こんにちは、岩崎将史です。
シンガーソングライター・加藤梨菜さんの新曲「みんなでうたおう」を公開しました。
今回も全面的にプロデュースなど担当させて頂きました。
みんなでうたおう – 加藤梨菜 MV
上記が公開した「みんなでうたおう」のミュージックビデオ(MV)です。
僕が担当させて頂いた内容は次。
- プロデュース
- 編曲 (アレンジ)
- 演奏
- ピアノ
- キーボード（オルガン）
- ドラム
- シンセサイザープログラミング
- 録音
- ミキシング
- マスタリング
- ミュージックビデオ
- ディレクション
- 撮影
- 編集
他にもあったかもしれませんが、大きな所はこんな感じ。
いやぁ、今回もめちゃくちゃ頑張りました。
全体的な事を考えながらのプロデュース
プロデュースは全体的なこと全てを考えて体制を整えます。
具体的には企画・構成・制作方法などを加藤梨菜さんと相談しながら。
そして最も重要な仕事は予算の捻出。
今回はというかいつもそうですが、特にスポンサードやタイアップ等があるわけではないので、回収を考えた現実的な予算組を考えなければいけません。
僕のモットーは、
活動を継続できる無理のない予算で作成を続けるのが大切だモ〜
というわけで、現状のPVや音源セールスの売上の範囲で持続可能なSDなんちゃら的な予算組をしていきます。
となると、当然ほとんどの行程を僕がヤラなきゃいけなくなる訳で、まあ自分で自分を追い込む事になるのですが、何でもやりたい人なので楽しく制作しております。
タイトルを表現すべ大勢で歌えるアレンジに
編曲は、タイトルにも現れているように明るく楽しく、できれば大勢で歌っている感じ、少しゴスペルっぽいハーモニーアレンジを加えても良いかなと。
その分、バックの楽器はシンプルにしようと思いました。
時期的に１人で頑張ることを決断
ピアノはいつもどおりに弾くとして、今回は全ての楽器を自分でやってしまおうかなと。
予算は掛けれないというのもありますが、加藤梨菜さんの、
クリスマスに新曲を出したいです
という要望を叶えるには、ミュージシャン達がクソ忙しい12月にブッキングをするのは申し訳なさ過ぎる…
ということで、今回はバンドメンバーは無しで僕１人で頑張る事にしました。
ドラムに久々に挑戦
ピアノとオルガンはいつもどおりとして、今回はドラムにも挑戦。
最初は打ち込みで作成していたんですよね。
それも悪くはないんですけど、やはり打ち込みのドラム音源ってどうしてもトップエンド（超高域）のサウンドの粗さが気になる。
普段から生の音に触れている自分としては。
96Khzのハイレゾ録音をしているので、打ち込み素材は44.1Khzだったり48Kだったりするのも影響しているかもしれません。
そこで特に気になるハイハットやシンバルなどは生演奏することにしました。
10代の頃はドラムを叩いてライブなどの経験もありましが、普段全く触らないのでさてどうなることか？
以外にスムーズにいって30分くらいで完成できました。
フルキットは無理なのでもちろん分けての録音ですけどね😅
オルガンとベースはLOGIC Proで
オルガンとベースはLOGIC Proにてシーケンス収録。
いわゆる「打ち込み」ですが、僕は基本、手弾きでのリアルタイム入力なので、レコーディングとほぼ一緒。
シーケンサーだと修正が便利ですよね。
録音と撮影を同時に進行
今回はメインボーカルだけでなく、バックグランドボーカルも重厚に編曲しました。
BVパートの録音は弊社フルハウスの社員にお任せです。
近年は僕は特別な要望がない限り録音のオペレートは社員に任せています。
録音作業って拘束時間がめっちゃ長いのです。
そうすると全ての会社業務が止まっちゃうんですよね。
出来上がったテイクを聴かせて頂いて、気になる所があれば希望を出してという感じで進めています。
ミュージックビデオ（MV）の撮影は録音と同時進行だったので、僕はもっぱら撮影の方を担当していました。
加藤梨菜作品を初ミキシング
ミキシングは僕が僕が担当しました。
実は加藤梨菜作品を僕がミックスするのは初だったりします。
オリジナル曲もバンドでの演奏動画も全て社員に任せてきました。
特にバンド演奏動画はスタッフの経験値アップを目的として始めた部分もありましたので、極力何も言わずに任せる方向で進めていました。
今回は敢えて僕でのMIX作業。
とはいえ年末のクソ忙しいなか2~3時間しか取れず。
十分な時間が取れたとは言いづらいですが、中学生の頃から毎日の様にずっと続けている作業です。
限られた時間の中ですが最大限まとめて見ました。
ミックスとマスタリングが完了したら、TuneCore Japane へアップロードて音楽配信ストアの準備は完了です。
ファンも参加のミュージック・ビデオ
映像関連の仕事もすっかり増えしまった僕ですが、今回のミュージックビデオ（MV）撮影も行いました。
加藤梨菜さんと、今回、バックグランドボーカル(BV)で参加頂いたコーラス・グループ「Give U Hoeny」の3名は、スタジオでのレコーディングと同時に僕が撮影。
今回は「できるだけ多くの人に参加して欲しい」というイメージを持っていたので、無い知恵を絞ってファンの方々などに動画参加いただく企画を考えました。
参加動画を募集の告知動画を作って募集。
参加希望者が自動で申し込みして動画をアップロードできるようにシステムを構築。
そうそう、僕は少ないながら店舗や企業などのWEBサイトの企画制作の仕事も頼まれてやっていたりもしました。
といっても今回は全く横行なものでなく、あり物のサービスの組み合わせで対応。
なんて便利な時代になったのでしょう。
多くの人に参加いただいての感謝と怒涛の編集作業
参加募集動画は蓋を空けてみたら多くの人の応募がありました。
おかげさまで楽しいミュージックビデオになりました。
本当にありがとうごじました。
青松あいかさんにオリジナル・イラストを発注
今回の動画はもう１つ、新しい試みをしました。
オリジナル・イラストの発注です。
加藤梨菜さんと相談して青松あいかさんというイラストレーターに発注することにしました。
発注してなんとビックリ。
まさかの名古屋音楽大学の卒業生で、僕の後輩にも当たるのでした。
青松あいかさんには素晴らしいイラストを書いて頂いたので、それを動画内でアニメーション。
僕にはアニメーション化のノウハウや時間は無いので社員に担当してもらいました。
初トライかつ工期が2~3日という中で、よくやってくれました。
作ってもらったアニメーションを動画に組み込んで作業完了。
2022年のクリスマスに公開
こうして「みんなでうたおう」は2022年のクリスマスに公開することができました。
このブログを書いているのは2023年の2月10日ですので、
ブログ記事書くのおせぇよ😅
とお思いかと思います。
今回の年末から年明けは、まじで休みが無かったんですよ。
12月から今日まで、まだ1日も休めてないです。
そして気がつけば次の曲の制作の終盤作業に‥
あかん、前作のブログがまだ書けてなかったモ〜
ということで、慌てて執筆したのでした。
というわけで今回はこの辺で。
ではまた。
コメント
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