいバイオリニスト戸島さや野さんとのデュオでのコンサートなのですが、その詳細は後述します。

今回は急遽行ったプロモーション動画制作について解説します。

動画はコチラ

録音のオーダーでしたが

ピアニスト加藤あやさんは、以前にも僕のスタジオ「フルハウス」に訪れて頂いてレコーディングをさせて頂きました。

今回も録音のオーダーで、

加藤あやさん
加藤あやさん

1分程度の曲なのですが録音お願いできますか?

岩崎
岩崎

もちろん喜んでですモ〜。
1分程度なら1時間スタジオを予約頂ければ十分そうですモ〜

加藤あやさん
加藤あやさん

念の為に2時間で予約させてください♫

というやり取りをメールでしております。

本日スタジオに見えて、

加藤あやさん
加藤あやさん

コンサート告知の動画を作りたくて、その録音をお願いしたいのです。
スマホで撮影しても良いですか?

とのこと。

動画の撮影やりたい

なんと、それならば是非やらせてくださ〜い。
ここ1年はシコタマ照明やカメラなどの撮影機材に投資をしてきました。
スタジオにある機材たちを使わない手はありません。

録音と撮影は準備から完了まで1時間

加藤さんの様な素晴らしいピアニストの動画づくりは楽しみ以外の何物でもありません。

録音はセッティングから完成までで1時間もあれば十分。
撮影も同時にやるので、編集をその後の1時間で行えば予定通り2時間で動画完成までイケると踏みました。

録音と撮影機器をセッティング

ということで、少しお時間を頂いて照明やカメラを立てつつセッティング。

照明は先日導入したGodoxをキーライトに。

カメラはもちろん愛機であるSONY α7S IIIを2台導入。

マイクはいつものピアノソロ用黄金マイクセット、

  • B&K (現DPA) 4006
  • ROYER R-121

をセットしました。

もちろん音質も画質も妥協なくベストな設定を選択。

15分ほどでセッティングを終えて、いよいよ録音撮影開始です。

4テイクを収録

本番収録は4テイク行いました。

その中から一番良い演奏の1つをそのまま使おうという方針です。
演奏時間は1分ですので、4テイクとっても数分です。

予定通りに演奏収録を終えました。

動画編集のための仕込みに1時間

収録を終えたら、音は直ぐにミキシングとマスタリング作業に入ります。

現在ではフルハウスの事実上のチーフエンジニア?「山田たかのり」にお任せ。
12年毎日一緒に仕事をしてきましたので、もう僕の仕事のオーディオ部分は90%身につけています。

僕は平行して動画編集のための準備に取り掛かりました。

どうしても時間のかかるトランスコード

動画の仕込みは結構大変で時間が必要です。

何に時間が必要かというとトランスコード。

トランスコードとは動画ファイルをカメラから読み込んだ後に、編集できるフォーマットに動画ファイルを書き換える作業です。
通常画質であれば数分で終わるのですが、音楽演奏動画は僕は毎回 4:2:2 10bit 4K HDRで撮影しています。
この形式は高画質な分、通常の動画ファイルよりとても重いファイルでトランスコードに時間がかかるのです。

その辺りの大変さはコチラの過去記事でも解説しています。

今回は1時間ほど掛かってしまいました…。
まあ、その間に音のミキシング、マスタリングなどを完了できなので無駄な時間にはなりませんでしたが。

編集作業と書き出しエンコード

トランスコードが終わったら編集に取り掛かります。

動画編集をやる事に急に決めたので、実は、

  • どんなコンサートなのか?
  • どのような流れの動画にするのか?

などを何も知りませんでした。

取り急ぎコンサートのフライヤー(チラシ)とそれに使われている写真素材を頂きました。

考えながら加藤あやさんと一緒に30分ほど作業し、形になりました。

各プラットフォームに合わせた規格での動画作成

今回の加藤あやさんが考えていたメインのプラットフォームは、

  • Facebook
  • Instagram

の2つでした。

それぞれ推奨されている動画の仕様が異なります。

YouTubeなどは高品質で4K60fpsまでいけますが、FacebookとInstagramは30P。
推奨解像度も720pと1080pとで違います。
(これには諸説ありますが…)

撮影はSONYの60fps規格である59.97fpsですので、まずは4K60fpsのマスター動画を作成。

これが最初にご覧いただいたフルハウス・ミュージック・チャンネルにアップしたYouTube動画です。

この画質の劣化を避けるため、全く同じ内容にてFacebookとInstagram用のプロジェクトを作成。

それぞれのマスターファイルを作成してエンコード作業に入ります。

エンコードの最適化で効果的なプロモーションを目指す

そして各プラットフォーム毎に作成したマスターファイルを、アップロード用にエンコードしていきます。

エンコードとは?
エンコードとはSNSや動画投稿サイトなどでアップできる軽量な動画ファイルに変換する作業です。

今回はこんな感じでエンコードしました。

そしてそれぞれの動画投稿がこんな感じです。

加藤あやさんのFacebook投稿

加藤あやさんのInstagram投稿

それぞれ違いがあって面白いですよね。

合計3時間で高音質演奏動画を完成

こんな感じで今日の午前中の仕事が終わりました。

朝の10時からセッティング初めて、13時には全てが完了。

午後はまた別のレコーディングセッションでした。
こちらはまたの機会にお知らせさせて頂くことになると思います。

こんな感じで、レコーディングスタジオでお手軽に短時間で動画も作れちゃいます。
気になる方は是非、僕のスタジオ「フルハウス」にお問い合わせください。

最後にピアニスト加藤あやさんのInstagram投稿をお知らせ。

ではまた。

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